アルマックスのアルミ製エアコン室外機カバーを購入して設置してみましたのでレビューします。
室外機カバー
室外機カバーには、主に木製とアルミ製があります。
木製では、次の山善の室外機カバーが人気のです。
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木製の方があたたかみを感じるという利点があります。しかし、木製は放っておくと数年で朽ちるので、定期的に屋外用木部塗料を塗り直すなどメンテナンスが必要ですし、組み立て時に木ネジをねじ込むのが大変で電動ドライバーを持っていないと組み立ては難しいようです。特にネジ止めする場所が木の節にあたった場合は硬くて悲惨ということです。これを買おうかと考えていましたが、直前で諦めました。
一方のアルミ製の室外機カバーは、朽ちにくくメンテナンスフリーですし、組み立ても簡単です。軽くて、放熱性がよいという利点もあります。
結局、購入したのは次のアルマックスの室外機カバーです。
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ホワイト色の一番小さいサイズKB-90Wです。色は他にも、アルマイトシルバー、グレー、ダークブラウン、ナチュラルブラウン、ブラウンがあります。山善でも同じ形のアルミ室外機カバーの取り扱いがありますが、おそらくOEM品だと思います。
私が購入したときには、アルミと木製をあわせた室外機カバーの中で、これが一番人気のようでした。
上の木製室外機カバーと比べるとルーバーの隙間が大きめで、室外機が見えてしまいます。しかし、空気がある程度通らないことにはエアコンの熱効率が悪くなり、空気が冷えないのに電気代ばかりかかる、という事になりかねませんので、これでよしとしました。
価格は7000円ちょっとで、木製と同程度でした。
設置
次のように組み立てて、設置しました。
開梱
次のようなダンボールに入って宅配便で届きました。
MADE IN CHINAで、ダンボールの明朝体がなんとなく中国っぽい感じで、価格も価格ですし品質にはあまり期待していませんでした。
しかし、開梱して部品を広げてみたところ、意外としっかりしてそうな雰囲気です。
天板、左右の脚と、前面のルーバー3パーツ、ネジのセットです。
脚は高さ調整ができるようになっています。
傾いた斜面や凸凹した場所に設置したいという場合でも、ある程度は調整が効くので便利です。これは木製にはない機能ですね。
左右の脚です。
頑丈そうにできています。側面のルーバーは取り付け済ですが、室外機のケーブル・チューブと干渉する場合には、ドライバーで取り外したり、真ん中に移動したりできるようになっています(そのためネジ位置が等間隔になっています)。
ルーバーです。
ペラペラのアルミが溶接してあるだけと想像していましたが、厚みがしっかりありネジ2本で固定されています。柱部分は、I字鋼の形をしていて丈夫そうです。
天板です。
日本メーカーが企画している?おかげか隙間なく、きっちり天板が敷き詰められていて、品質が良い感じです。木にホワイトステインを塗ったようなホワイト木目調模様になっています。
ネジの受け部です。
安価な製品だと、受け部もバカ穴になっていて、ナットと六角ネジで止めるというパターンが多いですが、ちゃんとネジ受けが付いています。アルミは柔らかいですので、受け部がしっかりしていると安心です。
欠点があまりないのですが、無理に欠点はないかと探すと、脚の内側に塗装できていない部分がありました。
しかし、これは組み立てたら見えなくなる部分で、こういうもの(仕様)と言われたら納得してしまうレベルの話です。
最近、中国メーカーの中国製の製品とか、日本メーカーの中国製の製品をよく買っていて、手直ししないと使えないというのが普通になっていたので、品質が良くて驚きました。(とはいえ最近では、中国メーカーの製品もネジの精度以外はしっかりした製品も出てきていて、中国製=品質がよいという認識に変わるのも時間の問題と思っていますが。)
価格についても大きさの割に安いと思います。アルミ製パソコンケースだと数万円しますが、これはこれだけのアルミを使って7000円台です。
なお、このレビュー記事は、もともと書く気はなかったのですが、組み立ててみて精度の良さに久しぶりに感動したので、メーカーの回し者みたいですが、書くことにしたものです。
説明書
説明書は4枚付いていました。タップで拡大画像に飛びます。
部品をネジで止めるだけの組立方法です。ルーバーのフラップの向きを選ぶことができます。
私は熱気を上に飛ばしたいので、外側が上になるように組み立てました。
組み立て
まずは、天板に脚を組みます。
次の画像は脚をはめたところですが、部品と部品との隙間がほぼ無いことがわかりますでしょうか。
まだネジで止めていないのですが、精度良くピッタリはまっています。
次の画像はネジ穴です。
普通は、部品のかみ合わせがズレていてもネジが入るようにネジ穴がもっと横長に開けてあることが多いですが、これは円に近いです。設計者の余裕が見られます。
次にルーバーをつけます。
ルーバーのない側には補強金具をつけます。
ここまでのネジは仮締めにしておきます。
上下をひっくり返して、本締めをして完成です。
組み立てはとても簡単な作業でした。
設置
ベランダの室外機に設置してみました。
汚いのですが、Before画像も載せておきます。
室外機カバーを設置すると、室外機が隠れて良い感じになりました。
約 4.5 kgということで、たしかに軽いです。台風で飛ぶのが心配な場合には、室外機とカバーを結束バンドでつないでおくと良いそうです。
今はウッドタイルを洗うために外していますが、敷き詰めたら、もうすこしマシな雰囲気になると思います。
ルーバーは、外側が下向きになるようにするほうが、立って見下ろしたときには隙間が小さく見えるようになるので良いかもしれませんね。
一番上のルーバーだけ、外側を下向きに取り付けていますが、確かにその上下だけ隙間が小さく見えるのがわかります。
ルーバーを反転
数日してもやはりルーバーの隙間が大きいのが気になったので、すべてのルーバーで外側が下向きになるように変更しました。カバーは設置したまま、ネジを外して、ルーバーの上下をひっくり返しました。
するとしゃがんで横から見たときでも、隙間があまり気にならなくなりました。
立って見たときには、さらに隙間の見え方が小さくなり、いい感じです。
ルーバーの上下位置は変わっていないのに、不思議ですね。
これから組み立てるという方は、この向きでルーバーを固定するのがおすすめです。
下向きに放熱されるので、ベランダでは放熱性が悪くなるかもしれませんが、エアコンの効きが気になったら、またもとに戻せばよいと思っています。
まとめ
アルマックスのアルミ製室外機カバーを設置してみました。人気の商品ということだけあって、価格の割に品質がよい室外機カバーでした。色も何種類かから選ぶことができるのが良いです。
隙間が大きめなのは残念ですが、隙間が小さいと室外機の役割を果たせなくなるので、これは仕方がないかなと思います。
数年ごとに買い換えるのが億劫でないとか、朽ちても気にならないのであれば木製の室外機カバーもよいと思いますが、メンテナンスなしで長く使いたい場合にはアルミ製の室外機カバーがおすすめです。
以上、アルマックスのアルミ製エアコン室外機カバーのレビュー!でした。
幅 90 cmの普通タイプ。
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幅 93 cmの大型タイプ。
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幅 108 cmの特大ジャンボタイプ。
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木製 室外機カバー各種。
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