パナソニックのボディトリマーにはさまざまな種類があって、何が良いのかわかりにくいですよね。
ここでは、2018年以降発売の7個のモデルについて一覧表で比較して、モデルごとの特徴を紹介してます。購入を検討する際には参考にしてみてくださいね。
目次
選び方
まずは、ボディトリマーの選び方について紹介します。
パナソニックのボディトリマー
ボディトリマーは、毛を刃と刃で挟んで切り取るため、刃と肌を挟んで切り取るカミソリと比べて肌への負担が小さいのが特徴です。
さらに肌ガードアタッチメントをつけると、刃が直接肌に触れないので、皮膚が柔らかいデリケートゾーンのお手入れも安心してできます。
またパナソニックのボディトリマーはI字形をしているので、T字形のカミソリでは剃りにくいようなお尻などの狭い場所も剃りやすくなっています。
調節数
パナソニックのボディトリマーのモデル間の主な違いは、毛を刈り揃える長さの調節可能数です。
エントリーモデルのER-GK20では、直刃のときは0.1 mm、アタッチメントで2, 3 mmの2段階に調節できます。
グレードが上がるほど調節数が増え、最上位モデルのER-GK80, 81では、アタッチメントで2 ~ 12 mmの11段階の調節ができます。
そのため、どの程度毛の長さを残したいかを考えることが、モデルを選択する上で重要です。
毛が短すぎるとチクチクするという理由から、9 mm以上の長めに残したいという方もいらっしゃる一方で、0.1 mmも残したくなく直刃で剃ったあとにカミソリで剃るという方もいらっしゃいます。
まずは、自分の好みの長さを見つけましょう。
いまはゴワゴワという方は、とりあえずチクチクしない 9 mmくらいにしてみてはいかがでしょうか。
若い方は、2~3 mmの薄っすらと毛が見えるくらいが、清潔感もあり、やりすぎている感じもなくて良いかもしれません。
2, 3, 6, 9 mmのどれが良いかと迷う場合でも、毛は1週間で2~3 mmは伸びますので、あまり細かく考えなくても良いでしょう。手入れが面倒な場合は、短く剃るようにして、手入れの間隔を長くすると良いでしょう。
ムダ毛が嫌いで1 mmも残さず綺麗にしたいという方は、直刃がおすすめです。さらにツルツルにしたい場合はそのあと、ひげそり用の電気シェーバーで剃るのがおすすめです。カミソリだと肌に負担がかかって埋没毛ができやすくなります。
なおデリケートゾーンをツルツルにしたい場合は、ひげ剃り用のシェーバーは大きくて作業しづらいですので、女性用の製品ですがVIOフェリエES-WV60がおすすめです。
アタッチメントとは
アタッチメントは、一定の長さに毛を刈り揃えるときに刃にかぶせて使うものです。
アタッチメントなしの直刃では 0.1 mmの短さまで剃れますので、毛の長さを残したい場所ではアタッチメントを付けます。
また、VIOゾーンなどの肌が柔らかい場所では、アタッチメントなしで使うと刃が肌を巻き込んで出血するわ痛いわの面倒な事態になりますので、アタッチメントは必ずつけるようにします。
ワキも肌が柔らかく、出血しやすいので注意です。
電源方式
7モデルのうち、エントリーモデルのER-GK20は乾電池式で、他は充電式です。
最上位モデルのER-GK80, 81は、充電時間1時間の急速充電に対応しています。
急速充電は便利ですが、トリマーは髭剃りのように毎日使うものでもありませんので、使い終わったら充電する習慣をつけておけば、普通充電式でも問題にはならないでしょう。
共通機能
IPX7の防水性能や、お手入れが簡単になるウォータースルー洗浄機能は、どのモデルにも共通にあります。
本体は防水なので、お風呂場でドライまたはウェット状態で毛を剃った後、本体をボディーソープと水で洗うということができます。
ウォータースルー洗浄とは、汚れが少ないときに刃を外すことなく水を流して毛を洗い流せる機能です。楽にメンテナンスができます。
一覧比較
一覧表を次に示します。
モデル | ER-GK20 | ER-GK60 | ER-GK61 | ER-GK70 | ER-GK71 | ER-GK80 | ER-GK81 | ES-WV60 |
発売年 | 2020 | 2018 | 2019 | 2018 | 2019 | 2019 | 2020 | 2020 |
画像 | ||||||||
参考価格*1 | ¥5,877〜(2024/09/13 23:40) |
¥6,205〜(2024/09/13 23:40) |
¥18,500〜(2024/09/13 23:40) |
¥15,000〜(2024/09/13 23:40) |
¥29,000〜(2024/09/13 23:40) |
¥14,400〜(2024/09/13 14:47) |
¥20,800〜(2024/09/13 14:47) |
¥5,780〜(2024/09/13 15:54) |
