リョービのCDD-1030とCDD-1020は、DIY用途に適したコード式ドライバードリルです。
CDD-1030はCDD-1020の新モデルですが、何が変わったのでしょうか。
違いは1つあります。
1つの違い
CDD-1030とCDD-1020のドリルとしての性能は同じです。
違うのは、本体のデザイン・サイズのみです。
デザイン
本体デザインを見てみましょう。
次の画像がCDD-1030です。
そして、次の画像がCDD-1020です。
2つのモデルでボディの形にはあまり違いはないのですが、黒と赤色の配色が異なります。
旧モデルのCDD-1020では流れるような柔らかいデザインであるのに対し、CDD-1030では角張った無骨なデザインとなっています。
機能的な面では、CDD-1030ではハンドル下部分に穴が付いたことで、ドリルを壁などにかけておくことができるようになりました。
ボタンなどの配置
各モデルのボタンやレバーなどの配置について比較してみましょう。
次の画像はCDD-1030です。
次の画像は、CDD-1020です。
ボタンなどの場所についても大きな違いはないことがわかります。
サイズ
サイズについては、次のようになっています。
- CDD-1030: 長さ222×幅60×高さ190mm
- CDD-1020: 長さ222×幅62×高さ180mm
CDD-1030では高さが1 cmほど高くなっていますが、気になるような違いではないでしょう。
仕様の比較
違いについては以上ですが、ドリルの性能について表で比較してみましょう。
モデル | CDD-1030 | CDD-1020 |
画像 | ||
参考価格 | ¥7,277〜(2024/11/23 07:07) |
− |
最大穴あけ能力 | 鉄工 8㎜、木工 21㎜ | |
ネジ締め能力 | 木ネジ 5.1×40mm | |
チャック把握径 | 0.8~10mm | |
最大トルク | (ドリルポジション) 高速 8.3N・m、低速 30N・m |
|
クラッチ | 20段+ドリル | |
回転数 | 高速 0~1,000min-1 低速 0~300min-1 |
|
電源 | 単相100V | |
電流 | 1.8A | |
消費電力 | 160W | |
質量 | 1.0kg | |
サイズ | 長さ222×幅60×高さ190mm | 長さ222×幅62×高さ180mm |
付属品 | +ドライバビット(No.2×65mm) |
ドリルの性能は全く同じということがわかります。
CDD-1030とCDD-1020の最大トルクは、低速で30N・mあり、DIYや日曜大工で使用するのには十分なパワーがあります。
1万円程度するバッテリー式ドライバードリルでは最大トルクが22N・mのものもあります。パワーがあって価格が安いのはコード式の利点でしょう。
クラッチは20段階もあり、適切かつ一定なトルクでネジを締めることができます。
また、無段変速スイッチがついており、ネジやドリルが安定するまではゆっくり回転させることができ便利です。
どちらがおすすめか?
以上見てきたように、CDD-1030とCDD-1020ではドリルの性能には違いはなく、デザインが異なるだけです。
そのため、安い方のモデルがおすすめです。
一方で壁にかけておきたいという方は、CDD-1030がおすすめです。
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これ以上安いドライバードリルですと、トルクが弱かったり、無段階変速機能がなかったりします。
トルクが弱いと、最後はネジを手締めしなくてはならない場合がでてきて、電動ドライバードリルを買う意味がないように思えます。
CDD-1030やCDD-1020は、ドライバードリルに不慣れな方でも使用しやすく、日曜大工には十分なパワーがあるバランスのとれたモデルとなっており、おすすめです。
まとめ
リョービのコード式ドライバードリルCDD-1030とCDD-1020の違いは、デザインだけです。
デザインや価格を考慮して選択すると良いでしょう。
以上、CDD-1030とCDD-1020の1つの違い!でした。
参考
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