NI-FS40Aと型落ち機種NI-FS430の1つの違い。

パナソニックの衣類スチーマーNI-FS40AとNI-FS430は、何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。

1つの違い

NI-FS40Aは、NI-FS430の後継機種です。NI-FS430がいわゆる型落ち機種に相当します。

• NI-FS40A: 2024年3月発売
• NI-FS430: 2023年3月発売

NI-FS40AとNI-FS430はどちらもお手頃な価格が魅力なスタンダードモデルです。

新機種のNI-FS40Aは、旧機種のNI-FS430と比べて、次の点が異なります。

スチーム量・本体のサイズ・立ち上がり時間・タンク容量などのスチーマーとしての基本性能は同じです。プレスアイロンとして使用するときの性能が変更になっています。

新機種のNI-FS40Aはアイロン面の素材が変更になり、旧機種のNI-FS430よりも滑りが悪くなっています。

そのため、価格が同等であれば、旧機種のNI-FS430がおすすめです。

違いを表で比較すると次のようになります。

型番	NI-FS40A (スタンダード)	NI-FS430 (スタンダード)
発売年	2024/3	2023/3
外観
アイロン面コート	シルバーチタンコート	セラミックコート
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!

違いについて詳しく見てみましょう。

アイロン面素材

どちらの機種もスチーマーとして使えるだけではなく、アイロン台を用いてプレスアイロンとしても使えます。そのときに重要なのが、アイロン面の滑りやすさです。

アイロン面素材は、NI-FS40Aはシルバーチタンコート、NI-FS430はセラミックコートです。

旧機種NI-FS430のセラミックコートのほうが、すべりやすいコーティングです。スムーズに生地の上を流れるように動き、きれいに仕上がります。また、丈夫でスプレー糊の汚れもつきにくく、きれいに仕上がります。

とはいえNI-FS40Aのシルバーチタンコートも、フッ素コートやただのチタンコートと比べれば滑りやすいです。

スチーマーでは取りきれないシワがあるときや、ズボンやプリーツのプレスをしたい場合には、プレスアイロンとして使用しますが、そのような機会が多いのであれば、より滑りやすいコーティングを採用したNI-FS430がおすすめです。

項目	NI-FS40A	NI-FS430
アイロン面コート	シルバーチタンコート	セラミックコート
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!

本体色

本体色は、NI-FS40Aはホワイトで、NI-FS430はアイボリーです。どちらも清潔感のある色です。

次の画像はNI-FS40Aのホワイトです。

次の画像は、NI-FS430のアイボリーです。

こちらのほうが少し色のついた白色です。

少しの違いですが、お好みの色で選ぶのもよいでしょう。

型番	NI-FS40A	NI-FS430
外観
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!

どちらがおすすめか

新機種のNI-FS40Aが、旧機種のNI-FS430と比べて異なる点は次のとおりです。

新機種のNI-FS40Aは、旧機種のNI-FS430よりも、アイロン台を使用してアイロンするときなど、衣類にアイロンを当てて使うときの滑りが悪くなっています。

スチーム量・本体のサイズ・立ち上がり時間・タンク容量などのスチーマーとしての基本性能は同じです。

そのため、価格が同等であれば、旧機種のNI-F430がおすすめです。

NI-FS40Aがおすすめの方

• ホワイト色がよい。

NI-FS430がおすすめの方

• 滑りの良いアイロン面のほうがよい。
• アイボリーの本体色がよい。

価格と性能を表で比較

NI-FS40AとNI-FS430の価格と性能を表で比較すると、次のようになります。

型番	NI-FS40A (スタンダード)	NI-FS430 (スタンダード)
発売年	2024/3	2023/3
外観
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!
型番	NI-FS40A	NI-FS430
スチーム量 (平均)	約 11 g/分	約 11 g/分
連続使用時間	約 4 分	約 4 分
スチーム噴射	220°	220°
立ち上がり時間	約 30 秒	約 30 秒
スチームボタン	プッシュ式	プッシュ式
タンク容量	約 50 mL	約 50 mL
重量	約 670 g	約 670 g
本体サイズ 幅×高さ×長さ	約 7 × 13 × 15.5 cm	約 7 × 13 × 15.5 cm
自動ヒーターオフ	−	−
温度調節機能  (ドライ時)	約160℃	ドライ 約160℃/スチーム 約160℃
アイロン面コート	シルバーチタンコート	セラミックコート
抗菌ハンドル	−	−
消費電力	950 W	950 W
コードの長さ	2.5 m	2.5 m

共通機能

NI-FS40AとNI-FS430のどちらにも搭載されている機能や共通性能について簡単に紹介します。

• スチーム量
• 持続時間
• 220°スチーム
• ワイドスチーム

スチーム量

どちらの機種もスチーム量は平均 11 g/分です。スチーム量は、スチーマーの最も重要な性能です。スチームには、シワを伸ばすだけでなく、脱臭・抗菌・アレル物質抑制の効果もあります。

(画像はパナソニック公式ページより引用。)

2023/2024年の最上位機種は15 g/分ですので、それよりは弱いです。しかし、2022年の最上位モデルNI-FS780のスチーム量は11 g/分でしたので、それと同等です。スチーマーを使ってみたいという場合に良いでしょう。

型番	NI-FS40A	NI-FS430
スチーム量(平均)	11 g/分	11 g/分
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!

持続時間

タンク容量も同じなため、一度の給水で連続使用できる時間(持続時間)はどちらも約 4 分です。

スチームをかけるのにかかる時間は、1着あたり2分程度とされますので、一度に2着相当にスチームをあてることができます。

型番	NI-FS40A	NI-FS430
持続時間	約 4 分	約 4 分
参考価格	￥7,354〜(2025/06/18 05:17) Amazon 楽 天 Yahoo!	￥6,720〜(2025/06/18 06:31) Amazon 楽 天 Yahoo!

360°スチーム

どちらの機種も、次の画像のようにスチームの出る角度は220°の範囲に限られており、スチームの出ない角度があります。

スチームが出ないなと思ったら、角度を確認してみましょう。

ワイドスチーム

どちらの機種も、スチームが広がりやすいように円状に配置されています。しばらく前の機種では、スチーム穴が直線状に配置されています。

次の画像の左がワイドではない機種のアイロン面で、右の画像がワイドの機種のアイロン面です。

(画像はパナソニック公式ページより引用。)

スチームが広がりやすく、衣類をケアしやすいのは嬉しいですね。

(画像はNI-FS770。パナソニック公式ページより引用。)

まとめ

パナソニックの衣類スチーマーNI-FS40AとNI-FS430の違いについて紹介しました。スチーマーとしての性能は同じですが、NI-FS40Aはアイロン面の素材が少し滑りにくい素材に変更になりました。プレスアイロンとしても使おうという方にはNI-FS430がおすすめです。

• NI-FS70Aと型落ち機種NI-FS790の6つの違い。
• NI-FS60Aと型落ち機種NI-FS690の4つの違い。
• NI-FS60AとNI-FS790の4つの違い。スチーム量。
• NI-FS70AとNI-FS60Aの7つの違い。スチーム量。
• NI-FS60AとNI-FS40Aの8つの違い。スチーム量。
• NI-FS790とNI-FS690の4つの違い。スチーム量。

以上、NI-FS40AとNI-FS430の1つの違い。でした。

参考

• NI-FS40A 公式ページ
• NI-FS430 公式ページ

NI-FS40A

NI-FS430