KC-R500YとKC-R50の1つの違い。加湿量。

シャープの加湿空気清浄機KC-R500YとKC-R50はよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。

 

[参考記事] シャープの加湿・空気清浄機の一覧比較!

1つの違い

KC-R500YとKC-R50は、どちらもプラズマクラスター7000を搭載した薄型の空気清浄機です。

KC-R500Yは、一般モデルのKC-R50をベースにしたヤマダ電機 限定モデルです。

 

これらの機種は、次の点が異なります。

  • KC-R500Yのほうが加湿量が 50 ml/h多い。

空気清浄やデザインなどの他の部分は同じです。

 

違いを表で比較すると次のようになります。

型番 KC-R500Y KC-R50
発売年 2022 2022
外観
    
KC-N500Y
 
[加湿空気清浄 強運転時]
加湿量
550 ml/h
500 ml/h
風量
4.0 ㎥/分
3.4 ㎥/分
消費電力 30 W
20 W
運転音 47 dB
42 dB
連続加湿時間 約 4.5 時間
約 5 時間
型番 KC-R500Y KC-R50
参考価格
ホワイト
¥40,712〜(2022/11/21 10:33)
¥21,800〜(2024/12/03 19:53)

違いについて詳しく見てみましょう。

加湿量

最大加湿量は、KC-R500Yは 550 ml/hで、KC-R50は 500 ml/hです。

乾燥が気になるという方には、KC-R500Yのほうが1割ほど多く加湿できるのでおすすめです。

 

KC-R500YはKC-R50と同じ構造ですが、どうやって加湿量を増加させているかというと、加湿運転時の風量を1~2割増加させることで実現しています。

そのため、KC-R500Yは最大加湿量が多い代わりに、最大加湿時の消費電力・運転音も大きいです。また水タンク容量は同じなため、給水間隔は約 5 時間から 4.5 時間へと30分ほど短くなります

 

加湿量は1割小さくても、運転音が大きくなりすぎず、タンクへの給水間隔も長いほうがよい、という方にはKC-R50がおすすめです。

型番 KC-R500Y KC-R50
 
[加湿空気清浄 強運転時]
加湿量
550 ml/h
500 ml/h
風量
4.0 ㎥/分
3.4 ㎥/分
消費電力 30 W
20 W
運転音 47 dB
42 dB
連続加湿時間 約 4.5 時間
約 5 時間
型番 KC-R500Y KC-R50
参考価格
ホワイト
    
¥40,712〜(2022/11/21 10:33)
¥21,800〜(2024/12/03 19:53)

どちらがおすすめか

このように、KC-R500YとKC-R50は同じ構造ですが、KC-R500Yは強で加湿運転をするときの風量が大きく設定されており、加湿量が1割ほど多いです。代わりに、消費電力や運転音も大きくなり、給水間隔は短くなります。

 

そのため、乾燥が気になるので、加湿量は多いほうがよいという方には、KC-N500Yがおすすめです。

一方で、加湿量はほどほどでも、運転音が大きくなりすぎないほうが良いという方や、タンクへの給水間隔が長いほうがよいという方には、KC-N50がおすすめです。

 

とはいえ、加湿量の違いは 1割ほどで、それほど大きな違いではありません。

特にこだわりがない場合には、価格が安い方を選ぶと良いでしょう

 

KC-R500Yは、ヤマダ電機のほかに傘下のTSUKUMOでも取り扱いがあります。

価格と性能を表で比較

KC-N500YとKC-N50の価格と性能を表で比較すると次のようになります。

型番 KC-R500Y KC-R50
発売年 2022 2022
外観
    
KC-N500Y
参考価格
ホワイト
¥40,712〜(2022/11/21 10:33)
¥21,800〜(2024/12/03 19:53)
型番 KC-R500Y KC-R50
プラズマクラスター・適用床面積
プラズマクラスター7000
約 13 畳 (約 21 ㎡)
加湿量・給水タンク
550 ml/h
約 2.5 L
500 ml/h
約 2.5 L
最大風量
5.1 ㎥/分
8畳の部屋の清浄時間
12 分
型番 KC-R500Y KC-R50
フィルター浄化 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年)
ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年)
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター
吹出口
前・後。後ろに手動ルーバー。
気流 スピード循環気流
運転
おまかせ運転
パワフル吸じん
おやすみ/花粉
風量 強・中・静音
センサー 3つ
ニオイ・温度・湿度
モニター きれいモニター
3段階湿度モニター
使い勝手 Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
型番 KC-R500Y KC-R50
  [加湿空気清浄 強運転時]
加湿量
550 ml/h
500 ml/h
風量
4.0 ㎥/分
3.4 ㎥/分
消費電力 30 W
20 W
運転音 47 dB
42 dB
連続加湿時間 約 4.5 時間
約 5 時間
型番 KC-R500Y KC-R50
外形寸法 幅399×奥行230×高さ613 (mm)
質量 約 7.5 kg

交換用フィルターの種類

KC-R500YとKC-R50では、同じ型番の交換用フィルターが指定されています。

交換用フィルター・カートリッジには次のようなものがあります。

使い捨てプレフィルター

約1ヶ月に1回交換。後ろパネルに貼り付ける不織布の使い捨てフィルターで、集じん・脱臭フィルターの汚れを抑え、お手入れの手間を軽減します。なくても使用できます。

【純正品】 シャープ 空気清浄機用 使い捨てプレフィルター FZ-PF51F1

Ag+イオンカートリッジ

約1年に1回交換。タンクキャップに取り付けられており、加湿水のヌメリやニオイを抑えます。なくても加湿できます。

【純正品】 シャープ 加湿空気清浄機用 Ag+イオンカートリッジ FZ-AG01K1
シャープ 交換用AGイオンカートリッジ 4個入り FZ-AG01K4

加湿フィルター

約10年に1回交換。

【純正品】 シャープ 加湿フィルター 加湿空気清浄機用 FZ-Y80MF

静電HEPAフィルター

約10年に1回交換。

【純正品】 シャープ 加湿空気清浄機用 集じんフィルター HEPAフィルター FZ-D50HF

ダブル脱臭フィルター

約10年に1回交換。

【純正品】 シャープ 加湿空気清浄機用 脱臭フィルター FZ-F50DF

まとめ

シャープのプラズマクラスター7000を搭載したKC-R500YとKC-R50の違いを紹介しました。KC-R500Yは、強加湿運転時の風量が大きく設定されており、加湿量が1割大きくなっています。乾燥が気になるという方には、KC-R500Yがおすすめです。

 

以上、KC-R500YとKC-R50との1つの違い。でした。

 

[参考記事]

 

また次のページではシャープの空気清浄機について一覧表で性能比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

シャープの加湿・空気清浄機の一覧比較!

参考

KC-R500Y

KC-N500Y

プラズマ
クラスター
7000
空気清浄
適用床面積
~23 畳
加湿量
550
mL/h
パワフル
吸じん
3つの
フィルター
スピード
循環気流
3つの
センサー
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 13畳 / 空気清浄 23畳 ホワイト KC-R500Y

    KC-R50

    プラズマ
    クラスター
    7000
    空気清浄
    適用床面積
    ~23 畳
    加湿量
    500
    mL/h
    パワフル
    吸じん
    3つの
    フィルター
    スピード
    循環気流
    3つの
    センサー
    シャープ 加湿 空気清浄機 KC-R50-W プラズマクラスター 7000 空気清浄 23畳 ホワイト タンク容量 約2.5L/加湿量500mL