パナソニックのスチーマー、ナノケア EH-SA9AとEH-SA3Aは何が異なるのでしょうか。
主な違いは3つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事ではナノケア6モデルについて一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
EH-SA9AとEH-SA3Aの3つの違い
EH-SA9AとEH-SA3Aは、どちらも2019年モデルです。
EH-SA9Aがハイグレードモデルで、EH-SA3Aがスタンダードモデルです。
主な違いは、次の3つがあります。
- 温スチーム・冷ミストへの対応と吹出口の数。
- コースの有無
- 本体サイズ
表で比較してみましょう。
モデル | EH-SA9A | EH-SA3A |
発売年 | 2019 | 2019 |
画像 | ||
参考価格 | ¥39,800〜(2024/12/04 06:37) |
¥26,980〜(2024/12/04 08:28) |
特徴 | 温スチームと冷ミストに両対応したモデル。吹出口が2つあり、温スチーム量は2倍。7コース搭載。 | 温スチームに対応のコンパクトモデル。コースはない。 |
おすすめの方 | 2倍の温スチームでたっぷり保湿したい方。冷ミストで肌を引き締めたい方。 | コンパクトなものが良い方。 |
機能 | ナノサイズW温スチーム W冷ミスト |
ナノサイズ温スチーム |
コース | クリア肌コース ハリ/弾力コース 皮脂ケアコース バリア肌コース クイック温冷コース クレンジングコース 温スチームコース |
– |
アロマ | タブレット | |
スチーム温度 | 約 40 ℃ | |
スチーム発生量 | 約 12 mL/分 (吹出口 2 個) | 約 6 mL/分 (吹出口 1 個) |
ミスト発生量 | 約 4 mL/分 (吹出口 2 個) | – |
スチーム・ミスト発生時間 | 約 3 分 ~ 約 13 分 30 秒 | 約 12 分 |
給水タンク容量 | 約 200 mL | 約 90 mL |
本体サイズ | 高さ 20.9 × 幅 17.1 × 奥行 21.6 cm | 高さ 16.3 × 幅 10.4 × 奥行 14.8 cm |
付属品 | アロマタブレット 2 個・お掃除針 | アロマタブレット 1 個 |
違いについて詳しくみていきましょう。
温スチーム・冷ミストへの対応
EH-SA9Aは、温スチームと冷ミストの両方を出すことができ、EH-SA3Aは温スチームのみが出ます。
温スチームは、顔をやわらかく包み込んで保湿をし、冷ミストは、微細なミストによって肌をキュッと引き締めます。
(画像はパナソニック公式ページより引用)
吹出口の数は、EH-SA9Aでは、温スチームが2つと冷ミストが2つです。EH-SA3Aは、温スチームが1つです。
EH-SA9Aは温スチーム吹出口が2つのため、EH-SA3Aの2倍の温スチームが出ます。
スチーマーを使った場合に次のような効果があることがパナソニックによって調べられています。
- 温スチームを10分間浴びた後に化粧水を塗布した場合、化粧水だけ塗布した場合と比べて、肌のキメが整い、肌水分量が約 80%アップ。
(画像はパナソニック公式ページより引用) - 温スチームを10分間浴びた場合、浴びていない場合と比べ、化粧ノリのよさの評価値が約 2 倍。
- ハリ/弾力コースを継続して4週間使用したとき、角層水分量が約 50 %アップ。
温スチームで、肌水分量がアップし、化粧のノリが良くなるのは嬉しいですね。
「ハリ/弾力コース」は、温スチーム11分のあと、冷ミスト1分が出るコースのことです。これを4週間使い続けると、スチーマーを使った直後に限らず、肌がうるおった状態になっているというのは魅力的ですね。
EH-SA9Aは、EH-SA3Aと比べて温スチーム量は2倍ですし、冷ミストを含むハリ/弾力コースを使えますので、主観ですが、効果も期待できそうです。
コース
EH-SA9Aでは、温スチームと冷ミストを組み合わせた5つのコースと、温スチーム単独の2つのコースから選んで使うことができます。
