消化酵素を一覧で紹介!

ここでは、消化酵素の一覧を紹介しています。

消化酵素の位置づけ

はたらきで分類

酵素の種類は非常に多いですが、それを働きによって分類すると、加水分解酵素・酸化還元酵素・脱炭酸酵素・転移酵素の4つに分けることができます。

加水分解酵素のうち食物の消化に関係するのが、消化酵素です。

はたらく場所で分類

酵素をはたらく場所によって分類すると、細胞内ではたらく細胞内酵素と、細胞外に分泌されてはたらく細胞外酵素に分けられます。

消化酵素は、細胞外酵素です。

主な消化酵素の一覧

主な消化酵素を表に示しました。

酵素の種類 酵素の例 消化液 酵素のはたらき
炭水化物加水分解酵素 アミラーゼ
(ジアスターゼ)
唾液、膵液 デンプン → デキストリン+マルトース(麦芽糖)
コウジカビのものではグルコースまで分解。
マルターゼ 腸液、唾液 マルトース → グルコース(ブドウ糖)
スクラーゼ、サッカラーゼ 腸液 スクロース → グルコース+フルクトース(果糖)
ラクターゼ ラクトース(乳糖) → グルコース+ガラクトース
タンパク質加水分解酵素
(プロテアーゼ、プロテイナーゼ、広義のペプチダーゼ)
ペプシン 胃液 タンパク質 → ペプチド
トリプシン 膵液
キモトリプシン
ペプチダーゼ 腸液 ペプチド → アミノ酸
脂肪加水分解酵素 リパーゼ 胃液、膵液、(腸液、唾液) 脂肪 → 脂肪酸+グリセリン

注釈

  • 唾液に含まれるアミラーゼを特にプチアリン、膵液に含まれるアミラーゼを特にアミロプシンと呼ぶ。
  • リパーゼは腸液、膵液にも割合は少ないが含まれる。
  • サッカラーゼはスクロースのフルクトースを認識して加水分解するのに対して、スクラーゼはグルコース側から分解する。
  • トリプシン・キモトリプシンは、エンドペプチダーゼの一種。
  • 膵液、腸液に含まれるヌクレアーゼは核酸分解酵素。

まとめ

酵素の名前のカタカナをそのまま覚えようとすると大変ですが、人の名前と同じで、はたらきなどの「個性」を理解してから覚えると、まだ覚えやすいですよ。

自分で空白の表を作って、そこに酵素名や働きを書きこむ、というのを繰り返すのもおすすめです。

以上、消化酵素を一覧で紹介!でした。

参考文献

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