KC-F70とKC-L50の7つの違い。風量・加湿量。

KC-F70とKC-L50はどちらもシャープのプラズマクラスター7000を搭載した薄型の加湿空気清浄機です。この2つの機種はよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは7つあります。わかりやすく紹介します。

 

[参考記事] 空気清浄機 KC-N50とKC-L50の違いは?

7つの違い

KC-F70は、KC-L50よりも最大風量が大きい上位機種です。KC-F70は2015年発売で、KC-L50は2019年発売です。

 

KC-F70は、KC-L50と比べて、次のような違いがあります。

  • 最大風量が 3割ほど大きく、プラズマクラスター適用床面積は約 17 畳まで。
  • 加湿量も 3割ほど大きい。
  • おまかせ運転では、風量の自動調節だけで加湿の切り替えはされない。梅雨モードがある。
  • ホコリセンサーと照度センサーを搭載。
  • 数値で湿度・温度・電気代表示が可能。3段階でPM2.5の量を表示できる。
  • チャイルドロック・みはり機能・自動開閉ルーバー・切タイマー (1/2/4/8時間)などの補助機能がある。
  • 本体サイズは、幅・奥行・高さのそれぞれで 2 cm程度大きい。

 

このようにKC-F70のほうが、風量や加湿量が多く、多機能な機種です。

コンパクトさを重視しないのであれば、KC-F70のほうがおすすめです。

 

なお、「KC-F70は発売年が古いので、中身も古い」と思われるかもしれませんが、Amazon.co.jpで2021年に購入したところ2021年製となっていました。発売年の違いは気にしなくても良いでしょう。

 

価格と性能を表で比較すると次のようになります。

型番 KC-F70 KC-L50
発売年 2015 2019
外観
     
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター ~17畳/空気清浄 ~31畳 ホワイト KC-F70-W シャープ 空気清浄機【加湿機能付】(空清23畳まで/加湿15畳まで ホワイト系)SHARP 「プラズマクラスター7000」搭載 KC-L50-W
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

型番 KC-F70 KC-L50
加湿量・給水タンク
最大 650 mL/h
約 3.0 L
最大 500 mL/h
約 2.5 L
最大風量
6.8 ㎥/分
5.1 ㎥/分
8畳の部屋の清浄時間
9 分
12 分
プラズマクラスター・適用床面積
プラズマクラスター7000
約 17 畳 (約 28 ㎡)
プラズマクラスター7000
約 13 畳 (約 21 ㎡)
型番 KC-F70 KC-L50
運転
おまかせ自動運転
パワフル吸じん
静か寝
花粉
梅雨
おまかせ運転 (加湿も切り替え)
パワフル吸じん
おやすみ
花粉
センサー
5つ
ホコリ・ニオイ・温度・湿度・照度
3つ
ニオイ・温度・湿度
モニター
きれいモニター
デジタル湿度/温度/電気代表示
PM2.5モニター
きれいモニター
3段階湿度モニター
使い勝手
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
チャイルドロック
みはり機能
自動開閉ルーバー
切タイマー (1/2/4/8時間)
モニター明るさ切り替え
シャープ製エアコンとの連動
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
外形寸法 幅420×奥行242×高さ637 (mm)
幅399×奥行230×高さ613 (mm)
質量 約 8.6 kg 約 7.5 kg

違いについて詳しく見てみましょう。

風量

最大風量は、KC-F70では 6.8 ㎥/分で、KC-L50では 5.1 ㎥/分です。KC-F70のほうが 3割ほど大きいです。そのため、同じ大きさの部屋では、KC-F70のほうが短い時間で空気を清浄することができます。

プラズマクラスター適用床面積は、KC-F70では 約 17 畳で、KC-L50では 約 13 畳です。KC-L50を 13畳を超える部屋で使用すると、部屋の中央でのプラズマクラスターのイオン濃度が 7000 個/c㎥よりも低くなります。

 

13畳を超える部屋で使用したいという方や、それよりも狭い部屋でも、より早く空気清浄したいという方には、KC-F70がおすすめです。

 