特徴 | 乾電池式のエントリーモデル。アタッチメントは2, 3 mmの2種類。 | 充電式のスタンダードモデル。6 mmのアタッチメントが追加され3段階になる。ER-GK60と61との違いは本体色だけ。 | 9 mmのアタッチメントが追加され4段階になる。ER-GK70と71との違いは本体色だけ。 | 長さそろえアタッチメントがダイヤル式になり、肌ガードアタッチメントとあわせて1 mm刻みで2 ~ 12 mmの11段階に調整できる。約 1 時間の急速充電や、海外電圧に対応。ER-GK80と81の違いは本体色だけ。 | 女性向けシェーバー。電動ひげそりのようなネット刃もありツルツルに仕上げられる。T字型でVIは作業しやすい。 | |||
おすすめの方 | 若者向きの本体デザインが好きな方や、短くに刈り揃えられれば十分という方。 | 充電式が良い方、大人向けのデザインが好みの方、6 mmにも刈り揃えたい方。 | 剃ったあとにチクチクしにくい、長めの9 mmに刈り揃えたい方。 | 9 mmを超える長めにも切りそろえたい方や、充電切れでもその日のうちに使いたい方、海外でも使いたい方。 | ツルツルに仕上げたい方。 | |||
段階調節数 | 2段階 (2, 3 mm) 直刃 0.1 mm |
3段階 (2, 3, 6 mm) 直刃 0.1 mm |
4段階 (2, 3, 6, 9 mm) 直刃 0.1 mm |
11 段階 (2, 3 ~ 12 mm (1mm刻み) ) 直刃 0.1 mm |
短め、長め 直刃 約 0.3 mm |
|||
アタッチメント | 長さそろえアタッチメント(3 mm) 肌ガードアタッチメント(2 mm) |
長さそろえアタッチメント(3、6 mm) 肌ガードアタッチメント(2 mm) |
長さそろえアタッチメント(3、6、9 mm) 肌ガードアタッチメント(2 mm) |
ダイヤル式長さそろえアタッチメント(3~12 mm(1 mm刻み)) 肌ガードアタッチメント(2 mm) |
トリマー刃 ネット刃 スキンガード ボリュームダウンコーム |
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防水設計 | ◯ (IPX7) | ◯ | ||||||
水洗い | ◯ | ◯ | ||||||
ウォータースルー洗浄 | ◯ | – | ||||||
電源 | 単3形アルカリ乾電池1本 | 充電式 | 単3形アルカリ乾電池1本 | |||||
充電時間 | – | 約8時間 | 約 1 時間 | – | ||||
使用可能時間 | 約3ヶ月 (週1回5分使用時) | 連続約40分間 | 連続約 50 分間 | 約1カ月(トリマー刃で1回約5分、週2回使用) | ||||
海外電圧対応 | – | – | ◯ (AC100 V ~ 240 V) | – |
(*1: 2024/09/13 14:47 時点。)
各モデルの詳細
ここからは各モデルについて詳しく見ていきましょう。
ER-GK20
ER-GK20は、2020年発売のエントリーモデルです。
パナソニックによると「うぶ肌10代男子」向けということですが、乾電池式ということと、付属アタッチメントが2, 3 mmの2種類に絞られている2点が特徴で、他の性能については上位モデルと同じです。
本体は丸みを帯びた形になっていて、3色のカラー展開がなされています。
10代男子が好みそうなデザインを意識して作られているようですが、20代以上の男性やあるいは女性が使っても全く問題ないと思います。
パナソニックの電池式と充電式のシェーバーを両方持っていますが、やはり電池式の方は電圧が低いのでモーター回転数が劣ります。ER-GK20も、おそらくパワーの面で充電式に負けると思います。
乾電池式の長所はコンパクトにしまえることだと思います。充電式のACアダプターは邪魔になります。部屋にACアダプターが散乱していたりタコ足配線になっているという方も多いと思います。使わないときには引き出しや洗面所にポンッとしまっておきたい方は乾電池式が良いでしょう。
直刃の0.1 mm以外は2, 3 mmの短めに切りそろえられれば良いという方や、電池が切れてもすぐに使えるように乾電池式が良いという方、海外でも乾電池で使いたいという方におすすめです。
価格は次のようになっています。
モデル | ER-GK20 |
参考価格 | ¥5,877〜(2024/09/13 23:40) |
¥6,124〜(2024/09/13 23:40) |
|
¥5,640〜(2024/09/13 23:40) |
ER-GK60, ER-GK61
ER-GK60とER-GK61は、充電式で、アタッチメントで3段階 (2, 3, 6 mm)に刈りそろえられるモデルです。
約 8 時間の充電で、40 分使うことが出来ます。40分は、1回の使用時間としては十分長いですので、使い終わった後に充電をする習慣をつけておけば、電池切れで困ることはないでしょう。
6 mmにも切りそろえたい方や、充電式が良い方、大人っぽいデザインの方がよいという方におすすめのモデルです。
ER-GK60は2018年モデルで、ER-GK61は2019年モデルです。
