パナソニックの衣類スチーマーは、アイロン台を使わずに手軽に衣類のシワを伸ばすことのできるアイテムです。NI-FS60Aは、NI-FS40Aと比べて何が異なるのでしょうか。違いは8つあります。わかりやすく紹介します。
8つの違い
NI-FS60AとNI-FS40Aは、どちらも2024年発売の機種です。NI-FS60Aがハイスタンダードモデルで、NI-FS40Aはその一つ下のスタンダードモデルです。
上位機種のNI-FS60Aは、NI-FS40Aと比べて、次の点が異なります。
- スチーム量が 2割ほど多い。
- 水タンク容量が大きく、連続使用時間が2倍ある。
- 立ち上がり時間が約 11 秒早い。
- 360°スチームが出る。
- ドライアイロン時に3段階に温度調節が可能。
- 自動ヒーターオフ機能がある。
- サイズが大きく、重量が約 20 g重い。
- デザイン・本体色展開。
NI-FS60Aは立ち上がり時間が短く、スチーム量も多く、持続時間も長いので、シワ伸ばし・脱臭を効率よく行うことができます。また、ドライアイロン時には3段階に温度調節ができるので、さまざまな素材をお手入れできます。
一方でNI-FS40Aは、軽量コンパクトなのが魅力です。スチーマーで衣類を手軽にケアしたいという方におすすめです。
違いを表で比較すると次のようになります。
| 型番 | NI-FS60A (ハイスタンダード) |
NI-FS40A (スタンダード) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2024年 | 2024年 |
| 外観 |   |
 |
| おすすめの方 | ☑ 衣類を手軽にケアしたい ☑ 大容量タンクでたっぷり使いたい ☑ さまざまな素材をお手入れしたい |
☑ 衣類のケアをしてみたい ☑ 軽量でコンパクトなモデルがいい |
| スチーム量(平均) | 約 13 g/分 (HIGH時) 約 9 g/分（MED時） |
約11g/分 |
| 持続時間 | 約 8 分 (HIGH時) 約 11 分 30 秒（MED時） |
約4分 |
| 立ち上がり時間 | 約 19 秒 | 約 30 秒 |
| 操作性 | 360°全方向噴射 | スチーム噴射220° |
| タンク容量 | 約 115 mL | 約 50 mL |
| 重量 | 約 690 g | 約 670 g |
| 外形寸法（本体） | 約 8 × 13 × 16.5 cm |
約 7×13×15.5cm |
| 自動ヒーターオフ | 対応 | − |
| 温度調節機能 | 3段階調整 | − |
| 本体色 | サクラ・カームグレー | ホワイト |
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
| 参考価格 | サクラ: ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
ホワイト: ￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
| 参考価格 | カームグレー: ￥12,900〜(2025/05/24 00:33) |
− |
違いについて詳しく見てみましょう。
スチーム量
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
NI-FS60Aは、NI-FS40Aと比べてスチーム量が2割ほど多いです。NI-FS60Aは平均 13 g/分、NI-FS40Aは平均 11 g/分です。
スチーム量は、スチーマーの最も重要な性能です。スチームには、シワを伸ばすだけでなく、脱臭・抗菌・アレル物質抑制の効果もあります。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
効率よくシワ伸ばしや脱臭をしたいという方には、NI-FS60Aがおすすめです。
一方でそこまでスチーム量にこだわりがなければ、NI-FS40Aでも十分でしょう。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| スチーム量(平均) | 約 13 g/分 (HIGH時) 約 9 g/分（MED時） |
約11g/分 |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
水タンク容量
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
NI-FS60Aは、NI-FS40Aと比べて水タンク容量が2倍ほどあります。NI-FS60Aは約 115 mL、NI-FS40Aは約 50 mLです。
これにより、一回の給水でどれだけの時間使用できるかを表す「持続時間」は、NI-FS60Aは約 8 分で、NI-FS40Aは 約 4 分です。NI-FS60Aのほうが長い時間、給水することなく使用できます。
1着のシャツのスチームがけにかかる時間は約 2 分とされます。そのため、NI-FS40Aは2着ごとに給水をするイメージです。一度に3着以上にスチームをかけたい場合は、NI-FS60Aのほうが便利でしょう。
また、NI-FS60Aはスチーム量をHIGH(強)またはMED(中)に切り替えることができます。MED(中)出力時は、NI-FS60Aは約 11 分 30 秒とさらに長い時間使うことができます。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 持続時間 | 約 8 分 (HIGH時) 約 11 分 30 秒（MED時） |