型番 KC-F70 KC-L50
最大風量
6.8 ㎥/分
5.1 ㎥/分
8畳の部屋の清浄時間
9 分
12 分
プラズマクラスター・適用床面積
プラズマクラスター7000
約 17 畳 (約 28 ㎡)
プラズマクラスター7000
約 13 畳 (約 21 ㎡)
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

加湿量

最大加湿量は、KC-F70では 650 mL/hで、KC-L50では 500 mL/hです。KC-F70のほうが 3割ほど大きいです。

プレハブ洋室での加湿適用床面積は、KC-F70では 18畳まで、kC-L50では 14畳までです。

 

風量同様に、加湿の面でも 13~14畳を超える場合には、KC-F70のほうが良いでしょう。また、部屋の乾燥が特に気になる場合や、木造和室などの乾燥しやすい部屋で使用する場合は、より狭い部屋でも KC-F70のほうがおすすめです。

型番 KC-F70 KC-L50
加湿量・給水タンク
最大 650 mL/h
約 3.0 L
最大 500 mL/h
約 2.5 L
加湿空気清浄適用床面積
プレハブ洋室: ~18畳 (30 ㎡)
木造和室: ~11畳 (18 ㎡)
プレハブ洋室: ~14畳 (23 ㎡)
木造和室: ~8.5畳 (14 ㎡)
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

運転モード

どちらの機種にも、おまかせ・パワフル吸じん・静か寝/おやすみ・花粉の運転モードがあります。

おまかせ運転では、KC-L50では、風量と加湿が部屋の空気の状況に合わせて自動で切り替わりますが、KC-F70では風量のみが自動で切り替わります。加湿しすぎを防ぎたい場合は、KC-L50のほうが良いでしょう。

またKC-F70には、梅雨モードがあります。このモードでは、湿度が70%以上になると、風量強めの自動運転でプラズマクラスターと集じんを強化します。カビやニオイが気になる梅雨時に使用するのが適しています。

 

型番 KC-F70 KC-L50
運転
おまかせ自動運転
パワフル吸じん
静か寝
花粉
梅雨
おまかせ運転 (加湿も切り替え)
パワフル吸じん
おやすみ
花粉
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

センサー

どちらの機種にも、ニオイ・温度・湿度センサーが付いています。

KC-F70では、これに加えて高感度ホコリセンサー・照度センサーも搭載しています。

 

そのため、KC-F70では高感度ホコリセンサーにより、部屋に漂うPM2.5〜花粉サイズの粒子の量にあわせて自動で風量を切り替えたり、照度センサーにより、部屋の明るさにあわせて表示部の明るさを自動で切り替えることができ便利です。

 

型番 KC-F70 KC-L50
センサー
5つ
ホコリ・ニオイ・温度・湿度・照度
3つ
ニオイ・温度・湿度
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

モニター

KC-L50には、きれいモニターと3段階湿度モニターが搭載されています。きれいモニターは、ニオイセンサーで部屋の汚れ具合を判断します。

 

KC-F70では、きれいモニターと、湿度・温度・24時間電気代モニター、3段階PM2.5モニターが搭載されています。KC-F70のきれいモニターは、ニオイだけでなくホコリの量も含めて、部屋の汚れ具合を判断します。

 

次の画像は、KC-F70の湿度・温度・24時間電気代モニターです。


(画像はシャープ公式ページより引用。)

スイッチで切り替えて、湿度・温度・24時間電気代のいずれかを数値で表示することができます。

 

3段階PM2.5モニターは、PM2.5の量に応じて色が変わります。


(画像はシャープ公式ページより引用。)

 

PM2.5は、次のようなものに含まれます。

  • タバコや線香などの煙
  • 調理時に発生する煙
  • 自動車などの排気ガス

 

KC-F70では、湿度/温度/電気代を数値で見ることができる点や、PM2.5量の多い少ないをひと目で知ることができる点が便利ですね。

 

型番 KC-F70 KC-L50
モニター
きれいモニター
デジタル湿度/温度/電気代表示
PM2.5モニター
きれいモニター
3段階湿度モニター
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

