型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
画像 |
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参考価格 | ¥10,969〜(2024/12/04 02:05) |
¥30,030〜(2024/12/04 13:47) |
¥19,500〜(2024/12/05 04:44) |
¥19,288〜 (2021/04/24 20:45) |
¥23,759〜(2024/12/04 07:59) |
¥21,470〜 (2021/04/24 15:45) |
型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
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特徴 | 週平均表示機能のないベーシックな機種。不整脈派検出機能付き。 | 朝晩の週平均値表示機能付き。腕が太めの方向け。別売りのプリンタにも対応。他機種より1 kg重く、安定しやすい。 | 朝晩の週平均値表示機能付き。ACアダプター使用の際には液晶バックライトが点灯。HEM-1011とHEM-1012は取扱店が異なるだけで仕様は同じ。 | 朝晩の週平均値表示機能付き。ACアダプター使用の際には液晶バックライトが点灯。HEM-1011とHEM-1012は取扱店が異なるだけで仕様は同じ。 | 朝晩の週平均値表示、詳細な測定姿勢チェック、血圧値レベル表示のある高機能機種。液晶と腕を通す部分が一体でコンパクト。HEM-1021とHEM-1022は取扱店が異なるだけで仕様は同じ。 | 朝晩の週平均値表示、詳細な測定姿勢チェック、血圧値レベル表示のある高機能機種。液晶と腕を通す部分が一体でコンパクト。HEM-1021とHEM-1022は取扱店が異なるだけで仕様は同じ。 |
おすすめの方 | 手頃な価格の機種が良い方。 | 腕の太い方。 | 週平均表示や早朝高血圧表示機能が欲しい方。 | 週平均表示や早朝高血圧表示機能が欲しい方。 | 高性能かつコンパクトな機種が良い方。 | 高性能かつコンパクトな機種が良い方。 |
型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
対応腕周 | 17 ~ 32 cm | 22 ~ 42 cm | 17 ~ 32 cm | 17 ~ 32 cm | 17 ~ 32 cm | 17 ~ 32 cm |
測定ミスをお知らせ |
◯
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◯
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◯
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◯
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◯
|
◯
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手動加圧 |
◯
|
◯
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◯
|
◯
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− | − |
早朝高血圧確認 | − |
◯
|
◯
|
◯
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◯
|
◯
|
直近平均値表示 |
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◯
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朝晩週平均値表示 | − |
◯
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◯
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◯
|
◯
|
◯
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メモリ | 2人×90回 | 2人×84回 | 2人×84回 | 2人×84回 | 2人×90回 | 2人×90回 |
型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
不規則脈波表示 |
◯
|
− | − | − | − | − |
血圧値レベル表示 | − | − | − | − |
◯
|
◯
|
測定姿勢チェック |
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◎
|
◎
|
バックライト(AC電源時) | − | − |
◯
|
◯
|
− | − |
記録しないで測る | − |
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
プリンタ出力 | − |
◯ (別売)
|
− | − | − | − |
型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
