パナソニックの衣類スチーマーNI-FS340とNI-FS540は何が異なるのでしょうか。
違いは6つあります。わかりやすく紹介します。
次のページでは、パナソニックの衣類スチーマー10モデルについて一覧表で機能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
目次
6つの違い
NI-FS340とNI-FS540はどちらも2018年モデルです。
NI-FS340はベーシックモデルで、NI-FS540は中級モデルという位置づけです。
違いは次の6点です。
- 立ち上がり時間
- スチームの出る角度
- スチーム面がラウンドかフラットか
- ワイドスチームの有無
- 瞬間3倍パワフルスチームモードの有無
- 自動ヒーターオフの有無
具体的にどう違うのか、表で比較してみましょう。
モデル | NI-FS340 | NI-FS540 |
カラー展開 | ||
特徴 | スタンダードモデル。ラウンドアイロン面採用。連続スチーム量は上位モデルと同じ。 | スチームがどの角度でも出る360°スチームになり、瞬間3倍パワフルスチームモードが追加される。立ち上がり時間は24秒に短くなる。 |
立ち上がり時間 (約) | 30 秒 | 24 秒 |
スチームの出る角度(約) | 220° | 360° |
スチーム面 | ラウンド | フラット |
スチームモード | 連続パワフルスチーム | 連続パワフル&ワイドスチーム 瞬間3倍パワフルスチーム |
自動ヒーターオフ | – | ◯ |
スチーム持続時間(連続約) | 4 分 | |
注水量(約) | 50 mL | |
連続スチーム量 | 平均 約 11 g/分 | |
消費電力 | 950 W | |
外形寸法 (本体) |
約 7 × 14.5 × 15 cm | 約 7 × 15 × 15 cm |
本体質量 (約) | 665 g | 705 g |
参考価格 | ピンクブラック: ¥7,980〜(2024/11/11 09:43) |
ダークブルー: ¥11,000〜(2024/11/11 09:43) |
ピンクゴールド: ¥9,460〜(2024/11/11 09:43) |
立ち上がり時間やスチームの出る角度についてはNI-FS540の方が性能が良いですが、スチーム量や、スチーム持続時間については同じです。
本体サイズや重さについてもほぼ同じです。
それでは、これらの違いについて詳しくみていきましょう。
違いの詳細
立ち上がり時間
電源をONにしてからスチームが出るまでの立ち上がり時間は、NI-FS340では約 30 秒であるのに対し、NI-FS540では約 24 秒と2割ほど短くなっています。
6秒くらいの違いは大した違いではないかもしれませんが、忙しい朝に服にスチームをかけたいというときには、少しでも立ち上がりが早いほうが嬉しいかもしれませんね。
スチームの出る角度
NI-FS340は、ハンガーにかけた衣類に平行にスチーマーを向けた場合、スチームの出る角度は 220°です。
この説明はわかりにくいのですが、具体的には次の画像のように、スチームが出てこないスチーマーの向きがあるということです。
スチームが出ない方向では、スチーマーを180°持ち換えて使うことになります。
NI-FS540では、スチーマーをあてる向きを気にしなくてよい「360°スチーム」の機能があります。
どの向きでもスチームが出てくるので、スチーマーを持ちかえる必要がありません。
スチームが出る方向を気にするのは面倒ですので、360°スチーム機能はあるほうが良いでしょう。
アイロン面
NI-FS340はラウンドアイロン面で、NI-FS540はフラットアイロン面です。
ラウンドアイロン面とは、次のようにアイロン面が曲がっていることです。
ラウンドアイロン面は衣類にフィットしやすく、プレスできないフリルやリボンなども立体的に仕上げることができます。
しかし、アイロン台を使ったプレスはうまくできません。
一方で、フラットアイロン面は、通常のアイロンのように平らなアイロン面です。
ハンガーにかけた衣類にスチームするだけでなく、アイロン台を使ったプレスをして、シワをしっかり伸ばすこともできます。
通常のアイロンを持っていない方は、フラットアイロン面のほうが二役として使えるので便利でしょう。
フラットアイロン面でも慣れれば、アイロン台の角の曲面になっている部分を用いて、立体的な衣類にアイロンをかけることもできます。
ワイドスチーム
NI-FS540ではスチーム穴が、スチームが広がりやすいように円状に配置されています。
NI-FS340では、直線上に配置されています。
NI-FS340でもスチーマーを動かす方向を工夫すれば、シワの伸びなどにそれほど違いはでないと思います。
瞬間3倍パワフルスチーム
NI-FS540に搭載されている瞬間3倍パワフルスチームモードは、瞬間的にパワフルスチームの約3倍のスチームが約3秒間噴射されて、さらに強力に脱臭できる機能です。
3倍パワフルスチームを噴射するには次のようにします。
- スチームボタンを約10秒間長押ししてから、ランプが2つ点灯するのを待ちます。
- その後、スチームボタンを連続で2回押すと、噴射されます。
手順がやや面倒ではありますが、襟や脇の下の部分など、特にニオイが気になる部分に使いたい機能です。
自動ヒーターオフ
NI-FS540についている自動ヒーターオフ機能は、電源 ON 状態で約 60 分間スチームを使わなかった場合、ヒーターがオフになる機能です。
出かける前に急いでスチームをかけたのはいいけど、電源を切り忘れた、ということがもしあっても、自動でヒーターが切れるのは安心です。
おすすめはどちら?
以上のように、いくつかの違いはありますが、大きな違いは、360°スチーム機能と3倍スチーム機能だと思います。
アイロンを持ち換える必要のない360°スチーム機能や、脱臭に効果があるという瞬間3倍パワフルスチーム機能を使いたいという場合には、NI-FS540がおすすめです。
NI-FS540は、最上位モデルのNI-FS740と比べても水タンク容量が違うだけで、高性能なモデルになっています。
一方で、瞬間3倍スチームは必要なく、スチームの出る角度範囲は220°でも持ち換えるから気にしないという方は、NI-FS340がおすすめです。
必要な機能に絞ったシンプルなモデルですが、スチーム量や、スチーム持続時間についてはNI-FS540と同じです。
あとは、これらのモデルでは本体色も異なりますので、好きな色で選ぶというのも良いと思います。
価格は次のようになっています。
モデル | NI-FS340 | NI-FS540 |
参考価格 | ピンクブラック: ¥7,980〜(2024/11/11 09:43) |
ダークブルー: ¥11,000〜(2024/11/11 09:43) |
ピンクゴールド: ¥9,460〜(2024/11/11 09:43) |
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特徴 | スタンダードモデル。ラウンドアイロン面採用。連続スチーム量は上位モデルと同じ。 | スチームがどの角度でも出る360°スチームになり、瞬間3倍パワフルスチームモードが追加される。立ち上がり時間は24秒に短くなる。 |
まとめ
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS340とNI-FS540の違いについて紹介してきました。
NI-FS540は、360°スチーム機能と3倍スチーム機能があるのが特徴です。
衣類スチーマーがあると、アイロン台を出してアイロンするよりも手軽にシワを伸ばしたり、脱臭をしたりすることができ便利です。
お出かけ前の衣類ケアにぜひ役立ててくださいね。
なお、次のページでは、パナソニックの衣類スチーマー10モデルについて一覧表で機能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、NI-FS340とNI-FS540の6つの違い!でした。