EH-ST98とEH-ST78の2つの違い!プレケアヘッドが追加。[導入美容器]

パナソニックの導入美容器 イオンエフェクターは、化粧成分を肌の角質層へ導入・浸透させる美容家電です。

EH-ST98とEH-ST78は、何が異なるのでしょうか。

違いは2つあります。わかりやすく紹介します。

 

なお、次の記事では、イオンエフェクター12モデルについて機能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

パナソニック イオンエフェクター12モデルの一覧比較![導入美容器]

2つの違い

EH-ST98とEH-ST78はどちらも2020年発売のモデルです。

違いは、次の2点です。

  • プレケアヘッドとプレケアモードの有無
  • マルチモードの有無

EH-ST98では、本体背面にプレケアヘッドが搭載され、プレケアモードが追加されています。

またお手軽に肌ケアを行うマルチモードが追加されています。

 

違いを表で比較すると次のようになります。

モデル名 EH-ST78 EH-ST98
画像    パナソニック 美顔器 イオンエフェクター クールモード付き 浸透タイプ ゴールド調 EH-ST78-N パナソニック 美顔器 イオンエフェクター クールモード付き 高浸透タイプ ゴールド調 EH-ST98-N
参考価格
¥14,107〜(2024/04/18 23:54)
¥28,433〜(2024/04/17 10:39)
モード数 4 6
モード スキンクリア
保湿
ブライトニング
クール
スキンクリア
保湿
ブライトニング
クール
マルチ
プレケア
イオンレベル 強・弱 強・弱
温感 高・中・低・切 高・中・低・切
本体寸法 20.2×5.1×4.45 cm 21.4×5.3×6.5 cm
本体質量 約 145 g 約 180 g

細かな違いですが、EH-ST98はプレケアヘッドの分、サイズが少し大きく、本体質量が35 g重くなっています。

またEH-ST98では本体を立てておけるスタンドが付属します。

 

次の仕様は2つのモデルに共通です。

  • 海外使用可
  • 電源・電圧: AC100~240V(自動電圧切替付) 50-60Hz
  • 電源方式: 充電式・コードレス
  • 使用電池: リチウムイオン電池
  • 充電時間: 約1時間(室温15~35℃)
  • コードの長さ: 約1.8m(ACアダプター)

 

違いについて詳しく見ていきましょう。

プレケアヘッドとは

EH-ST98は、イオンヘッドの他に、プレケアヘッドを搭載しています。


(図はパナソニック公式ページより引用)

プレケアヘッドは、プレケアモードの際に使用するヘッドです。

他のモードでは、イオンヘッドを使います。

プレケアモードとは

EH-ST98のプレケアモードとはどういうものなのでしょうか。

 

プレケアモードは、角質層を一時的にゆるめて美容成分の通り道を作る機能です。

リズム保湿の前に、背面のプレケアヘッドを使って行います。

美容成分のヒアルロン酸やコラーゲンなどの高分子成分は、分子量が大きく角質層に浸透しにくいという特徴があります。


(図はパナソニック公式ページより引用)

 

そこでプレケアモードで角質層をゆるめ、その後に化粧品を塗りリズム保湿モードを使用することで、美容成分が角質層へ浸透しやすくすることができます。


(図はパナソニック公式ページより引用)

なお、角質層のラメラ構造はお手入れ後に自然に元に戻ります。

 

EH-ST78に搭載されている保湿モードだけを使った場合でも、手で化粧品を塗布する場合と比べてヒアルロン酸は1.6~1.7倍程度、角質層へ浸透することがわかっています。

しかし、EH-ST98でプレケアをした場合にはさらにヒアルロン酸が浸透し、手で塗布したときの5.7倍の浸透量があります。また、コラーゲンについても5.0倍の浸透量があるということです。

 

このように、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの分子量の大きい成分も角質層へ浸透させやすくするのがプレケアモードです。

2分のプレケアモードは、ひと手間はかかりますが、浸透しにくい美容成分が浸透しやすくなり、より保湿されるようになるのが嬉しい機能ですね。

マルチモードとは?

