パナソニックのシェーバー、フェリエ ES-WF61とES-WR50は何が異なるのでしょうか。
違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
3つの違い
ES-WF61はフェイス用、ES-WR50はボディ用のフェリエです。
違いは次の3点あります。
- 刃溝幅
- マユカバー・マユコームが付属するかどうか。
- 充電式電池が使えるかどうか。
フェイス用のES-WF61は、刃溝幅が狭く、マユカバー・マユコームが付属し、充電式電池が使えるようになっています。
どちらのモデルにも、ヘッドが傾いて、刃が肌に当てやすくなる「密着スウィングヘッド」機能があります。
表で比較してみましょう。
モデル | ES-WF61 | ES-WR50 |
画像 | ![]() ![]() ![]() |
![]() |
参考価格 | ¥3,227 | ¥2,545 |
用途 | 眉メイク・フェイス用ウブ毛ケア | ボディ用ムダ毛ケア |
刃溝幅 | 約 0.18 mm | 約 0.25 mm |
刃厚 | 約 0.12 mm | |
付属品 | マユカバー・マユコーム | – |
充電式電池使用 | ◯ | – |
密着スウィングヘッド | ◯ |
ES-WF61には、マユカバー・マユコームが付属し、ウブ毛を剃るだけでなく眉メイクにも使えます。
一方で、ES-WR50は、刃溝幅が大きく太いムダ毛まで剃れます。
違いについて詳しく見ていきましょう。
刃溝幅
ES-WF61とES-WR50では、刃溝幅が異なります。
刃溝幅とは、次の画像のように、クシ状になっている刃の間隔のことです。
この刃の溝に毛が入って、毛が切られていきます。
溝が小さいほど剃り残しが少なくなり、溝が大きいほど太い毛が剃れます。
フェイス用のES-WF61の刃溝幅は約 0.18 mmで、ボディ用のES-WR50の刃溝幅は約 0.25 mmです。
ES-WR50のほうが約 1.4 倍の刃溝幅があり、太いムダ毛まで剃ることができます。
一方で、ES-WF61は「ムダ毛ケア」ではなく「ウブ毛ケア」を謳っており、顔の細い毛を綺麗に剃ることができるように刃溝幅が狭く設定されています。
刃の厚みについては、どちらのモデルも約 0.12 mmと薄く作られており、根元からムダ毛をカットし、剃り残しが目立たないようになっています。
もし、フェイス用のES-WF61をボディに使うと太いムダ毛は剃ることができず刃を傷めると思われます。
逆にボディ用のES-WR50を顔に使うとウブ毛は綺麗に剃れないと思われますし、説明書でも顔には使わないようにと書かれています。
このように各モデルは用途にあわせて設計されていますので、用途にあった部位で使用するのがおすすめです。
マユカバー・マユコーム
フェイス用のES-WF61には、眉メイク用のマユカバーとマユコームが付属します。
次の画像の左がマユカバーで、右がマユコームです。
マユカバー
マユカバーは、眉のまわりを剃って眉の形づくりをするときに、次のようにヘッド刃に取り付けて使います。
マユカバーをつけることで刃の幅が狭くなるので、次のように眉の周りの狭い場所を剃りやすくなります。
マユコーム
マユコームは、マユの長さをカットするときに、次のように刃に取り付けて使用します。
コームの2, 4, 6の取り付け位置によって、仕上がり長さをそれぞれ約 2 mm, 4 mm, 6 mmに調節できます。
スイッチをオンにして、次のようにマユにマユコームを当てて動かすことで、まゆの長さを揃えることができます。
充電式電池が使えるか
ES-WF61では、単4形アルカリ乾電池か、単4形充電式ニッケル水素電池のいずれかを使うことができます。
一方で、ES-WR50では単4形アルカリ乾電池のみが使えます。
どちらのモデルでも乾電池を使用した場合の使用時間は、約40分です。
充電式電池が使えるほうが、ゴミが出ないので嬉しいですね。
どちらがおすすめか?
フェイス用のES-WF61は、刃溝幅が狭く顔のウブ毛を剃りやすくなっており、また眉メイク用のカバーとコームも付属します。
一方でボディ用のES-WR50は、刃溝幅が大きく、体の太いムダ毛も剃りやすくなっています。
そのため、お手入れしたい部位にあわせたモデルを選択するのがおすすめです。
顔の肌ケアをしたい場合にはフェイス用のES-WF61、体のムダ毛ケアをしたい場合にはボディ用のES-WR50がおすすめです。
価格は次のようになっています。
モデル | ES-WF61 | ES-WR50 |
参考価格 | ![]() ルージュピンク ¥3,227 |
![]() ピンク ¥2,545 |
![]() ピンク ¥3,227 |
– | |
![]() 白 ¥3,227 |
– |
まとめ
パナソニックのシェーバー、フェリエ ES-WF61とES-WR50の違いは、刃溝幅と、マユカバー・マユコームが付属するかどうか、充電式電池が使えるかどうかの3点です。
ES-WF61はフェイス用、ES-WR50はボディ用に作られていますので、それぞれにあった部位で使用するのがよいでしょう。
以上、ES-WF61とES-WR50の3つの違い!刃溝幅。でした。