マキタTD021DとTD022Dの4つの違い!

マキタの充電式ペンインパクトドライバTD021DとTD022Dは何が異なるのでしょうか。

違いは4つあります。わかりやすく紹介します。

4つの違い

TD022Dは、TD021Dの後継機種です。

TD022Dでは、次の4点が変更になりました。

  • 最大回転数が上がった。
  • 最大締め付けトルクが上がった。
  • バッテリ容量が 1.5倍になった。
  • 本体質量が 0.01 kg増えた。

 

表で比較してみましょう。

モデル    TD021D TD022D
画像 マキタ ペン型インパクトドライバTD021(7.2V) トルク22Nm 1Ahバッテリ・充電器付 TD021DSHSP マキタ ペン型インパクトドライバTD022(7.2V)青 トルク25Nm  1.5Ahバッテリ2本・充電器付 TD022DSHX
参考価格
¥10,773〜(2024/04/19 23:09)

(バッテリ・充電器付き)
¥16,900〜(2024/04/19 23:09)

(バッテリ2本・充電器付き)

 
¥7,980〜(2024/04/19 23:09)

(本体のみ)

¥8,989〜(2024/04/19 23:09)

(本体のみ)

回転数 0 ~ 2300 min-1(回転 / 分) 0 ~ 2450 min-1(回転 / 分)
打撃数 0 ~ 3000 min-1(回 / 分)
締め付けトルク 最大 22 N・m
(224 kgf・cm) 
最大 25 N・m
(255 kgf・cm) 
締め付け能力 小ネジ:M3 ~ M8
普通ボルト:M3 ~ M8
高力ボルト:M3 ~ M6
コーススレッド:22mm ~ 45mm
本体寸法
 ストレート型
長さ 282mm ×幅 42mm×高さ 52mm
 ピストル型 長さ 227mm ×幅 42mm ×高さ 144mm
質量 0.54 kg 0.55 kg
電圧 DC 7.2 V
バッテリ容量 1.0 Ah 1.5 Ah

 

TD022Dでは本体サイズは変わっていませんが、バッテリ容量が増え、トルクが増えるなど、性能が向上しています。

違いの詳細

違いについて詳しく見ていきましょう。

トルクと回転数アップ

TD021Dでは、M8 高力ボルト 3 秒締付時の締め付けトルクは最大 22 Nmでしたが、TD022Dでは最大 25 Nmとなり、約 10%増えています。

最大回転数についても、2300min-1から、2450min-1へと約 6%増えています。

これにより、より速く多く締め付けることができるようになり、作業効率が上がっています

バッテリー

TD021Dでは、バッテリ容量が1.0 Ahでしたが、TD022Dでは1.5 Ahになり、1.5倍に増えています。

 

1充電あたりの目安作業量は、TD021Dでは、ø 3.1 x 25mmの木ネジ締めが約230本だったものが、TD022Dでは 約320本と、40%増えています

それでいて、バッテリー充電時間はどちらのモデルも30分で、TD022Dの充電時間は増えていません。

 

1充電あたりの作業量が増えているのは嬉しいですね。

 

対応バッテリ、充電器は次のようになっています。

モデル    TD021D TD022D
目安作業量 木ネジ メラピ
ø3.1 x 25mm 約230本
ø4.1 x 45mm 約45本
木ネジ ラワン
ø3.1 x 25mm 約320本
ø4.1 x 45mm 約65本
充電時間 30分 30分
バッテリ BL7010
マキタ リチウムイオンバッテリBL7010  7.2V 1.0Ah A-47494
¥5,780〜(2024/04/19 21:09)
BL0715
マキタ リチウムイオンバッテリBL0715  7.2V 1.5Ah A-61254
¥3,806〜(2024/04/19 21:09)
充電器 DC07SA
マキタ(Makita) 充電器 DC07SA
DC07SB
マキタ(Makita)  7.2V充電器 DC-07SB JPADC07SB
¥4,827〜(2024/04/19 21:09)

本体質量

わずかな違いですが、本体質量はTD021Dが0.54 kgだったものが、TD022Dでは0.55 kgと約10 g増えています。

どちらもペットボトル1本分くらいの重さです。

どちらがおすすめ?

ここまで見てきたように、TD022Dでは回転数やトルク、バッテリー容量がアップしており、作業効率が上がっています。

そのため、ドライバを頻繁に使う方には、TD022Dがおすすめです。

 

一方で、日曜大工などで週末に少し使うだけの場合ですと、TD021Dでも十分な性能があります。

TD021DとバッテリーがセットになったモデルTD021DSHSPでは、付属するバッテリは1つになっており、価格が抑えられています。

TD021Dのほうが安価に手に入れられますので、使用頻度が少ない方には、TD021Dがおすすめです。

 

参考価格は次のようになっています。

モデル    TD021D TD022D
画像 マキタ ペン型インパクトドライバTD021(7.2V) トルク22Nm 1Ahバッテリ・充電器付 TD021DSHSP マキタ ペン型インパクトドライバTD022(7.2V)青 トルク25Nm  1.5Ahバッテリ2本・充電器付 TD022DSHX
参考価格
¥10,773〜(2024/04/19 23:09)

(バッテリ・充電器付き)
¥16,900〜(2024/04/19 23:09)

(バッテリ2本・充電器付き)
 
¥7,980〜(2024/04/19 23:09)

(本体のみ)
¥8,989〜(2024/04/19 23:09)

(本体のみ)

まとめ

マキタの充電式ペンインパクトドライバTD021DとTD022Dの違いについて紹介してきました。

TD022Dは、TD021Dと比べて、回転数とトルク、バッテリ容量が増えています。

頻繁にドライバを使う方には、本体サイズはそのままで性能が向上しているTD022Dがおすすめです。

 

以上、マキタTD021DとTD022Dの4つの違い!でした。

参考