約4分 |
| タンク容量 | 約 115 mL | 約 50 mL |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
立ち上がり時間
スイッチを入れてから、スチームが出るまでの時間は、NI-FS60Aは約 19 秒で、NI-FS40Aは約 30 秒です。NI-FS60Aのほうが約 11 秒早いです。
11 秒だけですが、朝の急いでいるときにスチームをかけたいという方は、NI-FS60Aのほうが良いでしょう。
例えば、ちょっと気になるところを20秒だけスチームをかけて出かけたいというときには、30秒待つのが面倒に思えるかもしれません。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 起動速度 | 約 19 秒 | 約 30 秒 |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
360°スチーム
NI-FS60Aは、360°どの方向に向けてもスチームが出ますが、NI-FS40Aは次の画像のようにスチームが出る角度は220°の範囲に限られており、スチームの出ない角度があります。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
NI-FS40Aは慣れないと、使うのが難しいかもしれません。
NI-FS60Aはスチーマーの角度を気にせず使用できるのは良いですね。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 操作性 | 360°全方向噴射 | スチーム噴射220° |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
温度調節
NI-FS60Aでは、ドライで使用するときに高・中・低の3段階で温度調節ができます。一方で、NI-FS40Aには温度調節機能はありません。
そのため、NI-FS60Aではベルベット・シルク・アクリルなどの繊細な素材でも、ドライであれば衣類にアイロン面を当てて使用することができます。
NI-FS60Aでの温度設定の仕方は次のとおりです。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
左下の「ベルベット」「ドライで使う」が、LOW出力で使用できるとなっています。
NI-FS40Aでは次のとおりです。
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
左下の「ベルベット」「ドライで使う」は✗になっており、使用できません。
どちらの機種も、スチーマーだけではなく、フラットなアイロン面を使ってプレス仕上げもできる2wayの機能がありますが、温度調整についても普通のプレスアイロンのように3段階に調整したいという場合には、NI-FS60Aがおすすめです。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 温度調節機能 | 3段階調整 | − |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
自動ヒーターオフ機能
(画像はパナソニック公式ページより引用。)
NI-FS60Aには自動ヒーターオフ機能があり、60分操作しないと自動でヒーターが切れます。NI-FS40Aにはこの機能はありません。
朝の出かける前に使って、電源を切り忘れたかもしれない、と心配になっても、NI-FS60Aなら自動でヒーターオフしますので安心です。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 自動ヒーターオフ | 対応 | − |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
サイズ・重量
サイズ・重量については、NI-FS40Aのほうがコンパクトで軽量です。
本体サイズは、NI-FS60Aが約 8 × 13 × 16.5 cmで、NI-FS40Aが約 7×13×15.5cmです。NI-FS40Aが幅が1 cm、長さも1 cm小さいです。
重量は、NI-FS60Aが約 690 gで、NI-FS50Aが約 670 gです。NI-FS40Aが20g軽いです。
少しでもコンパクトな方が良い場合には、NI-FS40Aが良いでしょう。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 重量 | 約 690 g | 約 670 g |
| 外形寸法（本体） | 約 8 × 13 × 16.5 cm |
約 7×13×15.5cm |
| 参考価格 | ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
デザイン・本体色
本体色について、NI-FS60Aは、サクラ・カームグレーの優しい色あいの二色展開です。NI-FS40Aは、ホワイトの一色です。
次の画像はNI-FS60Aのサクラです。
次の画像はNI-FS60Aのカームグレーです。
パステルカラーのような優しい色で、とくにサクラ色は可愛らしい色ですね。
次の画像はNI-FS40Aのホワイトです。
こちらはボタン類が少ないためスッキリしたデザインです。取っ手部分が丸みを帯びているのも可愛らしくて良いですね。
