キヤノンのドキュメントスキャナーDR-C225W IIとDR-C225 IIはよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。
1つの違い
DR-C225W IIとDR-C225 IIの違いは、Wi-Fi機能だけです。
どちらの機種もUSBケーブルで接続してスキャンをすることができますが、DR-C225W IIはWi-Fi機能を搭載しており、ワイヤレスでもスキャンを行うことができます。
他の性能は同じです。
違いを表で比較すると、次のようになります。
型番 | DR-C225W II | DR-C225 II |
---|---|---|
外観 |
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参考価格 | ¥68,800〜(2024/11/21 12:54) |
¥37,900〜(2024/11/21 12:54) |
型番 | DR-C225W II | DR-C225 II |
Wi-Fi | 対応 | − |
インターフェイス | Hi-Speed USB2.0 | |
【読み取り速度(A4縦)】 | ||
白黒/256階調グレースケール | <USB接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:25枚/分、600dpi:13枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:50面/分、600dpi:26面/分 |
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<Wi-Fi接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:25枚/分、600dpi:6枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:35面/分、600dpi:6面/分 |
− | |
読み取り速度(A4縦) 24 bitカラー |
<USB接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:15枚/分、600dpi:4枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:30面/分、600dpi:6面/分 |
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<Wi-Fi接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:15枚/分、600dpi:4枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:17面/分、600dpi:4面/分 |
− |
違いについて、詳しく見てみましょう。
Wi-Fi
DR-C225W IIは、USB2.0ケーブルのほかにWi-Fi認証された無線LANで接続することができます。無線LANルーターを介して接続する方法のほか、アクセスポイントモードでスキャナーと使用端末1対1で接続することも可能です。かんたん接続設定は、WPSに対応しています。
スキャナをパソコンの近くに常設して使用する場合は、Wi-Fi機能のないDR-C225 IIでも良いかもしれませんが、スマホやタブレットからスキャナを使いたい場合や、移動することの多いノートパソコンで使用したい場合には、Wi-Fi機能のあるDR-C225W IIのほうが便利でしょう。
注意点としては、Wi-Fi接続をする場合はUSB接続よりも、高画質スキャンの読み取り速度が低下するということです。
極端な例を挙げると、A4縦の両面600dpiの白黒スキャンの際、USB接続では1分あたり26面を読み取ることができますが、Wi-Fi接続では6面に低下します。
そのため、気軽にスキャンしたいときにはワイヤレスで、高画質で大量にスキャンしたいときにはUSB接続に切り替えて使うと良いでしょう。
どちらがおすすめか
このように、DR-C225W IIとDR-C225 IIの違いは、DR-C225W IIはWi-Fiを使ってワイヤレス接続できるという点だけです。
そのため、スマホやタブレットからスキャンしたい場合や、パソコンの近くにスキャナを置くスペースがない場合、常設しないノートパソコンに接続したい場合などでは、DR-C225W IIがおすすめです。
USB接続だけで十分という場合には、DR-C225 IIがおすすめです。執筆時点での価格は1万円ほど安いです。
価格と機能を表で比較
DR-C225W IIとDR-C225 IIの価格と機能を表で比較すると次のようになります。
型番 | DR-C225W II | DR-C225 II |
---|---|---|
外観 |
||
参考価格 | ¥68,800〜(2024/11/21 12:54) |
¥37,900〜(2024/11/21 12:54) |
型番 | DR-C225W II | DR-C225 II |
Wi-Fi | 対応 | − |
インターフェイス | Hi-Speed USB2.0 | |
【読み取り速度(A4縦)】 | ||
白黒/256階調グレースケール | <USB接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:25枚/分、600dpi:13枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:50面/分、600dpi:26面/分 |
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<Wi-Fi接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:25枚/分、600dpi:6枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:35面/分、600dpi:6面/分 |
− | |
読み取り速度(A4縦) 24 bitカラー |
<USB接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:15枚/分、600dpi:4枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:30面/分、600dpi:6面/分 |
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<Wi-Fi接続時> 片面:200dpi:25枚/分、300dpi:15枚/分、600dpi:4枚/分 両面:200dpi:50面/分、300dpi:17面/分、600dpi:4面/分 |
− | |
型番 | DR-C225W II | DR-C225 II |
対応原稿 | 普通紙、名刺、カード、大判(半折)、はがき | |
原稿種類の制限 | 感圧紙:可(綴代側からの給紙、表裏反転給紙は不可)、裏カーボン紙:不可、バインダー開穴紙:8mm以下の2穴・3穴・4穴は可、カール:5mm以下、折れ・しわ:伸ばしてから給紙のこと | |
最大トレー積載量(カール量含む) | 約30枚(80g/㎡紙)かつ、積載高さ6mm以下(カール込み) | |
センサー | CIS | |
読取面 | 片面/両面 | |
背景色 | 白 | |
光学解像度 | 600dpi | |
出力解像度 | 150×150dpi、200×200dpi、300×300dpi、400×400dpi、600×600dpi | |
給紙方法 | 標準/自動/手差し | |
インターフェース | Hi-Speed USB2.0 | |
ドライバー | ISIS/TWAIN | |
ドロップアウトカラー | 赤、緑、青に切替え/赤強調モード | |
光源ピーク波長 | R:620nm G:530nm B:467nm | |
その他機能 | 超音波重送検知 | |
電源 | 100V(50/60Hz) | |
消費電力 | 動作時: 最大15.6W以下 スリープモード時: 4.4W以下 電源オフ時: 0.5W以下 |
動作時: 最大12.7W以下 スリープモード時: 1.7W以下 電源オフ時: 0.5W以下 |
重量 | 約2.8kg | 約2.7kg |
外形寸法 | トレー収納時 W:300mm H:220mm D:156mm トレー全開時 W:300mm H:339mm D:235mm |
まとめ
キヤノンDR-C225W IIとDR-C225 IIの違いは、Wi-Fi機能だけです。設置場所や使用端末に合わせて、機種を選ぶと良いでしょう。
以上、DR-C225W IIとDR-C225 IIの1つの違い。でした。
参考
- キヤノン
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- キヤノン
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