補助機能

KC-F70には、チャイルドロック・みはり機能・自動開閉ルーバー・切タイマー (1/2/4/8時間)などの補機能が付いています。

チャイルドロック

チャイルドロック機能は、ボタンを3秒以上長押しすることで、いたずらや誤動作を防止します。

ボタンを押すことがとにかく好きな1~3歳児がいらっしゃるご家庭におすすめです。

みはり機能

KC-F70に搭載されている「みはり機能」とは、部屋の温度・湿度に注意が必要な状態をセンサーが検知し、ランプの色と音でお知らせする機能です。

みはり機能ON(お知らせ音あり)・みはり機能ON(お知らせ音なし)・みはり機能OFFの3種類から設定できます。

 

みはり機能には「高温・高湿みはり」と「乾燥・低温みはり」の二種類があります。

高温・高湿みはり

「高温・高湿みはり」では、高温・高湿になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などの場合には加湿機能が止まります。

熱中症を防止する機能ではないということですが、補助的に使用することが想定されています。

乾燥・低温みはり

「乾燥・低温みはり」では、ウイルスの生存しやすい湿度・温度になると、音とランプの色でお知らせをして、おまかせ運転中などのときには、風量を少し強めて加湿「入」で運転を始めます。

乾燥したことを感知して、加湿機能を起動してくれるのは親切ですね。

自動開閉ルーバー

KC-L50では、運転開始時にルーバーを手で開けないといけません。

それだけのことではありますが、毎回行うのは面倒ではあります。

KC-F70ではルーバーは自動で開閉しますので、スタート/停止ボタンを押すだけで運転の開始/停止を行うことができます。

切タイマー

KC-F70には切タイマーがあり、設定した時間が経過すると、自動的に運転を停止します。

1, 2, 4, 8時間の4通りから設定することができます。

例えば、お出かけ前に部屋のニオイが気になったら、2時間の切タイマーを設定して出かける、などという使い方ができます。

 

常時運転をする場合は必要ありませんが、必要なときだけ運転したい場合に活躍する機能です。

モニター明るさ切り替え

KC-L50では、表示部がまぶしいときには表示を消灯することができます。

 

KC-F70ではさらに、部屋の明るさに応じて表示部の明るさを切り替える機能が付いています。

具体的には、照度センサーに応じて明るさを変える「自動」と、明かりを抑えた「暗」、消灯の「切」の三種類から選ぶことができます。

 

寝室で使用する場合は、明るさが自動で切り替わると嬉しいですね。

シャープ製エアコンとの連動

KC-F70には、シャープ製エアコンとの連動機能が付いています。

エアコン運転時に、 エアコンからの信号を受信してお部屋の状態に合わせた運転を自動で行います。

対応のエアコンをお持ちの方には便利な機能です。

 

型番 KC-F70 KC-L50
使い勝手
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
チャイルドロック
みはり機能
自動開閉ルーバー
切タイマー (1/2/4/8時間)
モニター明るさ切り替え
シャープ製エアコンとの連動
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

本体サイズ

本体サイズと質量にはそれほど差はありませんが、KC-F70のほうが、幅・奥行・高さのそれぞれで 2 cm程度大きいです。

うちでKC-F70を8畳ほどの部屋に置いてみたところ、場所を取る感じがしました。寝室などコンパクトな部屋で使う場合には、KC-L50のほうが良いでしょう。

 

型番 KC-F70 KC-L50
外形寸法 幅420×奥行242×高さ637 (mm)
幅399×奥行230×高さ613 (mm)
質量 約 8.6 kg 約 7.5 kg
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

どちらがおすすめか?

KC-F70は、KC-L50と比べて、次の点が優れています。

  • 最大風量が 3割ほど大きい。
    プラズマクラスター適用床面積はKC-L50が13畳までなのに対して、KC-F70は約 17 畳まで。
  • 加湿量も 3割ほど大きい。
  • 梅雨モードを搭載する。
  • ホコリセンサーと照度センサーを搭載。
  • 数値で湿度・温度・電気代表示が可能。3段階でPM2.5の量を表示できる。
  • チャイルドロック・みはり機能・自動開閉ルーバー・切タイマー (1/2/4/8時間)などの補助機能がある。

 

一方で、次の点はKC-L50が優れています。

  • おまかせ運転時、KC-F70では、風量の自動調節だけで加湿の切り替えはされない。
  • 本体サイズはKC-F70のほうが、幅・奥行・高さのそれぞれで 2 cm程度大きい。

