MacBook Proディスプレイのコーティング剥がれの修理をしてもらった

MacBook Pro 13インチ(Early 2015)のRetinaディスプレイのコーティングが剥がれて汚くなっていたので、修理をしてもらいました。

その内容について紹介します。

ディスプレイの状況

全体的にポツポツとコーティングが剥がれてしまっています。

おそらくスパゲッティソースなどの油汚れが画面に飛んでいて、ときどき布で拭いた時に、拭き方が強いせいかコーティングがはがれてしまったのだと思います。

キーボードが当たる画面の中央部分も剥げています。

 

コーティングが剥がれていると、モニタが同じ色で発色している部分でも色が異なるように見えてしまいます。

コーディング(コーティングではなくてプログラミングの方)のときにコンマがないところにコンマがあるように見えたりして困るようになったので、ディスプレイ交換を申し込むことにしました。

 

Early 2015は購入から4年までは無償で2回まで交換できるそうです。

このMacBook Proは購入から3年3ヶ月程度経っていますので、まだ無償交換できそうです。

修理申し込み

Appleのマイページにログインした状態で、Appleのサポートページから「ハードウェアの問題」を選んでいき、「アドバイザーと今すぐ電話で話をしたい」を選びました。

ログインしていないと、最近購入したソフトウェアの使い方を教えてほしい、のような選択肢しか出てきませんでしたので、ログインしてからやったほうがよいと思われます。

 

申込みをして数秒で、電話がかかってきました。

電話を取ると自動音声が流れて、「話をする場合は1を押してください」と言われたので、1を押し、「会話は録音されます」というアナウンスのあと、トゥルルトゥルルと鳴り、担当者に繋がりました。

 

「ディスプレイのコーティングが剥がれているので修理をしたいのですが」

と伝えると、剥がれは全体に広がっているか?と聞かれて、「はい」と答えると、

修理させていただきます、と言われ、修理の手続きに入りました。

 

なお、剥がれた原因については一切聞かれませんでした。「強くこすったりしませんでしたか?」とか「アルコール入りのウエットティッシュで拭いていないですか?」とか聞かれたらどう答えようか心配していたのですが、杞憂に終わりました。

 

Appleストアに持ち込むか、配送修理かの二択で、配送修理を選びました。

13:00ごろに電話しましたが、最速の回収時間は翌日の18:00以降になるということでしたので、その18時から21時までの時間帯を指定しました。

 

なお、あとから気づいたのですが、18:00以降の回収だと翌日発送扱いになります。

そのため、MacBookが手元にない期間をなるべく減らすには、翌々日の16:00~18:00の回収を頼んだほうが良かったことになります。

 

住所を伝えたあとは、長々とした注意事項の説明になりました。

主な内容は次のとおりでした。

  • 画面に割れや水没の跡が確認できた場合は無償修理できない
  • 本体以外送らないこと。もし送った場合でも返却できない
  • Time Machineなどでバックアップをとること
    ディスプレイ修理なので基本的にデータは消去されないが、なにかあった場合にデータが消去されることがある。
  • 動作確認用の管理者アカウントを用意すること。
    通常使っている管理者アカウントでも問題ないが、もしログインされたくない場合には、「test」などの動作確認用の管理者アカウントを作っておいてほしい。どちらの場合でもパスワードは知らせなくてよい。
  • iCloudからログアウトすること

修理は一日で終わり返却

予約したとおり、電話の翌日18:00過ぎにクロネコヤマトさんの回収がありました。

ヤマトさんがパソコン梱包用のダンボールと伝票を持ってきてくれるので、こちらでやることはMac本体を渡すだけです。

梱包や伝票の貼り付けをやってくれて、最後に配送追跡番号の書かれた伝票を渡してくれました。

 

その2日後の朝に修理センターに到着になったとメールで連絡がありました。

その日の夕方には修理が完了し、発送になったとメールがありました。

さらに翌日に家に到着しました。

 

MacBookが手元になかった期間は、2日半でした。

発送時間を調整すれば1日半になると思います。

ディスプレイが新しくなった

箱を開けると、本体と、修理の内容を書いた紙がクリアファイルに挟んで入っていました。

保護フィルムに包まれています。

ディスプレイはまるごと交換になり、ディスプレイの端にわずかにあった歪みも無くなっていました。

キーボード側は簡単にクリーニングされていましたが、今までどおりの汚れがついていたので、キーボード側は交換されていないことはわかりました。

 

ディスプレイはピカピカになっていました。

 

修理報告書には、ディスプレイ交換の他にIPDケーブルを交換したと書いてありました。

IPDケーブルは、キーボードとトラックパッドをつないでいるフラットケーブルで、MacBook Pro Early 2015ではこのケーブルが断線して、キーやトラックパッドが効かなくなるという不具合が頻発しているそうです。

このMacBookの場合はまだ不具合はありませんでしたが、一律交換をしているのかもしれません。

保護フィルムを貼る

コーディング剥がれの対策がされたディスプレイに交換されるわけではなく、同型のディスプレイに交換されるため、またコーディングがすぐに剥がれると思い、保護フィルムを貼ることにしました。

保護フィルムを貼ると、画面はやや見にくくなりますが、コーディングが剥がれるよりは見やすい状態が保てると期待できます。

 

エレコムやいろいろなメーカーから保護フィルムは出ていますが、ディスプレイに低品質のものを使うのは心配ですので、信頼できるパワーサポート製の保護フィルムにしました。

アンチグレアのシートにしました。非光沢シートは、コントラスト比は落ちてしまいますが、目が疲れにくいとされています。

パワーサポート アンチグレアフィルム for MacBook Pro 13inch Retinaディスプレイ専用2012 PEF-83

シートは張りがあり、とても綺麗に貼れました。

ポリカーボネートのMacBookでもパワーサポートのアンチグレアフィルムを使っていたので、これで2回目です。

赤緑青のツブツブ感はでてしまいますが、落ち着きがある感じになります。

まとめ

ディスプレイが綺麗になり、新品になった気分です。

無償で交換できるのは購入から4年までということですので、コーディングが汚くなった方は交換してはいかがでしょうか。

 

以上、MacBook Proディスプレイのコーティング剥がれの修理をしてもらいました。でした。