培地のスポンジ・液肥(2k円)とポンプ(2k円)以外は、100円均一で揃えました。10k円で既成品が手に入るので、そのほうが楽に済んでいいかもしれませんが、作るのも趣味のうちということで。
植物が育つ槽となる、台所用桶にΦ20mmの穴をカッターで開けます。
水道用塩ビ管Φ20xL80mmくらいのものを、おけの底から高さ60mmになるように、グルーガンで固定します。既成品は30-50mmくらいだそうなので、少し深めです。深いと、根がぎっしりになった時に、水が十分に循環しないとかありうるかも。浅い桶は売ってなかったので、とりあえずこれで試してみます。
次にポンプにホースを接続します。ホースの出力端に、ホースよりも細いチューブを流れの方向にそうように挿入します。これが空気混入機(あるいはディヒューザー・アスピレーター)の役割を果たします。ストローがあればそれのほうが良いかも。今回はちょっと太いけど余っていたポンプ用部品を献上。チューブが刺さったところは水の通り道が狭くなるので、水流が早くなって、チューブの空気を巻き込んで流れるという原理かな。騒音(高いショワショワ音)の原因になりますので、空気入口を補足して空気を入れすぎないようにするか、あるいは空気混入機は作らなくても良いかも。水が液肥槽に落ちるときにそこそこ空気は混ざるようなので。
台所桶に水を流して水位を確認。スポンジ(25mm角)の下に水位が来るように。水の表面張力で、塩ビ管の高さ+5mm程度の水位になるようです。プラ板に22mm角の穴を開けます。
プラ板に植物の根が生え始めたスポンジをはめます。液肥を貯めるバケツに十分の水と液肥を入れます。これらを組み合わせて日当たりの良い場所に設置します。プラ板はB4サイズ、バケツは7Lのものです。
ポンプは以前、別の栽培槽用に買って押入れの肥やしになっていた7l/minのものですが、うるさいのでもっと小さいもののほうが良さげ。魚じゃないので、一時間で水が一周するくらいでも十分なのではないか。ということで、2l/minでも十分と思います。
白色は光を通すので、デザイン性・色の好みなどが邪魔しなければ、黒色のほうが良いかも。光が通るとたぶん藻が生えます。
追記:9月までほぼノーメンテで無事動きました。
使用した部品(100均で調達したもの以外)
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