 

そのため、次のような方にはKC-F70がおすすめです。

  • 13~14畳を超える部屋で、清浄・加湿を行いたい。
  • ホコリの量に応じて、風量を自動で変化させてほしい。
  • 部屋が暗くなったら、表示部の明るさも抑えて欲しい。
  • チャイルドロックや切タイマーなど、補助機能が充実している方がよい。

 

次のような方にはKC-L50がおすすめです。

  • おまかせ運転時に、加湿のON/OFFも自動で切り替えて湿度を調節して欲しい。
  • 本体が小さいほうがよい。

 

どちらの機種も、薄型デザインながらも、集じんフィルターと脱臭フィルターが別々になっており、空気清浄の基本性能は高いです。

プラズマクラスター7000機能付きで、加湿も空気清浄もしたいという方におすすめの機種です。

価格と性能を表で比較

KC-F70とKC-L50の価格と性能を表で比較すると、次のようになります。

型番 KC-F70 KC-L50
発売年 2015 2019
外観
     
シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター ~17畳/空気清浄 ~31畳 ホワイト KC-F70-W シャープ 空気清浄機【加湿機能付】(空清23畳まで/加湿15畳まで ホワイト系)SHARP 「プラズマクラスター7000」搭載 KC-L50-W
参考価格
¥29,800〜(2022/05/21 20:12)

¥19,800〜(2022/05/21 16:30)

型番 KC-F70 KC-L50
加湿量・給水タンク
最大 650 mL/h
約 3.0 L
最大 500 mL/h
約 2.5 L
最大風量
6.8 ㎥/分
5.1 ㎥/分
8畳の部屋の清浄時間
9 分
12 分
プラズマクラスター・適用床面積
プラズマクラスター7000
約 17 畳 (約 28 ㎡)
プラズマクラスター7000
約 13 畳 (約 21 ㎡)
型番 KC-F70 KC-L50
フィルター浄化 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年)
ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年)
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター
吹出口
前・後。後ろに自動ルーバー。
前・後。後ろに手動ルーバー。
気流 スピード循環気流
運転
おまかせ自動運転
パワフル吸じん
静か寝
花粉
梅雨
おまかせ運転 (加湿も切り替え)
パワフル吸じん
おやすみ
花粉
風量 強・中・静音
センサー
5つ
ホコリ・ニオイ・温度・湿度・照度
3つ
ニオイ・温度・湿度
モニター
きれいモニター
デジタル湿度/温度/電気代表示
PM2.5モニター
きれいモニター
3段階湿度モニター
使い勝手
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
チャイルドロック
みはり機能
自動開閉ルーバー
切タイマー (1/2/4/8時間)
モニター明るさ切り替え
シャープ製エアコンとの連動
Ag+イオンカートリッジ
使い捨てプレフィルター(3枚入)
外形寸法 幅420×奥行242×高さ637 (mm)
幅399×奥行230×高さ613 (mm)
質量 約 8.6 kg 約 7.5 kg

まとめ

シャープのプラズマクラスター7000を搭載したKC-F70とKC-L50の違いを紹介しました。KC-F70は、風量や加湿量が大きく、センサー・モニターの性能も高いです。本体サイズが気にならなければ、KC-F70のほうがおすすめです。

 

以上、KC-F70とKC-L50の7つの違い。でした。

 

[参考記事]

参考

KC-F70

シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター ~17畳/空気清浄 ~31畳 ホワイト KC-F70-W

プラズマ
クラスター
7000
空気清浄
適用床面積
~31 畳
加湿量
650
mL/h
パワフル
吸じん
3つの
フィルター
スピード
循環気流
3つの
センサー
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 スタンダード 17畳 / 空気清浄 31畳 2015年モデル ホワイト KC-F70-W

KC-L50

プラズマ
クラスター
7000
空気清浄
適用床面積
~23 畳
加湿量
500
mL/h
パワフル
吸じん
3つの
フィルター
スピード
循環気流
3つの
センサー
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター 7000 スタンダード 13畳 / 空気清浄 23畳 2019年モデル ホワイト KC-L50-W