カフェポッドの良い点・悪い点はどんなところにあるのでしょうか。
カフェポッド対応のエスプレッソマシンを買うかどうか悩んでいる場合に参考にしてみてください。
目次
利点
利点には次の3つが考えられます。
淹れるのが簡単
エスプレッソは次の手順で淹れますが、カフェポッドを使用する場合、【】の手順を省くことができるか、簡単に済ませることが出来ます。
- 【コーヒー豆を挽く】
- 【コーヒー粉を詰めてタンピングする】
- 抽出する
- 【粉を捨てる】
- 【マシンに付着したコーヒー粉を掃除する】
掃除が楽
コーヒー豆を挽いてタンピングする作業ではコーヒー豆の微粉が飛び散るので、キッチン周りの掃除が大変です。
またコーヒー粉をゴミ箱に捨てる際に、ゴミ箱が汚くなったりしますし、マシンの細かい所に入り込んだコーヒー粉を掃除するのも面倒です。
カフェポッドを使用した際には、ポッドをマシンにポンといれて、終わったらポンと捨てるだけで掃除の手間がかかりません。
掃除をしなくてよいのはポッドの一番の利点と言えます。
それなりの品質のエスプレッソができる
最適なエスプレッソを淹れるのに難しいのが粉の細かさと、それに合った粉の量・タンピング圧で粉を詰めることです。
カフェポッドの場合は、この部分は既にメーカーで調整されて出荷されています。
そのため、全くの初心者でもそれなりの条件でエスプレッソを淹れることができます。
欠点
欠点としては次の3つが考えられます。
豆の種類を選べない
コーヒー豆は様々なコーヒー店から売られていますが、ポッドを販売しているコーヒー店は限られています。
一つのメーカーからでているポッドの種類は、だいたい3種類程度です。
そのため、いろいろなエスプレッソの味・香りを楽しみたいと思っても難しいのが問題です。
ただ好みの豆が見つかったらあまり買い替えたりしないという方には欠点にはならないかもしれません。
現在では通販で色々なポッドを買うことが出来ます。
新鮮な豆を使えない
ポッドは窒素充填パックされているものがほとんどです。ムセッティーでは、酸素残量もチェックしているほどです。
このような良質なポッドを作っているメーカーは良いのですが、たまにクレマが全くたたないような品質のポッドもあります。
豆の新鮮さを考えた場合は、やはり近所のコーヒー店で焙煎したての豆を1~2週ごとに買ってくるほうが良いかもしれません。
豆の細かさ・量の調整ができない
カフェポッドは、既に最適な条件で粉の細かさ・粉量・プレス圧が調整されており、抽出に大きく失敗することはありませんが、逆に言うと微調整はしにくくなっています。
エスプレッソの濃さなど、人によって最適と思う条件が多少異なる部分もあります。
そのためエスプレッソの味に慣れてきたときに、自分で味の微調整をしたいと思うようになるかもしれません。
一応カフェポッドでも、濃くしたい場合は抽出量を減らせば濃くできます。
たくさん飲むとコストが高くなる
ポッドはコーヒー粉を調整してフィルターにサンドする手間の分、粉単体で買うよりも単価は高いです。
ポットは1個あたり50~80円しますが、コーヒー豆から淹れると10~40円です。
差額を40円とすると、1日3個飲んだ場合、1年では 40 * 3 * 365 = 43800円の差が出ます。
デロンギの全自動エスプレッソマシンが4.3万円から売られていますので、エスプレッソをたくさん飲む方で、「掃除は楽なほうがよいが、エスプレッソはこだわりたい」という場合には、全自動エスプレッソマシンの方をお勧めしています。
おすすめの全自動エスプレッソマシンは次の記事で紹介しています。
[2018年] デロンギの全自動エスプレッソマシンはどれを選ぶべきか?使用タイプ別おすすめ。
まとめ
カフェポッドの利点・欠点を紹介しました。
カフェポッドの魅力はなんと言っても掃除の手間がかからず、コーヒータイムの後の掃除が省力化できることだと思います。
コーヒータイムでゆっくりしても、その分掃除時間が増えて忙しくなったら、やっていられません。
エスプレッソを淹れるのにこだわりたいのではなく、手軽にそれなりの品質のものが飲めれば良いという方には、カフェポッドは最適な商品だと思います。
おすすめのカフェポッドは次の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
[2018年] おすすめの44 mm カフェポッド10ブランド一覧!激安品から高級品まで。単価、価格、ブランド名でソート可能。
以上、カフェポッドの利点3つと欠点4つ!たくさん飲む方は全自動エスプレッソマシンもおすすめ。でした。