OMP HOBBY M1は、全長 29cm、飛行重量 118 gの小型のラジコンヘリです。発売されてまもない2021年1月ごろに購入し、1年ほど飛ばしてみましたので紹介します。
OMP HOBBY M1
小型のラジコンヘリ(マイクロヘリ)のなかでは XKのK110が初心者に人気ですが、それと比べるとOMPHOBBY M1はメインモーターにダイレクトドライブのブラシレスモーターを採用し、パワーがあるのが特徴です。テールモーターもギアレスです。バッテリーは7.4 V 350 mAhで、電圧は2倍です。機体がパワーに耐えられるように金属部品が多く、剛性を高くしてあります。重さはK110の2倍ほどあります。
ネジの精度が悪いのが中国製っぽいのですが、その点以外は品質が良く、機体が美しく、中国メーカーを見直しました。整備性も優れています。
XK K110を使ってきた初心者の方のステップアップとしてはK130がおすすめされることが多いですが、ほかメーカーのヘリを試してみたいなら、M1も良いのではないかと思います。
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壊れやすい箇所
剛性が高くなっていると、墜落したときにどこで衝撃を吸収するか、という話になるのですが、サーボホーンやスキッド、スワッシュプレートマウント、スタビライザー、サーボリンケージロッドあたりのプラスチック部品が壊れて衝撃を吸収することになります。コントローラーやモーターマウントなど高価な部品は壊れにくいようで、その点は良いと思います。壊れやすいプラスチック部品は比較的安価ですので、予備を買っておけばすぐに修理できるのは良いです。
スキッドなんかは、少し割れただけなら、ボンドでくっつけておくだけで済むこともあります。
K110よりは壊れやすいとはいえ、比較的壊れにくいヘリだと思います。
OMPHOBBY M1 部品 | スタビライザー | サーボリンケージロッド | スワッシュプレートマウント | スキッド | フレームセット |
外観 | |||||
参考価格 | − | − | − | ¥574〜(2024/12/02 19:04) |
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室内で飛ばす
パワフルなのでそもそも室内で飛ばすのには向いていませんが、室内で飛ばす場合は、出荷時期によっては付属するソフトタイプのメインローターを使用すると良いです。スロットルは40%固定で十分です。60%も出すと急上昇して天井にぶつかるかもしれません。
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6軸モード、レスキューモード
M1には、通常の3Dモードのほかに、ジャイロによる補正強めの6軸モードあるいは、レスキューモードが付いています。
墜落しそうになったときは、この6軸モードに切り替えると、(高さが十分にあれば)姿勢が自動的に安定します。
しかし、うちの個体はこの6軸モードにすると機体が流れるので、普段はつかっていません。静止時に6軸モードに切り替えてもスワッシュプレートが傾きますので0点がずれているのだと思います。修正する方法がありますが、それでは直りませんでした。もう一台予備機を持っているのですが、そちらはokです。
対応送信機
OMPHOBBY M1はフタバのS-FHSSプロトコル互換です。双葉のS-FHSS送信機や、XK X6送信機で飛ばすことができます。
私はRadioMaster TX16Sを使用しています。パソコンとつなげてS-FHSS以外にも好きなプロトコルをインストールすることができますし、他に追加部品を買うことなくRCヘリシミュレーター用のコントローラーとしても使えます。従来のフタバプロポやXK X6をガラケーとするなら、TX16Sはスマホという感じです。おすすめの送信機です。
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画像
まとめ
OMPHOBBY M1はパワフルで機体が美しいマイクロヘリです。パワフルで整備性の良いヘリを探している方や、K110からステップアップしたいという方におすすめの機体です。
以上、ラジコンヘリOMPHOBBY M1レビューでした。
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