ダイキンのストリーマ空気清浄機ACM55ZとACM55Yはよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
目次
2つの違い
ACM55ZとACM55Yは、どちらも加湿機能のないコンパクトタイプの空気清浄機で、住宅設備店取扱モデルです。
ACM55Zは、ACM55Yの後継機種です。ACM55Zは2022年10月発売の「2023年モデル」で、ACM55Yは2021年10月発売の「2022年モデル」です。
ACM55Zは、ACM55Yと比べて次の点が異なります。
- 抗菌プレフィルターを搭載。
- アクティブプラズマイオン発生ユニットが非搭載になった。
新機種のACM55Zでは、アクティブプラズマイオン発生ユニットが非搭載になりました。
アクティブプラズマイオンがあったほうがよいという場合は、旧機種のACM55Yのほうがおすすめです。
ただ空気清浄機は、集じん・脱臭フィルターの空気清浄能力が大きく、それと比較するとマイナスイオンの効果は小さいです。非搭載になったのもそれが理由かもしれませんね。気にしない場合には、価格の安い方を選ぶと良いでしょう。
違いを表で比較すると、次のようになります。
型番 | 2023年モデル ACM55Z |
2022年モデル ACM55Y |
---|---|---|
発売年月 | 2022/10 | 2021/10 |
外観 |
||
抗菌プレフィルター |
◯
|
‐ |
アクティブプラズマイオン発生ユニット | ‐ |
◯
|
型番 | ACM55Z | ACM55Y |
参考価格 | ¥39,200〜 (2023/5/31 22:08) | ¥35,280〜 (2023/6/1 12:08) |
違いについて詳しく見ていきましょう。
抗菌プレフィルター
新機種のACM55Zでは、プレフィルターが抗菌仕様になっています。プレフィルターの素材に抗菌成分が配合されており、フィルターに付着した細菌を抑制します。
(画像はダイキン公式ページより引用。)
プレフィルターが抗菌なのは嬉しいですね。
一方で、旧機種ACM55Yでは、抗菌仕様になっていません。しかし、プレフィルターは水洗いできますし、本体内部は「ストリーマ」によって除菌効果があることが実証されているので、そこまで気にしなくても良いと思います。(なお、プレフィルターは2週間に1度のお手入れが推奨されています。)
型番 | 新 ACM55Z | 旧 ACM55Y |
---|---|---|
抗菌プレフィルター |
◯
|
‐ |
参考価格 | ¥39,200〜 (2023/5/31 22:08) | ¥35,280〜 (2023/6/1 12:08) |
アクティブプラズマイオン発生ユニット
新機種ACM55Zには、「アクティブプラズマイオン発生ユニット」が搭載されていません。
「アクティブプラズマイオン」とは、空気中のニオイ・アレル物質などを分解する酸化力の強いイオンのことです。
(画像はダイキン公式ページより引用。)
ACM55Yには搭載されており、発生ユニットはお手入れ交換不要です。
「アクティブプラズマイオン発生ユニット」からは微量のオゾンが出るため、気になる場合には設定で発生をオフにすることができます。
ただ、この「アクティブプラズマイオン」によって、具体的にどういう効果があるのかは実証できていないのか、カタログに掲載されていません。
そのため、発生ユニットのないACM55Zでもそれほど違いはないと思います。
型番 | 新 ACM55Z | 旧 ACM55Y |
---|---|---|
アクティブプラズマイオン発生ユニット | ‐ |
◯
|
参考価格 | ¥39,200〜 (2023/5/31 22:08) | ¥35,280〜 (2023/6/1 12:08) |
ファンスクロール除菌
(画像はダイキン公式ページより引用。)
なお、カタログでは、「ファンスクロール除菌」が新機能として紹介されていますが、従来機にも同じ性能があります。
これまで、ストリーマにより「加湿フィルター」や「加湿トレー内の水」の除菌等の効果が確認されていましたが、今回新たに「ファンスクロール」でも除菌性能が実証されました。
