エスクァイアでヒューズボックスからACC線を取る方法。

トヨタ エスクァイア ハイブリッド 80系でヒューズボックスからACC線と常時電源線、アース線をとりましたので紹介します。

ヒューズボックスの蓋を外す

説明書にかかれているように助手席の下にヒューズボックスがあります。

下から覗きこむようにするだけでアクセスできますが、近くでアース線を取るにはグローブボックスを取る必要がありますので、はじめからグローブボックスを取っても作業がしやすいでしょう。

 

下から覗き込むと、次のような蓋があり、この蓋を外すとヒューズが見えます。

この蓋は爪で留まっていて、取るのは結構硬いです。力をかけて取り外します。

 

ヒューズが見えました。

 

蓋に各ヒューズの意味が書かれています。

ヒューズ電源を取り付ける

今回は、ACC線を P/OUTLET 15Aからとり、常時電源線をDOOR BACK 10Aからとりました。

 

テスターがあると、どれがACCでどれが常時電源線かなどを調べることができます。

車をいじる人は、エーモンの検電テスターを使うことが多いみたいですが、電子回路用のテスターのほうがバッテリー電圧が見えますし、導通チェックもできますので適用範囲が広く良いでしょう。

エーモン 検電テスター
サンコスモ 小型デジタルテスター

     

    電源取り出し用のヒューズには、次のエーモンのヒューズを用いました。

    エスクァイアの場合は、ヒューズの種類は低背ヒューズでした。

    エーモン 低背ヒューズ電源 10A
    エーモン 低背ヒューズ電源 15A

    これは、普通のヒューズの端のプラスチックを割り、そこに筒型のヒューズ付きのコードをはんだ付けしただけのものです。

    しかし、自分で作ってもたいして安くなりませんので、買うのが楽だと思います。

     

    このヒューズ電源には方向があります。電源の上流側から電源を取り出すように取り付けます。

    上流側を知るには活線で作業を行い、ヒューズを取り外した状態でテスターを当ててます。電圧があるほうが上流側です。

    エスクァイアの場合には、次の画像のように外側が上流でした。

     

    ヒューズ電源をつけるとヒューズボックスの蓋は閉まらなくなります。

    蓋はグローブボックスの中に入れておくことにします。

     

    そのままだと、次のようにコードは垂れてきますので、配線が終わったら結束バンドなどで留めます。

    グローブボックスを外す

    次に、アース線を取るためにグローブボックスを取ります。

    グローブボックスを取るのははじめは恐る恐るやりますが、なれるとバキバキっとすぐに取れるようになります。

     

    まずはグローブボックスを開けると右側と左側に爪がありますので、押し込みながら爪を外します。

    右の爪です。

     

    左の爪です。

     

    左側にバーがありますので、これもグローブボックスから外します。

    爪が硬かったので、私はハンカチなどで保護しながら、ペンチで爪をつかんで外しました。

    あとは、グローブボックス本体を全開くらいに開いたままで手前に引っ張ると、グローブボックスが外れます。

    アース線を取る

    外れたところに、エアコンが見えます。

    エアコンを留めているネジがアースとして使えそうでしたので、次のようにそこからアース線をとりました。

     

    これでACC線と常時電源線とアース線がとれました。

    私はドラレコの常時監視電源や、オーディオ機器用のACC信号をここから取りました。

     

    まとめ

    エスクァイア ハイブリッドで、ヒューズボックスから電源をとりました。

    ヒューズボックスはアクセスが簡単で、元に戻すときにもヒューズを差し替えるだけですので、便利です。

     

    以上、エスクァイアでヒューズボックスからACC線を取る。でした。