EH-SA3Aでは、コースはなく、スイッチを入れると温スチームが出てきます。
EH-SA9Aの7コースには、次のものがあります。
コース名 | おすすめの方 | 時間 |
クリア肌 | いきいき、つやつやの肌にしたい方に | 13 分 30 秒 |
ハリ/弾力 | ハリ感のあるひきしまった肌にしたい方、乾燥が気になる方に | 12 分 |
皮脂ケア | すっきりさらさら肌にしたい方、皮脂が気になる方に | 13 分 |
バリア肌 | 肌の敏感な季節や、肌のゆらぎを感じる人に | 11 分 |
クイック温冷 | 時間がないときのお手入れに | 7 分 |
温スチーム | 温スチームのみ使いたいときに | 12 分 |
クレンジング | スチームでメイクをゆるめて落としやすく | 3 分 |
EH-SA3Aの温スチームだけでも、肌の保湿やディープクレンジングに使うことができますが、冷ミストを含むコースがあるとより気持ちよさそうですね。
本体サイズ
EH-SA9Aのサイズは、高さ 20.9 × 幅 17.1 × 奥行 21.6 cmで、EH-SA3Aは高さ 16.3 × 幅 10.4 × 奥行 14.8 cmです。
手のひらを広げたときに、親指から小指までの幅がだいたい20 cmくらいです。
EH-SA9Aは、縦横高さがそれぞれ、手のひらを広げたサイズくらいあるわけですから、なかなか大きいサイズです。
一方のEH-SA3Aはコンパクトで、体積はEH-SA9Aの3分の1です。
コンパクトな方がよいという場合には、EH-SA3Aもよいと思います。
どちらがおすすめ?
ここまで見てきたように、EH-SA9Aは、温スチームと冷ミストの両方に対応しており、温スチームの量は2倍あります。
さらに、目的にあわせて 7コースから選択して使うことができます。
ただ、本体サイズは少し大きめという弱点があります。
肌の保湿や、化粧ノリを良くするという効果は、主に温スチームによって確認されているようですので、温スチームだけが出るEH-SA3Aでも効果を感じられると思います。
ただ、EH-SA9Aは2倍量の温スチームが出ますし、4週間使用したときに角層水分量が増えるという冷ミストを含んだハリ/弾力コースもあります。より肌への効果を期待できるのはEH-SA9Aの方でしょう。
また、EH-SA9Aの冷ミストでは、肌の引き締め感を得ることができますので、気持ち良いと思います。
そのため、EH-SA9Aは、2倍の温スチームでたっぷり保湿したい方や、冷ミストで肌を引き締めたい方におすすめです。
EH-SA3Aは、サイズがコンパクトなのが利点です。机に置きっぱなしでも気にならないくらいのサイズです。
また、EH-SA3Aの方が価格が手頃ですので、コストパフォーマンスが良いと感じられるかもしれません。
温スチームだけ出れば良いという方には、EH-SA3Aがおすすめです。
価格は次のようになっています。
モデル | EH-SA9A | EH-SA3A |
発売年 | 2019 | 2019 |
画像 | ||
参考価格 | ¥39,800〜(2024/12/04 06:37) |
¥26,980〜(2024/12/04 08:28) |
まとめ
パナソニックのスチーマー、ナノケア EH-SA9AとEH-SA3Aの主な違いは次の3点です。
- 温スチーム・冷ミストへの対応と吹出口の数。
- コースの有無
- 本体サイズ
2倍の温スチームでたっぷり保湿したい方や、冷ミストで肌を引き締めたい方には、EH-SA9Aがおすすめですし、コンパクトなモデルが良い方にはEH-SA3Aがおすすめです。
関連する記事も参考にしてみてくださいね。
- パナソニックのスチーマー ナノケア 6モデルの一覧比較!
- EH-SA3AとEH-SA39の1つの違い!本体色。
- EH-SA99とEH-CSA99の1つの違い!防水シート。
- EH-SA9AとEH-CSA9Aの1つの違い!お掃除針。
- EH-SA9AとEH-SA99の2つの違い!
以上、EH-SA9AとEH-SA3Aの3つの違い!でした。