シャープの加湿空気清浄機KC-S500YとKC-S50はよく似ていますが、何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。
[参考] シャープの空気清浄機の仕様を一覧表で比較
1つの違い
KC-S500YとKC-S50は、どちらもプラズマクラスター7000を搭載した薄型の空気清浄機です。
KC-S500Yは、一般モデルのKC-S50をベースにしたヤマダ電機 限定モデルです。
これらの機種は、次の点が異なります。
- KC-S500Yのほうが加湿量が 50 ml/h多い。
空気清浄やデザインなどの他の部分は同じです。
違いを表で比較すると次のようになります。
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2023/9 | 2023/9 |
| 外観 |
 |
 |
|
[加湿空気清浄 強運転時]
|
||
| 最大加湿量 |
550 ml/h
|
500 ml/h |
| 最大加湿時風量 |
4.0 ㎥/分
|
3.4 ㎥/分 |
| 消費電力 | 30 W |
20 W
|
| 運転音 | 47 dB |
42 dB
|
| 連続加湿時間 | 約 4.5 時間 |
約 5 時間
|
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| 参考価格 ホワイト |
￥50,256〜(2023/11/1 10:33) | ￥44,200〜(2023/10/25 10:33) |
違いについて詳しく見てみましょう。
加湿量
最大加湿量は、KC-S500Yは 550 ml/hで、KC-S50は 500 ml/hです。
乾燥が気になるという方には、KC-S500Yのほうが1割ほど多く加湿できますのでおすすめです。
KC-S500YはKC-S50と同じ構造ですが、どうやって加湿量を増加させているかというと、加湿運転時の風量を1~2割増加させることで実現しています。
そのため、KC-S500Yは最大加湿量が多い代わりに、最大加湿時の消費電力・運転音も大きいです。また水タンク容量は同じなため、給水間隔は約 5 時間から 4.5 時間へと30分ほど短くなります。
加湿量は1割小さくても、運転音が大きくなりすぎず、タンクへの給水間隔も長いほうがよい、という方にはKC-S50がおすすめです。
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
|---|---|---|
|
[加湿空気清浄 強運転時]
|
||
| 加湿量 |
550 ml/h
|
500 ml/h |
| 風量 |
4.0 ㎥/分
|
3.4 ㎥/分 |
| 消費電力 | 30 W |
20 W
|
| 運転音 | 47 dB |
42 dB
|
| 連続加湿時間 | 約 4.5 時間 |
約 5 時間
|
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| 参考価格 ホワイト |
￥50,256〜(2023/11/1 10:33) | ￥44,200〜(2023/10/25 10:33) |
どちらがおすすめか
このように、KC-S500YとKC-S50は同じ構造ですが、KC-S500Yは強で加湿運転をするときの風量が大きく設定されており、加湿量が1割ほど多いです。代わりに、消費電力や運転音も大きくなり、給水間隔は短くなります。
そのため、乾燥が気になるので、加湿量は多いほうがよいという方には、KC-N500Yがおすすめです。
一方で、加湿量はほどほどでも、運転音が大きくなりすぎないほうが良いという方や、タンクへの給水間隔が長いほうがよいという方には、KC-N50がおすすめです。
とはいえ、加湿量の違いは 1割ほどで、それほど大きな違いではありません。
特にこだわりがない場合には、価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
KC-S500Yは、ヤマダ電機のほかに傘下のTSUKUMOでも取り扱いがあります。
KC-S500Yがおすすめの方
クラスター
7000
適用床面積
~23 畳
550
mL/h
吸じん
フィルター
循環気流
センサー
- 乾燥が気になるので、最大加湿量は大きいほうがよい。
KC-S50
クラスター
7000
適用床面積
~23 畳
500
mL/h
吸じん
フィルター
循環気流
センサー
- 加湿量ははじめに設計された通りの量で良い。運転音が大きすぎず、タンクへの給水間隔が短くなりすぎないほうがよい。
- シャープ(SHARP)
価格と性能を表で比較
KC-N500YとKC-N50の価格と性能を表で比較すると次のようになります。
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2023/9 | 2023/9 |
| 外観 |
|
|
| 参考価格 ホワイト |
￥50,256〜(2023/11/1 10:33) | ￥44,200〜(2023/10/25 10:33) |
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| プラズマクラスター・適用床面積 |
プラズマクラスター7000
約 13 畳 (約 21 ㎡)
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| 加湿量・給水タンク |
550 ml/h
約 2.5 L
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500 ml/h
約 2.5 L
|
| 最大風量 |
5.1 ㎥/分
|
|
| 8畳の部屋の清浄時間 |
12 分
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| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| フィルター浄化 | 静電HEPAフィルター（交換目安：約10年） ダブル脱臭フィルター（交換目安：約10年） 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
