マキタの充電式ペンインパクトドライバTD021DとTD022Dは何が異なるのでしょうか。
違いは4つあります。わかりやすく紹介します。
4つの違い
TD022Dは、TD021Dの後継機種です。
TD022Dでは、次の4点が変更になりました。
- 最大回転数が上がった。
- 最大締め付けトルクが上がった。
- バッテリ容量が 1.5倍になった。
- 本体質量が 0.01 kg増えた。
表で比較してみましょう。
モデル | TD021D | TD022D |
画像 | ||
参考価格 | ¥11,018〜(2024/10/15 04:07) (バッテリ・充電器付き) |
¥17,817〜(2024/10/15 04:07) (バッテリ2本・充電器付き) |
¥9,290〜(2024/10/15 04:07) (本体のみ) |
¥9,420〜(2024/10/15 04:07) (本体のみ) |
|
回転数 | 0 ~ 2300 min-1(回転 / 分) | 0 ~ 2450 min-1(回転 / 分) |
打撃数 | 0 ~ 3000 min-1(回 / 分) | |
締め付けトルク | 最大 22 N・m (224 kgf・cm) |
最大 25 N・m (255 kgf・cm) |
締め付け能力 | 小ネジ:M3 ~ M8 普通ボルト:M3 ~ M8 高力ボルト:M3 ~ M6 コーススレッド:22mm ~ 45mm |
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本体寸法 ストレート型 |
長さ 282mm ×幅 42mm×高さ 52mm | |
ピストル型 | 長さ 227mm ×幅 42mm ×高さ 144mm | |
質量 | 0.54 kg | 0.55 kg |
電圧 | DC 7.2 V | |
バッテリ容量 | 1.0 Ah | 1.5 Ah |
TD022Dでは本体サイズは変わっていませんが、バッテリ容量が増え、トルクが増えるなど、性能が向上しています。
違いの詳細
違いについて詳しく見ていきましょう。
トルクと回転数アップ
TD021Dでは、M8 高力ボルト 3 秒締付時の締め付けトルクは最大 22 Nmでしたが、TD022Dでは最大 25 Nmとなり、約 10%増えています。
最大回転数についても、2300min-1から、2450min-1へと約 6%増えています。
これにより、より速く多く締め付けることができるようになり、作業効率が上がっています。
バッテリー
TD021Dでは、バッテリ容量が1.0 Ahでしたが、TD022Dでは1.5 Ahになり、1.5倍に増えています。
1充電あたりの目安作業量は、TD021Dでは、ø 3.1 x 25mmの木ネジ締めが約230本だったものが、TD022Dでは 約320本と、40%増えています。
それでいて、バッテリー充電時間はどちらのモデルも30分で、TD022Dの充電時間は増えていません。
1充電あたりの作業量が増えているのは嬉しいですね。
対応バッテリ、充電器は次のようになっています。
モデル | TD021D | TD022D |
目安作業量 | 木ネジ メラピ ø3.1 x 25mm 約230本 ø4.1 x 45mm 約45本 |
木ネジ ラワン ø3.1 x 25mm 約320本 ø4.1 x 45mm 約65本 |
充電時間 | 30分 | 30分 |
バッテリ | BL7010 ¥6,980〜(2024/10/16 06:57) |
BL0715 ¥3,845〜(2024/08/21 19:02) |
充電器 | DC07SA − |
DC07SB ¥4,596〜(2024/10/16 06:57) |
本体質量
わずかな違いですが、本体質量はTD021Dが0.54 kgだったものが、TD022Dでは0.55 kgと約10 g増えています。
どちらもペットボトル1本分くらいの重さです。
どちらがおすすめ?
ここまで見てきたように、TD022Dでは回転数やトルク、バッテリー容量がアップしており、作業効率が上がっています。
そのため、ドライバを頻繁に使う方には、TD022Dがおすすめです。
一方で、日曜大工などで週末に少し使うだけの場合ですと、TD021Dでも十分な性能があります。
TD021DとバッテリーがセットになったモデルTD021DSHSPでは、付属するバッテリは1つになっており、価格が抑えられています。
TD021Dのほうが安価に手に入れられますので、使用頻度が少ない方には、TD021Dがおすすめです。
参考価格は次のようになっています。
モデル | TD021D | TD022D |
画像 | ||
参考価格 | ¥11,018〜(2024/10/15 04:07) (バッテリ・充電器付き) |
¥17,817〜(2024/10/15 04:07) (バッテリ2本・充電器付き) |
¥9,290〜(2024/10/15 04:07) (本体のみ) |
¥9,420〜(2024/10/15 04:07) (本体のみ) |
まとめ
マキタの充電式ペンインパクトドライバTD021DとTD022Dの違いについて紹介してきました。
TD022Dは、TD021Dと比べて、回転数とトルク、バッテリ容量が増えています。
頻繁にドライバを使う方には、本体サイズはそのままで性能が向上しているTD022Dがおすすめです。
以上、マキタTD021DとTD022Dの4つの違い!でした。