tomtocのiPad Air 4(11インチ)ハードケースレビュー。

tomtocのiPad Air 4 (2020)用のハードケースを購入しましたので、サイズ感などを紹介します。

ハードケース

購入したのは次の11インチのハードケースのLite版です。iPad Air 4だけでなく、iPad Pro 11インチにももちろん対応しています。

ケースの厚みによって、Lite、Pro、Plusの3種類が展開されています。Liteの厚みは32 mmです。

  • 外形:295 x 220 x 32 mm
  • タブレット収納部内寸:275×200 mm
  • 重さ:340 g

Liteは薄さと軽さ重視で、本体のほかは3 mm厚くらいまでのA5ノートだとかUSBケーブルくらいしか入りません。Proは15 mmくらい、Plusは4 cmくらいのものがiPadのほかに入るようですが、その分ケースの厚みが増えて重くなります。なにを一緒に持ち運びたいか考えて選ぶと良いでしょう。なおiPad本体が裸の場合は、もう少し厚いものも入ります。

なおPlusは、2020年11月に新発売された製品で、ケースの厚みは6 cmあります。

tomtoc ハードケース 11インチ Plus

Plusは3 cm程度のACアダプターや(iPadの長さを超えない)Bluetoothキーボードが入ります。Proは、iPadが裸なら22mmのAirPod Proケースが、ハードケースが盛り上がるもののなんとか入らなくもないそうです。

私の場合は、iPadケースに求めるのは耐衝撃性と軽さで、厚みのあるものを一緒に持ち運びたいときには別のカバンに入れるため、Liteにしました。基本的に車生活なので、ACとかUSB電源も車から取れて、電源周りのケーブルは持ち運ばなくてよさそうですし。

開梱

そんなわけで、Amazonでポチりまして届きました。

ビニールでくるまれているだけの簡易包装です。

シンプルなデザインです。叩くとコンコンというくらいの硬さがあります。しかし、厚みのあるものを入れると盛り上がるくらいの硬さです。感覚としては、同じ厚みのポリカーボネートかそれよりやや柔らかいくらいでしょうか。布張りです。

 

側面の取っ手がどうなっているのか商品写真ではわからなかったのですが、ベルトがくっつけてある感じでした。ここに手をかけて持ち運べます。構造上しかたないのですが、ジッパーが下側になるのが少し怖いです。

中身

内側はこうなっています。右側にiPadを入れます。マジックテープで止められるようになっています。

タグがなんまいかついていました。緑のプラスチック板も転がり出てきましたがどうやらシート状の乾燥剤のようです。

 

左側はメッシュポケットで、その裏側にもう一つポケットがあります。

 

メッシュポケットの方は、ものが落ちにくいように、口が重なっています。

 

マジックテープは、リボン状になっている方が柔らかい面です。

左右ともに全くクッション性はありません。ハードケースというとこんなものなんでしょうけど。スーツケースに入れるような感じです。もし落としたとしても傷や凹みからは保護されそうですが、衝撃で内蔵チップにはダメージがありそうです。

 

ゴム製のトムトックロゴつきです。これはなくてもよいですね。

 

側面ですが、Liteなのでとても薄くてよかったです。

iPadを入れる

iPad Air 4にMagic keyboardをつけたものを入れてみました。入れるのがかなりきついです。1 kgの自重では入っていかないので、手でぐいぐい押し込みます。Magic keyboard付きでも入るという触れ込みですが、入らなくはないものの横幅はすこし足りていないです。日本メーカーが販売していたら、これは「入らない」と表現するでしょうね。

Magic Keyboardなしや保護ケースなしの裸iPadでつかっている人は入れやすいのではないでしょうか。

マジックテープをつけるとこんな感じですが、外出先でベリベリーと音を立てたくありませんので使いません。マジックテープなしでも、強く振らないと本体が落ちないくらいにキツキツですし。

Apple Pencil 2も入れる

Apple Pencil 2を付けていると入らないということですが、本体だけでもキツキツなので、ペンはたしかに入りません。

 

横に差し込んでみると入りますが、iPadの出し入れがキツキツなので、ペンがあるとiPadを出し入れするときに邪魔です。

 

ならばと、メッシュポケットの中にいれてみました。しかし、ペンの厚みでケースが膨らみます。もし落としたりするとペンとiPadが干渉してiPadが凹みそうなのでやめました。ちなみに、ケーブルはtype-c to type-cケーブルなら入りますが、type A端子だとケースが膨らみます。

 

結局なんとなくできている隙間に入れることにしました。iPadにマグネットでくっつくので、意外と安定しています。

その他

 

ケースの上にiPad Airを置いてみるときっちりサイズだということがわかります。コンパクトに持ち運べるのはよいですね。

 

ジッパーは日本のYKK製ですので、当たり前ですがなめらかに動きます。YKKのジッパーのオプションの取っ手もついています。tomtoc以外のYKKジッパーが使われている製品でも同じ形の取っ手を見かけます。これはtomtocロゴ入りですので特注品なのでしょう。しかしながらこの取っ手は、テーブルにケースを置いたときに下に入り込んでガチャっと音が鳴るのと、ケースがガタつくので取り外しました。

まとめ

Magic Keyboardをつけているとサイズがキツキツなのは気になりますが、目的のコンパクトさと傷がつかないことという点では及第点です。喫茶店に入るときは、これだけ持って入れば済みそうですし、他にカバンを持っているときでもインナーケースとして使えるくらいスリムですので、便利に使えそうです。

 

tomtoc ハードケース 11インチ Plus

 

以上、tomtocのiPad Air 4(11インチ)ハードケースレビュー。でした。