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| 吹出口 |
前・後。後ろに手動ルーバー。
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|
| 気流 | スピード循環気流 | |
| 運転 |
おまかせ運転
パワフル吸じん おやすみ/花粉 |
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| 風量 | 強・中・静音 | |
| センサー | 3つ ニオイ・温度・湿度 |
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| モニター | きれいモニター 3段階湿度モニター |
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| 使い勝手 | Ag+イオンカートリッジ 使い捨てプレフィルター（3枚入） 使い捨て加湿プレフィルター（2枚入） |
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| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| [加湿空気清浄 強運転時] | ||
| 加湿量 |
550 ml/h
|
500 ml/h |
| 風量 |
4.0 ㎥/分
|
3.4 ㎥/分 |
| 消費電力 | 30 W |
20 W
|
| 運転音 | 47 dB |
42 dB
|
| 連続加湿時間 | 約 4.5 時間 |
約 5 時間
|
| 型番 | KC-S500Y | KC-S50 |
| 外形寸法 | 幅399×奥行230×高さ613 (mm) | |
| 質量 | 約 7.5 kg | |
交換用フィルター
KC-S500YとKC-S50では、同じ型番の交換用フィルターが指定されています。
- フィルター型番と交換時期 [KC-50TH7, KC-50TH4, KC-S500Y, KC-R500Y, KC-J50-CH]
- フィルター型番と交換時期 [KC-S50, KC-R50, KC-P50, KC-N50, KC-J50]
交換用フィルター・カートリッジには次のようなものがあります。
| 名称 | 外観 | 参考価格 | 交換の目安 | 説明 | 形名 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| リフレッシュパック |  |
￥9,000〜(2025/05/13 20:44) |
‐ | フィルターなどの別売品をセットにした商品です。別々に購入するよりお買い得です。 | FZ-ST50KC | 9,900円（税込） |
| 集じんフィルター（HEPAフィルター） |  |
￥3,490〜(2025/05/14 08:04) |
約10年 |
ホコリ・チリ・花粉などを濾し取るフィルター。 |
FZ-D50HF | 4,840円（税込） |
| 脱臭フィルター |  |
￥4,400〜(2025/05/14 08:04) |
約10年 | ニオイを取る脱臭フィルター。 | FZ-F50DF | 4,400円（税込） |
| 加湿フィルター |  |
￥2,159〜(2025/05/14 09:23) |
約10年 | 水を気化して加湿をするフィルターです。 | FZ-Y80MF
|
2,860円（税込） |
| 使い捨て加湿プレフィルター （6枚入り） |  |
￥1,457〜(2025/05/14 13:24) |
約1ヶ月 | 加湿フィルターに貼って使用するフィルターです。 | FZ-PF50MF
|
1,100円（税込） |
| Ag+イオンカートリッジ（1個） |  |
￥1,564〜(2025/05/14 06:37) |
約1年 | なくても運転できますが、ヌメリとニオイの原因を抑える効果があります。 | FZ-AG01K1 | 990円（税込） |
| Ag+イオンカートリッジ（2個） |  |
￥3,270〜(2025/05/14 03:26) |
約1年 | 2個入です。 | FZ-AG01K2 | 1,980円（税込） |
| Ag+イオンカートリッジ（4個） |  |
￥3,778〜(2025/05/14 06:37) |
約1年 | 4個入です。 | FZ-AG01K4 | 3,960円（税込） |
| 使い捨てプレフィルター （6枚入） |  |
￥1,557〜(2025/05/14 13:24) |
約1ヶ月 | 後ろパネルの外側に貼って使用する不織布のフィルターです。なくても運転できます。 | FZ-PF51F1 | 935円（税込） |
まとめ
シャープのプラズマクラスター7000を搭載したKC-S500YとKC-S50の違いを紹介しました。KC-S500Yは、強加湿運転時の風量が大きく設定されており、加湿量が1割大きくなっています。乾燥が気になるという方には、KC-S500Yがおすすめです。
以上、KC-S500YとKC-S50との1つの違い。でした。
[参考記事]
- KC-R500YとKC-R50の1つの違い。加湿量。
- KC-50TH7とKC-P50の違い。[シャープ 空気清浄機]
- KC-40TH7とKC-S50の3つの違い。集じん・脱臭フィルター。
- KC-S50とKC-R50(型落ち機種)の1つの違い。説明書。
- KC-P50とKC-N50の違いは？[プラズマクラスター7000]
- 空気清浄機 KC-N50とKC-L50の違いは？
参考
KC-S500Y
クラスター
7000
適用床面積
~23 畳
550
mL/h
吸じん
フィルター
循環気流
センサー
KC-S50
クラスター
7000
適用床面積
~23 畳
500
mL/h
吸じん
フィルター
循環気流
センサー
- シャープ(SHARP)