EH-ST98に搭載された「マルチモード」は、化粧品の保湿成分・ビタミンCを一度で手軽に浸透させたいときに使用する、3分の温感モードです。

 

ヘッドがプラスに帯電すると高分子保湿成分が肌によく浸透しますし、逆にマイナスに帯電するとビタミンCが肌によく浸透します。

そのため、「保湿モード」や「リズム保湿モード」ではヘッドがプラスに帯電するようになっていますし、ビタミンC化粧品用の「ブライトニング」モードではヘッドがマイナスに帯電するようになっています。

 

しかし、高分子保湿成分もビタミンCも両方含まれる化粧品ももちろんあります。

EH-ST78では、どちらの成分を浸透させたいか自分で決めて、「保湿モード」か「ブライトニングモード」のどちらかを選んで使用するようになっています。

 

しかし、EH-ST98の「マルチモード」では、ヘッドがプラスとマイナスに交互に帯電することで、保湿成分もビタミンCも両方が浸透するようになっています

マルチモードでは、手で塗った場合と比べて、保湿成分とビタミンCはそれぞれ1.3倍が角質層へ浸透します。

 

なお、保湿モードを使用すると、保湿成分は1.7倍角質層へ浸透し、ブライトニングモードを使用すると、ビタミンCは1.5倍角質層へ浸透します。

そのため、マルチモードではなく、保湿モードとブライトニングモードをそれぞれ使ったほうが、角質層に多く化粧品成分が浸透しますが、各3分かかりますので2倍の時間がかかることになります。

 

マルチモードでは、1回3分で両方の化粧品成分をそこそこ浸透させることができるので、時間のない時やお手軽にケアしたいときに便利な機能です

おすすめはどっち?

EH-ST98のプレケアモードを使用することで、ヒアルロン酸やコラーゲンなどを角質層へより多く届けることができます。

またマルチモードでは、化粧品の保湿成分・ビタミンCを一度で手軽に浸透させることができます。

そのため、EH-ST98は肌の乾燥が気になっている方や、急いでいるときには手軽にケアしたいという方におすすめのモデルです。

特にプレケアモードの効果は大きく、ヒアルロン酸やコラーゲンを含む化粧品を使っている方には、それだけの価値があるモデルだと思います。

 

一方で、分子量の小さいグリセリンなどの保湿成分は、リズム保湿モードでもよく浸透します。

それほど乾燥が気になっていない方や、EH-ST98は高いと思われる方は、比較的お手頃な価格のEH-ST78がおすすめです

 

迷うところですが、どちらのモデルを選んでも、手で塗る場合よりも美容成分を角質層まで浸透させることができます。

イオンエフェクターは、日々の肌ケアをランクアップさせたいという方におすすめです。

モデル名 EH-ST78 EH-ST98
画像    パナソニック 美顔器 イオンエフェクター クールモード付き 浸透タイプ ゴールド調 EH-ST78-N パナソニック 美顔器 イオンエフェクター クールモード付き 高浸透タイプ ゴールド調 EH-ST98-N
特徴 ひんやり冷たいクールモードを搭載。 背面にプレケアヘッドを搭載。ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分を角質層まで浸透しやすくする効果がある。
おすすめの方 肌ケアのあとにクールモードで、肌の引き締まり感を得たい方。 大きい分子の美容成分もしっかり角質層まで届けて、保湿効果を高めたいという方。
参考価格
¥14,107〜(2024/04/18 23:54)
¥28,433〜(2024/04/17 10:39)

まとめ

パナソニックの導入美容器 イオンエフェクターEH-ST98とEH-ST78の違いは、プレケアモードの有無とマルチモードの有無です。

プレケアモードが搭載されているEH-ST98では、ヒアルロン酸を手で塗布したときの5.7倍角質層へ浸透させることができます。

肌の乾燥が気になっているという方には、EH-ST98がおすすめです。

 

詳しいモデルの違いについては、イオンエフェクター12モデルについて比較している次の記事も参考にしてみてくださいね。

パナソニック イオンエフェクター12モデルの一覧比較![導入美容器]

 

以上、EH-ST98とEH-ST78の2つの違い!プレケアヘッドが追加。でした。

参考