エリンガム図とは何か

モリブデン(Mo)箔と、自分の希土類系サンプルを石英ガラスに封じ込んで加熱したら、モリブデン箔がぴかぴかに還元されていました。

 

二つの金属と、少量の酸素を封入したときに、どちらの金属が酸化されるか知るには、エリンガム図をみるのがてっとりばやいようです。
google:エリンガム図

 

エリンガム図は縦軸が、酸化反応などが起こった際のギブス自由エネルギーの変化量、横軸が温度で表されます。
なお縦軸は酸素量で規格化されます。

 

反応は、自由エネルギーが低くなる方に起こりやすいですから、二種類の金属と少量の酸素を封じて加熱した場合は、負側にある酸化反応が優先して起こります。

 

希土類のエリンガム図は私はまだ見つけられていないのですが、先の経験からすると、希土類系サンプルの酸化反応はモリブデンの酸化反応よりも負側にあると想像できます。

 

石英ガラスも、Siと酸素の反応したものですから、石英ガラスに触れた状態で加熱して良い金属と、アルミナるつぼを使用しなければならない金属を区別する際にも、このエリンガム図がつかえます。