血圧測定範囲 | 20 ~ 280 mmHg | 20 ~ 280 mmHg | 20 ~ 280 mmHg | 20 ~ 280 mmHg | 20 ~ 280 mmHg | 20 ~ 280 mmHg |
脈拍数測定範囲 | 毎分 40~180 拍 | 毎分 40~180 拍 | 毎分 40~180 拍 | 毎分 40~180 拍 | 毎分 40~180 拍 | 毎分 40~180 拍 |
圧力測定精度 | ±3 mmHg以内 | ±3 mmHg以内 | ±3 mmHg以内 | ±3 mmHg以内 | ±3 mmHg以内 | ±3 mmHg以内 |
脈拍数測定精度 | 読み取り数値の±5%以内 | 読み取り数値の±5%以内 | 読み取り数値の±5%以内 | 読み取り数値の±5%以内 | 読み取り数値の±5%以内 | 読み取り数値の±5%以内 |
型番 | HEM-1000 | HEM-1040 | HEM-1011 | HEM-1012 | HEM-1021 | HEM-1022 |
乾電池電源 | 単2形アルカリ乾電池×4(付属) | − | 単3形アルカリ乾電池×4(付属) | 単3形アルカリ乾電池×4(付属) | 単2形アルカリ乾電池×4(別売) | 単2形アルカリ乾電池×4(別売) |
電池寿命 | 250回 | − | 250回 | 250回 | 300回 | 300回 |
ACアダプタの付属 |
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
◯
|
外形寸法 | 幅230× 高さ217× 奥行228 mm |
幅294× 高さ271× 奥行286 mm |
幅230× 高さ217× 奥行228 mm |
幅230× 高さ217× 奥行228 mm |
幅179× 高さ211× 奥行246 mm |
幅179× 高さ211× 奥行246 mm |
質量 | 約 1.6 kg | 約 2.6 kg | 約 1.6 kg | 約 1.6 kg | 約 1.6 kg | 約 1.6 kg |
ここからは、全自動上腕式血圧計 各機種について、詳細に紹介していきます。
HEM-1000はシンプルな性能で、手頃な価格の血圧計です。
表示部は次のようになっています。
次の機能を搭載しています。
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014 では、続けて測った2 回の測定記録の平均値を見ることを推奨していますが、直近平均値表示機能を使うと計算する必要がなく簡単です。朝・晩の週ごとの平均値を表示する機能はありません。
測定結果は自動で記録されます。2人の結果を分けて記録することができ、それぞれ90回分まで保存されます。夫婦や親子で測定したい方に便利です。
ただ、記録しないで測るということができず、記録を一つずつ消去することもできないのが欠点です。一時的に知人や家族に使用してもらうと、記録が混ざってしまいます。血圧計を貸す機会がありそうで、さらに記録が混ざると困るという方は、記録しないで測る機能のある他の機種の方が良いでしょう。常に使用するのが自分だけなら、いつもはAに記録して、他人が使うときにはBに記録してもらうようにすれば記録が混ざらないので良いかもしれませんね。
このように、基本的な機能が備わった血圧計です。腕を通すタイプの全自動血圧計の中ではこのHEM-1000が一番お手頃ですので、この機能で十分という方はHEM-1000がおすすめです。
HEM-1040は対応腕周が22 cm ~ 42 cmで、太い腕に対応しているのが特徴です。他の機種の対応腕周は17 cm ~ 32 cmですから、それよりも10 cm太い腕まで対応します。
腕周とは次の図のように、ひじを軽く曲げた状態で、二の腕の中央あたりを計った腕まわりのことです。
他の機種の17 cm ~ 32 cmでも、ほとんどの日本人に対応できるということですが、使用予定の方が特に腕が太いという場合には、あらかじめ腕周を確認しておくとよいでしょう。
表示部は次のようになっています。
HEM-1040は、次の機能を搭載しています。
HEM-1000と比べると、週平均値表示機能や、記録しないで測る機能があります。1週間の平均値を朝晩にわけて表示したいという場合や、他人に貸す機会がある場合に便利ですね。別売りのプリンタにも対応しています。一方で、電池での動作には対応していません。
本体は他の機種より 1 kg重く、サイズも大きめです。毎回棚にしまうのであれば軽いほうがよいですが、そうでなければ重くて大きいほうが安定感があって使いやすいと思います。
このようにHEM-1040は、腕が太めな方や、プリンタ出力したい方におすすめの機種です。
HEM-1040は、紹介している機種の中では唯一、感熱紙プリンタ出力に対応しています。
別売りのプリンタを使用すると、測定のたびに結果を出力したり、これまでのデータを一覧やグラフで出力することができます。
接続できるプリンタは次のものです。ロールタイプの感熱紙が一本付属します。
HEM-1011とHEM-1012は、週平均値表示や液晶バックライト機能を備えた機種です。機能は上で紹介したHEM-1040と似ていますが、こちらの機種の対応腕周は標準的な17 cm ~ 32 cmです。
なおHEM-1011とHEM-1012の違いは販売ルートだけで、性能や仕様は同じです。
[参考] 血圧値HEM-1011とHEM-1012の違いは?