ストリーマが空気清浄機内を通ることで、空気清浄機内が清潔に保たれるのは良いですね。
どちらがおすすめか
ACM55ZとACM55Yの違いをまとめると次のようになります。
- 抗菌プレフィルターを搭載。
- アクティブプラズマイオン発生ユニットが非搭載になった。
アクティブプラズマイオン発生ユニットがあったほうがよい、という方は旧機種のACM55Yがおすすめです。
一方で抗菌プレフィルターがあったほうがよいという方は、新機種のACM55Zがおすすめです。
なお執筆時点(2023/6/11)において、ACM55Yは生産終了しており在庫僅少品となっていますので、ACM55Yが良い場合には早めに手に入れると良いでしょう。
こんな方にはACM55Zがおすすめ
25畳
11分
フィルター
フィルター
センサー
プレフィルター
抗菌
運転
運転
ロック
- プレフィルターは抗菌の方が良い。
- Daikin
こんな方にはACM55Yがおすすめ
25畳
11分
プラズマイオン
フィルター
フィルター
センサー
抗菌
運転
運転
ロック
- アクティブプラズマイオンが発生したほうがよい。
- Daikin
価格と機能を表で比較
価格と機能を表で比較すると次のようになります。
型番 | 2023年モデル ACM55Z |
2022年モデル ACM55Y |
---|---|---|
発売年月 | 2022/10 | 2021/10 |
外観 |
||
参考価格 | ¥39,200〜 (2023/5/31 22:08) | ¥35,280〜 (2023/6/1 12:08) |
型番 | ACM55Z | ACM55Y |
抗菌プレフィルター |
◯
|
‐ |
アクティブプラズマイオン発生ユニット | ‐ |
◯
|
型番 | ACM55Z | ACM55Y |
適用床面積 (空気清浄) |
25 畳 (〜 41 ㎡) 8畳を清浄する目安: 11分 |
25 畳 (〜 41 ㎡) 8畳を清浄する目安: 11分 |
除湿・加湿 | ‐ | ‐ |
清潔 |
ストリーマー
抗菌プレフィルター
TAFUフィルター(静電HEPAフィルター)
脱臭フィルター
操作部抗菌仕様
ホコリ・ニオイセンサー
|
ストリーマー
アクティブプラズマイオン
TAFUフィルター(静電HEPAフィルター)
脱臭フィルター
操作部抗菌仕様
ホコリ・ニオイセンサー
|
モード |
節電運転
花粉運転 |
節電運転
花粉運転 |
便利 |
チャイルドロック
|
チャイルドロック
|
ターボ時 | 風量: 5.5 ㎥/分 消費電力: 70 W 運転音: 53 dB |
風量: 5.5 ㎥/分 消費電力: 70 W 運転音: 53 dB |
本体寸法(mm) | H500×W270×D270 | H500×W270×D270 |
本体質量 | 6.8 kg | 6.8 kg |
まとめ
ダイキンのストリーマ空気清浄機ACM55ZとACM55Yの違いは、抗菌プレフィルター・アクティブプラズマイオン発生ユニットの有無にあります。アクティブプラズマイオン発生ユニットがあると良い場合はACM55Yを、抗菌プレフィルターがあると良い場合にはACM55Zを選ぶと良いでしょう。
以上、ACM55ZとACM55Yの2つの違い。でした。
- ACM55ZとMC55Zの3つの違い。[ダイキン空気清浄機]
- ACM55YとMC55Yの違いは? [ダイキン空気清浄機]
- MCK55ZとMCK50Yの8つの違い。[ダイキン空気清浄機]
- MCK70ZとMCK55Zの6つの違い。[ダイキン空気清浄機]
- MCK70ZとMCK70Yの2つの違い。[ダイキン空気清浄機]
- MC55ZBKとMC55Zの1つの違い。[ダイキン空気清浄機]
参考
ACM55Z
25畳
11分
フィルター
フィルター
センサー
プレフィルター
抗菌
運転
運転
ロック
プラグ
ACM55Y
25畳
11分
プラズマイオン
フィルター
フィルター
センサー
抗菌
運転
運転
ロック
プラグ
- Daikin