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
|---|---|---|
| 外観 | |
|
| 参考価格 | サクラ: ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
ホワイト: ￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
| 参考価格 | カームグレー: ￥12,900〜(2025/05/24 00:33) |
− |
どちらがおすすめか
NI-FS70AがNI-FS60Aと比べて異なる点をまとめると、次のようになります。
- スチーム量が 2割ほど多い。
- 水タンク容量が大きく、連続使用時間が2倍ある。
- 立ち上がり時間が約 11 秒早い。
- 360°スチームが出る。
- ドライアイロン時に3段階に温度調節が可能。
- 自動ヒーターオフ機能がある。
- サイズが大きく、重量が約 20 g重い。
- デザイン・本体色展開。
NI-FS60Aは立ち上がり時間が短く、スチーム量も多く、持続時間も長いので、シワ伸ばし・脱臭を効率よく行うことができます。また、ドライアイロン時には3段階に温度調節ができるので、さまざまな素材をお手入れできます。
一方でNI-FS40Aは、軽量コンパクトなのが魅力です。スチーマーで衣類を手軽にケアしたいという方におすすめです。
NI-FS60Aがおすすめの方
平均
約 13 g/分
温度
調節
立ち上がり
約 19 秒
パワフル
スチーム
スチーム
約 8 分
容量
115 ml
シュ
式
チタン
コート
- 衣類を手軽にケアしたい
- 大容量タンクでたっぷり使いたい
- さまざまな素材をお手入れしたい
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NI-FS40Aがおすすめの方
平均
約 11 g/分
上がり
約 30 秒
スチーム
スチーム
約 4 分
容量
50 ml
シュ
式
チタン
コート
- 衣類のケアをしてみたい
- 軽量でコンパクトなモデルがいい
- パナソニック(Panasonic)
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価格と性能を表で比較
NI-FS60AとNI-FS40Aの価格と性能を表で比較すると、次のようになります。
| 型番 | NI-FS60A (ハイスタンダード) |
NI-FS40A (スタンダード) |
|---|---|---|
| 発売年 | 2024年 | 2024年 |
| 外観と参考価格 | サクラ: ￥11,800〜(2025/05/24 00:33) |
ホワイト: ￥7,480〜(2025/05/24 00:33) |
| 外観と参考価格 | カームグレー: ￥12,900〜(2025/05/24 00:33) |
− |
| 型番 | NI-FS60A | NI-FS40A |
| おすすめの方 | ☑ 衣類を手軽にケアしたい ☑ 大容量タンクでたっぷり使いたい ☑ さまざまな素材をお手入れしたい |
☑ 衣類のケアをしてみたい ☑ 軽量でコンパクトなモデルがいい |
| スチーム量(平均) | 約 13 g/分 (HIGH時) 約 9 g/分（MED時） |
約11g/分 |
| 持続時間 | 約 8 分 (HIGH時) 約 11 分 30 秒（MED時） |
約4分 |
| 立ち上がり時間 | 約 19 秒 | 約 30 秒 |
| 操作性 | 360°全方向噴射 | スチーム噴射220° |
| タンク容量 | 約 115 mL | 約 50 mL |
| 重量 | 約 690 g | 約 670 g |
| 外形寸法（本体） | 約 8 × 13 × 16.5 cm |
約 7×13×15.5cm |
| 自動ヒーターオフ | 対応 | − |
| 温度調節機能 | 3段階調整 | − |
| 本体色 | サクラ・カームグレー | ホワイト |
| 消費電力 | 950 W | |
| コードの長さ | 2.5 m | |
まとめ
パナソニックの衣類スチーマーNI-FS60AとNI-FS40Aの違いについて紹介しました。NI-FS60Aは、立ち上がり時間が短く、スチーム量も多いので、シワ伸ばし・脱臭を効率よく行いたいという方におすすめです。また、ドライアイロン時には3段階に温度調節ができるので、さまざまな素材をお手入れできます。
以上、NI-FS60AとNI-FS40Aの8つの違い。スチーム量。でした。
参考
NI-FS60A
パワフル
スチーム
立ち上がり
約 19 秒
スチーム
約 8 分
平均
約 13 g/分
アレル物質
抑制
ハンドル
2WAY
オフ
(高・中・低)
設計
約 690 g
付き
容量
115 ml
シュ
式
チタン
コート
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NI-FS40Aがおすすめの方
スチーム
上がり
約 30 秒
スチーム
約 4 分
平均
約 11 g/分
アレル物質
抑制
2WAY
設計
約 690 g
付き
容量
50 ml
シュ
式
チタン
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- 衣類のケアをしてみたい
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