表示部は次のようになっています。
HEM-1011とHEM-1012は、次の機能を搭載しています。
HEM-1000と比べると、週平均値表示機能、記録しないで測る機能、バックライト機能が多いです。
HEM-1011とHEM-1012は、標準的な腕の太さの方で、週平均値表示や、記録しないで測る機能、バックライト機能が欲しいという方におすすめです。
HEM-1021とHEM-1022は、コンパクトで高機能なのが特徴です。
他の機種と異なり、腕を通す部分の上に表示部がありますので、横幅が小さくコンパクトです。折りたたみのできる腕置きもあり、楽に計測できます。
ただ、操作・表示部が近すぎて、他の機種よりは操作しにくいかもしれません。
なお、HEM-1021とHEM-1022の違いは販売ルートだけで、性能や仕様は同じです。
[参考] 血圧計HEM-1021とHEM-1022の違いは?
表示部は次のようになっています。
HEM-1021とHEM-1022は、次の機能を搭載しています。
HEM-1021とHEM-1022は、詳細な測定姿勢チェック機能、血圧値レベル表示があり機能が豊富です。
HEM-1021とHEM-1022は、コンパクトなものが良い方や、詳細な測定姿勢チェックや血圧値レベル表示機能が欲しいという方におすすめです。
オムロンの据え置き型血圧計の性能を一覧表で比較し、おすすめの機種を紹介しました。自分にあった1台が見つかりましたら幸いです。
以上、オムロンの据え置き型血圧計6種の機能を一覧比較。おすすめは?でした。
なお、上腕式の血圧計については次の記事で紹介しています。
[参考] オムロンの上腕カフ式血圧計32種の機能一覧と、おすすめの機種。
腕周とは次の図のように、ひじを軽く曲げた状態で、二 の腕の中央あたりを計った腕まわりのことです。
腕が細い方や太い方では腕帯が合わないことがありますので、購入前にメジャーで腕周を測っておくと良いでしょう。
週ごとの平均表示に対応した機種では、今週と過去7 週間の朝・晩それぞれの週ごとの平均を表示できます。
集計期間は日曜日~土曜日です。
朝の血圧は、4 時から9 時59 分の間で最初の測定から10 分以内に測定した記録(最大3 回)の平均値です。
晩の血圧は、19 時から1 時59 分の間で、最後の測定からさかのぼっ て10 分以内に測定した記録(最大3 回)の平均値です。
(画像はオムロン公式ページより引用。)
血圧値レベル表示機能は、ディスプレイに血圧値がバーで表示される機能です。最低血圧と最高血圧の間が点灯します。
ひと目で、血圧の高い低いが分かるので便利です。
測定中に体を動かしたりすると体動マークが点灯します。
正しく測れていませんので、もう一度測るようにします。
(画像はオムロン公式ページより引用。)
血圧確認マーク搭載機種では、測定結果が家庭高血圧の基準値以上のときに、「血圧高」というマークが表示されます。
家庭高血圧の基準値は、最高血圧が135 mmHg以上、または最低血圧が85 mmHg以上です。
週平均値が表示できる機種の中には、朝週平均値が家庭高血圧の基準値以上のときに「早朝」高血圧マークが表示される機種もあります。
平均値表示機能は、10分以内に測定された3 回までの測定記録の平均値を表示する機能です。
短時間に続けて測ったときに、一番良い値を記録する、という方法もありますが、平均値を記録したいというときにはこの機能が使えます。
日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014 では、続けて測った2 回の測定記録の平均値を見ることを推奨しています。
各機種では、測定結果が自動で記録されます。本体に記録できる数をメモリ数と呼び、機種により1 ~ 100回分の違いがあります。
血圧のメモを取り忘れても、あとから記録を調べることができて便利です。他の人が、血圧の推移を確認したいときにも役立ちます。
日付時刻に対応している機種では、測定した日付時刻も記録されます。
スマホアプリに対応している機種では、スマホ側で100回分を超えて保存できます。
測定中の脈波の間隔が不規則なときにマークが点灯します。
点灯したときには、正しく測れていないことがありますので、安静にしてもう一度測ります。
上腕式自動血圧計(腕を通すタイプ)にはACアダプタが付属しています。
不具合が生じたときには、別売りのアダプタを購入することができます。
次のアダプタが対応します。