切り躾は大変で精度を出すのが難しいということで、チャコピーを使ってみました。チャコペーパー社のチャコペーパーが良かったですが、オカダヤにはクロバーのチャコペーパーであるチャコピーしかなかったので、それにしました。両面で水で消えるものです。水で消えるものの方は扱いがめんどくさそうですが、軽い力でも印がつきやすいそうだったので、こちらにした。ルレットもクロバーのものですが、柄でルレット先端が隠れてしまい、線を正確に引きにくかったです。柄が伸びてるタイプのルレットの方がよいと思います。両面チャコペーパーで縫い目の印をつけて、その後、定規とチャコペンで裁断線を印してゆきます。なかなかよい感じです。縫い目は、直線ならば全部しるし付けする必要はないのですが、全部しるしをつける方がミシンで縫うときにズレがわかりやすいので私はそうしています。
仮縫い用のシーチングの匂いが気になったので、練習を兼ねて水通しをしました。お風呂で5時間ほど水につけて、それを干しました。陰干しするべきだそうですが、室内に十分なスペースがなかったので、外に。しかし、仮縫い用途ならば、作ったものを洗濯したりしないので、水通しは必要なく、地直しだけやれば良いようです。水を通すのは予め縮ませるためです。水通しをすると生地には少なからずシワが入るので、その分地直しは面倒になるようです。うまいこと干せば別かもしれませんが。
ユザワヤの仮縫いシーチング薄が、いつものセールで10mで1000円ちょっとという格安だったので30m買いました。仮縫い用なので印が入っていたりしますが、なんて書いてあるのか、解読不可能です。こちらも匂いが気になりますが、アイロンをかけてみたところ、そこまで香りがたつというわけではなかったので、そのまま使うことに。匂いはテントの匂いみたいな、粉っぽい匂いです。
地直しして、折った布。横糸を通すのには、薄い布の場合は、私は手で布を割いています。すぐ横糸が通るのでよい。
文化の教科書に載っていた、ヒップボーンスカートを途中まで作ってみた。ダーツをなくすのには、サーキュラースカートみたいに裾を広げる方法はセミタイトスカートで覚えましたが、今回のはヨークに切り替える方法のようですね。腰履きにするために2cm分ローウエストになっています。インバーテッドプリーツの納まりをよくするために、裾を1cmプリーツ側に延長する方法はなるほどーと思った。不織布の接着芯は目の方向がない、ということですが、私の持っているバイリーンの不織布は目があって、横とバイヤスに伸びやすくなっています。表の布と同じ目の方向に合わせましたが、それだと表の布の伸びは防止できないなあと思った。生地にハリを持たせるという目的は果たせた。縫製が下手だけど続けていればそのうち慣れてくるだろう、、。ヨークの曲線部を縫うときに、布が浮いてしまって、製図を失敗したかなあとおもったけれど、曲率の違うものを縫い合わせるときには、縫い線の長さが同じでもその左右で布の長さが違うので、布が浮くのは当然のことだと気づいた。しかし、縫うのは難しい。