また家庭用ミシンがほしいなあということで、自分に合うミシンを探してみました。
やはり高価なのは高機能で、適切に設定しなくてもうまく縫えてしまうようになっている。そのため初心者やたまにしか使わない人に勧められるのは、4-6万のミシンだそうな。
特に押さえ圧調整がついていると、伸縮素材なども苦労せずに縫えるそうな。紙を合わせて縫う方法とかを使わなくてよい。自動糸調子がついていると、糸調子を合わせるために要らない布切れで縫ってみるという作業がいらない。水平釜よりも垂直釜のほうが糸の締りはよいが、水平釜のほうが糸調子のが多少ずれてても、絡まらず縫えてしまうらしい。
私は、機械に強いほうだし、ミシンを使うのも趣味なので手間がかかってもかまわないので、1万円台の安いので良いと思った。ミシンを一度ばらすくらいして、糸や押さえ圧の調整がどこで行われているか知っておいたほうがよいと思うくらいなので。
あとは、一年前にミシンを買った時も思ったが、家庭用ミシンは、メーカーが製品の情報をなるべく隠して売るようにしているよう。ジャノメとかは公式Webページでは商品情報はほとんど載せないとか。同じ商品でも、販売ルートによって型番が違うとか。中身は同じでも色が違うと型番が違ったり。(500とか510は違う製品だけど、510と710は同じ製品とか。ミュール、フェリエ、シャリオ、アデッソ、アセンティは同じ製品)ブラザーはどの型番とどの型番が同じ製品か公式に載っているけど、ジャノメではみつからず。「インターネット販売禁止機種」という変な言葉も作って、ネット販売をメーカーが禁止しているよう。
メーカーの収益を維持するための方法として、この方法が取られているのだとか。
隠しておけば、消費者はミシン屋さんに行って初めてミシンの情報に触れられるので、「この型番のが欲しいのですが。ネットではこの価格でしたが」という買い方をして、安く買われることがないということ。「こういう事のできるミシンが欲しいのですが」とだけ言ってくれればミシン屋さんが、店にあるミシンの中からその人にあったものor売りたいものを、競争価格ではなく店の価格で売れるというわけ。
消費者の利便性や、良い製品を自分で選ぶ、ということをメーカーが阻止しているわけで、生産と消費の良いあり方とは言えない。それはメーカーもわかってやっているのだろうけど。収益を確保するためにいい製品を作ろう、ではなく価格が安くならないための仕組みづくりに四苦八苦しているのが、残念。
ネットやミシン屋ではジャノメが良い?と聞くけども、正しい情報が入らないので、なるべく避けようと思います。その情報すらジャノメのステマではないかと疑ってしまうくらい、客観性の高い情報が少ない。ブラザーはミシン専門メーカーでないからか、情報が規制されすぎておらず、選びやすいので、ブラザーの好感度は高いです。シンガーも情報はちょこちょこ見つかる。