パナソニックの導入美容器 イオンエフェクターは、化粧成分を肌の角質層へ導入・浸透させる美容家電です。
ハイスペックモデルにEH-ST97とEH-ST86がありますが、何が異なるのでしょうか。
違いは1つあります。わかりやすく紹介します。
なお、イオンエフェクター10モデルについて次の記事で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
1つの違い
EH-ST97は、EH-ST86の実質的な後継モデルです。
違いはプレケアヘッドにあります。他の性能は同じです。
新モデルのEH-ST97では、EH-ST86よりもプレケアヘッドの電位パルスを発生させる電極面積が1.6倍になっています。
(図はパナソニック公式ページより引用)
これにより、プレケアモードを使用した際のヒアルロン酸やコラーゲンの浸透力がアップしています。
旧モデルのEH-ST86では、手塗りと比較して、ヒアルロン酸は4.9倍、コラーゲンは4.0倍の浸透量でした。
新モデルのEH-ST97では、ヒアルロン酸は5.7倍、コラーゲンは5.0倍に増えました。
(手塗りと比較) | EH-ST86 | EH-ST97 |
ヒアルロン酸 | 4.9倍 | 5.7倍 |
コラーゲン | 4.0倍 | 5.0倍 |
次はEH-ST97のプレケアモードを使い、ヒアルロン酸の浸透量を比較した図です。
(図はパナソニック公式ページより引用)
下位モデルではプレケアモードがないため、ヒアルロン酸を角質層へ浸透させたいときはリズム保湿モードのみを使うことになります。
図をみると、リズム保湿モードだけでも、手で塗布するよりも浸透していることがわかります。
しかし、EH-ST97のプレケアモードも使うことで、一段とヒアルロン酸の浸透量が高まっています。
ヒアルロン酸やコラーゲンを含む化粧品を使用している方には嬉しい機能ですね。
プレケアモードとは?
プレケアモードは、角質層を一時的にゆるめて美容成分の通り道を作る機能です。リズム保湿モードの前に、プレケアヘッドを使って行います。
(図はパナソニック公式ページより引用)
美容成分のヒアルロン酸やコラーゲンなどの高分子成分は分子量が大きく角質層に浸透しにくいという特徴があります。
そこでまずプレケアモードで角質層をゆるめ、その後にリズム保湿モードを使用することで、美容成分が角質層へ浸透しやすくすることができます。
このモードは、EH-ST97とEH-ST86にのみ搭載されています。
おすすめは?
プレケアモードの性能が高いEH-ST97のほうがおすすめです。
しかし、EH-ST86は生産終了になっていることもあり、在庫の価格がEH-ST97よりも安くなっている場合があります。
EH-ST86のプレケアモードでも、下位モデルでリズム保湿だけしたときと比べると高分子量の化粧成分の浸透量が多いため、手頃な価格でプレケアモードを使いたいという方には、EH-ST86もおすすめです。
まとめ
パナソニックのイオンエフェクターEH-ST97とEH-ST86の違いは、プレケアヘッドの電極面積の違いです。
EH-ST97のほうがEH-ST86よりも、2割ほどヒアルロン酸やコラーゲンの浸透量が増しています。
イオンエフェクター10モデルについて次の記事で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
以上、EH-ST97とEH-ST86の1つの違い!でした。