アマゾンから出ているスマートスピーカーの中の標準モデルがAmazon Echo(アマゾンエコー)です。
第3世代となるAmazon Echoが2019年9月に発売されましたが、第2世代のAmazon Echoと何が違うのかわかりにくいですよね。
ここでは、7つの違いをわかりやすく紹介します。
7つの違い
Echo第3世代とEcho第2世代との主な違いは次のとおりです。
- ボディの角が丸くなった
- スピーカーサイズが大きくなった
- 本体サイズは縦横11 mm大きくなった。重さは41 g軽くなった。
- 3.5mmジャックは入力も可能になった
- Wifiは、802.11acネットワークにも対応
- 電源アダプタは21Wから30Wに
- 価格は640円アップ。
第3世代Echoは、価格がほぼ変わっていないにも関わらず性能は向上しており、魅力的な一台となっています。
表で比較
表で比較すると次のようになります。
Echo 第3世代 | Echo 第2世代 | |
画像 | ||
価格 | ¥ 11,980 | ¥ 11,340 |
直近の価格 | − |
− |
スピーカーサイズ | 3.0インチネオジウムウーファー 0.8インチツイーター |
2.5インチウーファー 0.6インチツイーター |
Dolby デュアルスピーカー | ◯ | ◯ |
音楽のストリーミング再生 | ◯ | ◯ |
3.5 mmステレオジャック接続 | 入出力 | 出力 |
スマートホーム・デバイスと連携 | ◯ | ◯ |
Bluetooth | A2DPプロファイルサポートにより、スマートフォンの音楽をEchoにつなぎ、Echoのスピーカーで楽しめます。また、EchoをBluetooth対応スピーカーにつなぎ、Bluetooth スピーカーから音声や音楽を再生できます。 | |
Wi-Fi | デュアルバンド 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz) | デュアルバンド 802.11 a/b/g/n (2.4/5 GHz) |
サイズと重量 | 148 x 99 x 99 mm、780 g | 148 x 88 x 88 mm、821g |
電源アダプタ | 30 W | 21 W |
ここからは、詳しく見ていきましょう。
ボディの形
ボディの形は第3世代では角が丸くなりました。
次の画像が第3世代エコーです。
次の画像は第2世代エコーです。
丸いボディは単純な円筒状よりも製造する難易度が上がりますが、第3世代では、よりモダンで柔らかい印象を受けます。
Echo Dot(エコードット)やEcho Plus(エコープラス)も最新世代では丸みをもたせたデザインになっています。
スピーカーサイズ
スピーカーサイズは、低音を鳴らすウーファーが2.5インチ(63.5 mm)だったものが、3.0インチ(76.2 mm)となり、高音を鳴らすツイーターが0.6インチ(16 mm)だったものが、0.8インチ(20 mm)と、どちらも大きくなりました。
特にウーファーは割合にして2割も大きくなっていることになりますので、音質が向上していることが期待できます。
第3世代Echoのこのスピーカーサイズは、現行の第2世代Echo Plus (¥ 17,980)と同じサイズです。価格が6000円違うにも関わらず、スピーカーが同じというのはお得感があります。
本体サイズ
内蔵するウーファーが大きくなった分、本体サイズも大きくなっています。
第2世代では、縦横88 mmの円筒状でしたが、第3世代では縦横99 mmと、11 mmひとまわり大きくなりました。
しかし、高さは148 mmと変更はありません。
一方で、重さは 41 gとわずかに軽くなりました。
スピーカーが大きくなり、本体も重くなっているかと思いましたが意外です。
どの部分が軽くなったのかわかりませんが、磁力の強い磁石を使った軽いスピーカーが採用されたのかもしれませんね。
3.5 mmジャック
エコーの3.5 mmジャックは一般的にあまり使われていない機能かとは思いますが、第2世代では出力しか出来なかったものが、第3世代では入力もできるようになりました。
出力の機能は、3.5 mmジャックに外部スピーカーをつなぐと、エコーの音が外部スピーカーから鳴るというものです。
エコー本体のスピーカーでは音が物足りない場合などに利用できます。
一方の入力の機能は、スマホや音楽プレイヤーを3.5 mmジャックを介してつなぐと、エコーのスピーカーから音が鳴るというものです。
この入力の機能は、第2世代のEcho Plusで導入されていたものですが、今回Echoでも入力ができるようになっています。
この機能は、第3世代エコーのスピーカーが大きくなり、音質が良くなったという自信の表れと言えるでしょう。
Wifi
また第3世代エコーでは、Wifiの対応ネットワークに、802.11acが追加されました。
最近の家庭用Wifiルーターでは、802.11acが標準的になってきていますので、これは嬉しい変更です。
電源アダプタ
電源アダプタの容量が21Wから30Wに大きくなっています。
容量が大きいほうが、負荷が変化した際でも電圧はより安定すると思いますので、音質には良い影響を与えると推測できます。
価格
標準価格は¥ 11,340だったものが¥ 11,980と、わずかですが640円アップしています。
スピーカーが現行の第2世代Echo Plusと同じ大きさになったにも関わらず、価格がほぼ変わっていないというのはお得です。
標準価格で売られている場合は、機能が向上した第3世代エコーがおすすめです。
一方で、旧モデルの第2世代Echoはセールで安売りされることが多くなってきました。
8千円を切る価格になることもあり、そうなってくると第2世代エコーのほうが魅力的になってきます。
スピーカーサイズにはそれほどこだわらず安いほうが良いという方は、セールのタイミングを逃さずに購入すると良いでしょう。
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まとめ
Echo第3世代とEcho第2世代との主な違いは次の7つです。
- ボディの角が丸くなった
- スピーカーサイズが大きくなった
- 本体サイズは縦横11 mm大きくなった。重さは41 g軽くなった。
- 3.5mmジャックは入力も可能になった
- Wifiは、802.11acネットワークにも対応
- 電源アダプタは21Wから30Wに
- 価格は640円アップ。
Echo第3世代は順当なバージョンアップをしたと言えるでしょう。
以上、Amazon Echo 第2世代と第3世代の7つの違い。でした。