パナソニックの電動歯ブラシ、ドルツの最上位モデルであるEW-DP51とEW-DP52は何が異なるのでしょうか。
発売年月は、DP51は2017年7月、DP52は2018年7月となっており、DP52はDP51の後継機種です。
2つの違いについてわかりやすく紹介します。
目次
2つの違い
EW-DP52では、DP51と比べて次の2点で向上しています。
- ガムケアモードが、Wガムケアモードになった。
- ステインオフブラシが新しくなり、ステイン除去力が向上した。
表にすると次のようになります。
EW-DP52 | EW-DP51 | |
ガムケア モード |
Wガムケア | ガムケア |
ステイン オフブラシ |
新型 | 旧型 |
実勢価格の差は次のようになっています(税込、毎日更新)。
EW-DP52 | EW-DP51 | |
シルバー |
− |
− |
黒 |
− |
− |
ピンク |
− |
¥27,800〜(2024/09/14 07:48) |
この2点の違いについて詳しく見てみましょう。
Wガムケアモードとは?
ガムケアモードとはシリコンブラシを歯ぐきに直接軽く当てて、歯茎をマッサージするモードです。
これにより、歯ぐきの健康を推進します。
DP51の「ガムケアモード」では、ヨコ振動のみです。
DP52の「Wガムケアモード」では、ヨコ振動に加えタタキ振動も加わったW音波振動でガムケアができます。
これによりDP51のガムケアモードと比べ、歯ぐきの爽快感がアップしています。
W音波振動とは?
ドルツDP51と52では、2つのモーターを搭載しており、従来のヨコ振動に「タタキ振動」を加えたW音波振動が可能になっています。
ただDP51では、W音波振動はガムケアモードでは動作せず、歯磨き用のWクリーンモードだけで動作します。
DP52では、Wクリーンモードに加えて、「Wガムケアモード」でもW音波振動が動作するようになりました。
EW-DP52 | EW-DP51 | |
W音波振動 (ヨコ+タタキ振動) のモード |
Wクリーン Wガムケア |
Wクリーン |
リニア音波振動 (ヨコ振動のみ) のモード |
ノーマル ソフト ステインオフ |
ノーマル ソフト ガムケア ステインオフ |
新ステインオフブラシとは?
DP51とDP52では5本のブラシと1本のアタッチメントが付属します。
その中で、着色汚れを落とすことを目的としたブラシに「ステインオフブラシ」があります。
DP51では、次の「EW0928」という一つ前のタイプのステインオフブラシが付属します。
DP52では、次の「EW0938」という現行のステインオフブラシが付属します。
この新ブラシでは全面にひし形の毛を植毛しており、前のタイプと比べて、ひし形毛が約1.5倍になりました。
ステイン除去力は約2.4倍にアップしています。
EW-DP52 | EW-DP51 | |
ステインオフブラシ | 新 | 旧 |
ひし形毛 | 約1.5倍 | 1倍 |
ステイン除去力 | 約2.4倍 | 1倍 |
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仕様一覧比較
仕様を一覧で比較すると次のようになります。
仕様を見ても、他の本体サイズや重さなどは全く同じという事がわかります。
どちらがおすすめか?
DP52では、DP51と比べて、ガムケアモードにタタキ振動が追加され、ステインオフブラシが新モデルになっているという2点で向上がありました。
しかし価格は、記事執筆時では2~3千円程度DP52の方が高いようです。
どちらがおすすめでしょうか?
Wガムケアモードは必要か?
ガムケアモードにタタキ振動は必要でしょうか?
DP52では、W振動になり「歯ぐきの爽快感」が「アップ」しています。
歯ぐきがより健康になるかどうかについてはデータがないようです。
Wガムケアモードを使って、歯ぐきを1日2分マッサージする予定のある方は、少しでも爽快感があるほうが良いでしょうから、WガムケアモードのあるDP52がおすすめです。
一方で、歯みがきだけに使う予定だという方や、爽快感だけの違いなら歯ぐきはヨコ振動のみで良いという方は、DP51でも良いと思います。
(なお私の場合は、ブラシを付け替えるのが面倒で電動歯ブラシは歯磨きにしか使っていません…)
新ステインオフブラシ
新ステインオフブラシは、ステイン除去力が約2.4倍になっており、魅力的です。
しかしブラシは消耗品ですので、替えブラシとして販売されています。
新ステインオフブラシ2本入りの希望小売価格は990円(税込)で、実勢価格(税込)ですと600円くらいしかしません。
つまり1本あたり300円です。
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DP51でも、新ステインオフブラシの替えブラシを使用することができます。
むしろ旧タイプのブラシは廃盤になっていて、パナソニックとしてもこれからは新タイプを使ってほしいということのようです。
そのため、DP51を購入した場合でも、1本目のステインオフブラシは旧タイプになりますが、2本目以降の替えブラシからはDP52と同様に新タイプを使えます。
付属ブラシも新タイプがよいという方は、DP52がおすすめです。
一方で、1本目は旧タイプでも良いという方や、替えブラシが1本あたり300円なら新ステインオフブラシの替えブラシをあわせて購入して1本目からそちらを使えばよいという方は、DP51でも良いと思います。
おすすめは?
以上で紹介してきたように、DP52と51にはあまり大きな違いはありません。
それぞれの機種は次のような方におすすめです。
EW-DP52がおすすめの方
- 歯ぐきをマッサージするガムケアモードを使う予定
- ガムケアモードは爽快感が高い方が良い
- 付属ブラシは新タイプが良い
- 新しいモデルの方が良い
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EW-DP51がおすすめの方
- 歯磨きだけに使う予定
- 爽快感だけの違いなら、ヨコ振動のみのガムケアモードで良い
- 替えブラシからは新タイプになるので、付属ブラシは旧タイプでも良い
- 少しでも安い方が良い
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とはいえ、違いはわずかであり、どちらもドルツの最上位モデルですので、どちらを選んでも間違いはないでしょう。
まとめ
EW-DP52では、EW-DP51と比べ、次の点が向上しています。
- ガムケアモードが、Wガムケアモードになった。
- ステインオフブラシが新しくなり、ステイン除去力が向上した。
実勢価格(毎日更新)は次のようになっています。
EW-DP52 | EW-DP51 | |
実勢価格 (税込、毎日更新) シルバー |
− |
− |
黒 |
− |
− |
ピンク |
− |
¥27,800〜(2024/09/14 07:48) |
なお、EW-DP52と限定モデルのEW-CDP52の違いについて、次のページで紹介していますので参考にしてみてくださいね。
ドルツEW-DP52とEW-CDP52の1つの違い!ブラシスタンドの色だけ。
EW-DP52とEW-DP51の替えブラシの種類と価格の一覧表は次のページに掲載しています。
[2019] ドルツ純正替えブラシ・ノズル41種の対応機種別一覧と今日の価格!すぐ見つかる。
以上、ドルツEW-DP51とEW-DP52の2つの違い!でした。
参考
- 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP51 – パナソニック
- 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DP52 – パナソニック
- 音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ) ドルツ EW-DP52 商品紹介- パナソニック