違いは本体色だけですので、安い方のモデルを選ぶと良いでしょう。
価格は次のようになっています。
モデル | ER-GK61 | ER-GK60 |
画像 | ||
参考価格 | ¥18,500〜(2024/09/13 23:40) |
¥6,205〜(2024/09/13 23:40) |
ER-GK71, ER-GK70
ER-GK71とER-GK70は、ER-GK61に9 mmのアタッチメントが追加されたモデルです。
ER-GK71とER-GK61の2つの違い!アタッチメント。
本体性能は、ER-GK61と同じです。
毛が9 mm以上あると刈りそろえた後にチクチクしにくいですので、デリケートゾーンに毛を残して剃りたい場合には、このモデルか、より長く刈りそろえられるER-GK80, 81がおすすめです。
なお、ER-GK71は2019年モデルで、ER-GK70は2018年モデルです。
違いは本体色だけですので、安い方のモデルを選ぶと良いでしょう。
価格は次のようになっています。
モデル | ER-GK71 | ER-GK70 |
画像 | ||
参考価格 | ¥29,000〜(2024/09/13 23:40) |
¥15,000〜(2024/09/13 23:40) |
ER-GK81, ER-GK80
ER-GK81とER-GK80は、急速充電と海外電圧に対応し、ダイヤル調整式の長さそろえアタッチメントが付属するモデルです。
長さそろえアタッチメントは、長さをダイヤルで 3 ~ 12 mmに 1 mm刻みで調整できます。
2 mmに刈りそろえるには、肌ガードアタッチメントを使用します。
ER-GK70, 71 よりも刈りそろえ長さを長くできるのがこのモデルの特徴ですが、長さそろえアタッチメントが1つにまとまるのも利点です。
アタッチメントがバラバラだと持ち運びしにくいですし、取り替えるのも面倒ですので、ダイヤル式の方が便利に使えるでしょう。
ER-GK70, 71は充電時間が 8時間ですが、このER-GK80, 81は充電時間が 1時間と短くなります。使用したいときに充電が切れていても、その日のうちに使用できるくらいの充電時間になります。
使い終わった後に充電する習慣にすれば、充電時間が8時間でも問題ありませんが、充電をし忘れそうという方には急速充電ができるこのモデルがおすすめです。
海外電圧にも対応しており、100 ~ 240 Vで充電できます。
なおER-GK81は2020年モデルで、ER-GK80は2019年モデルです。
違いは本体色だけですので、安い方のモデルを選ぶと良いでしょう。
価格は次のようになっています。
モデル | ER-GK81 | ER-GK80 |
画像 | ||
参考価格 | ¥20,800〜(2024/09/13 14:47) |
¥14,400〜(2024/09/13 14:47) |
ES-WV60
VIOフェリエ ES-WV60は、2020年に発売された女性向けのデリケートゾーン用電気シェーバーです。
ここまで紹介してきた男性向けボディトリマーと異なっているのは、短くツルツルにするためのネット刃も付いていることです。
ネット刃とはひげそり用のシェーバーで使われているタイプの刃です。長い毛は剃れませんが、約 2 mm以下の毛は安全かつツルツルに剃ることができます。
男性向けボディトリマーでは、デリケートゾーンはスキンガードを付けないと出血しますので、2 mmまでしか剃れません。
VIOフェリエでは、スキンガードを使って毛を短くしたあと、ネット刃を使うことでツルツルに仕上げることができます。
VIO用ということで、ヘッドが小さく、デリケートゾーンなどの狭い部位で使用しやすくなっています。
ひげそり用シェーバーをデリケートゾーンに使おうとしても細かいところに入り込めません。やはり専用器具が使いやすいです。
T字型ですので、VIは剃りやすいですが、Oは剃りにくいので時間がかかります。
ヘッドが小さいので、脚や腕など広い部分に使おうとするととても時間がかかります。ボディ全体に使いたい場合はER-GKシリーズのほうがよいでしょう。
電池式ですので充電式よりパワーは劣りますが、他の電池式フェリエと比べると3倍のパワーがあるそうです。ER-GK20と電池持ちを比べると、VIOフェリエは3分の1ですので、ER-GK20に対しても3倍のパワーがあるのかもしれません。
そういうわけで、VIOフェリエは、デリケートゾーンも短く剃りたいという方が、ER-GKシリーズと併用して使うのにおすすめのシェーバーです。
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まとめ
パナソニックのボディトリマー7モデルについて一覧表で紹介しました。
ボディトリマーはカミソリよりも剃りやすく、肌への負担が小さいのが長所です。
思い立ったが吉日ですので、ボディトリマーを手に入れて、ムダ毛をすっきりさせてくださいね。
以上、パナソニックのボディトリマー7モデルの一覧比較!でした。