VIOフェリエ ES-WV60は、2020年に発売された女性向けのデリケートゾーン用電気シェーバーです。
使用感や、他のシェーバーとの使い分け方について紹介します。
商品は楽天市場で購入いたしましたが、購入費用の一部は、楽天様より楽天ポイントの形で提供していただきました。ありがとうございます。
[参考] パナソニック 除毛器フェリエ・サラシェ10モデル機能一覧比較。
VIOフェリエの特徴
VIOフェリエは、VIOなどのデリケートゾーン専用の電池式シェーバーです。
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なお、ES-WV60-Sの-SはシルバーのSです。一色しか展開されていませんので、ES-WV60とES-WV60-Sは同じものを指します。
パナソニックの除毛用器具には他にボディ用フェリエや、サラシェがあります。
ボディ用フェリエはトリマー刃を採用したモデルで、サラシェはネット刃メインのモデルです。
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ボディ用フェリエやサラシェは、腕や脚などの広い部位には使いやすいのですが、肌が柔らかく狭い部位であるデリケートゾーンには使用できなかったり、使用できても狭いところに毛が残るという問題がありました。
VIOフェリエは、VIO専用として作られており、そのような問題を解決して安全に除毛できるようになっています。
2種類の刃
VIOフェリエは、トリマー刃とネット刃の両方のヘッドが付属しており、ヘッドを交換して使うことができます。
ネット刃とは、サラシェやひげそり用のシェーバーで使われているタイプの刃です。
VIOフェリエのネット刃
長い毛は剃れませんが、約 2 mm以下の毛は安全かつツルツルに剃ることができます。また、刃と刃で挟んで毛を切る構造ですので、刃と肌を挟んで毛を切るカミソリよりも、肌への負担が小さくなっています。カミソリだと埋没毛になりやすいので、ネット刃はおすすめです。
他のフェリエでも使われている刃はトリマー刃と呼ばれます。
VIOフェリエのトリマー刃
これはバリカンの刃と同じ構造です。短く剃ることはできませんが、長い毛でも刈ることが出来ます。柔らかい肌に強く刃を当てると、皮膚を巻き込んで出血することもあります。出血するとテンションがかなり下がります。
そのため、ボディ用フェリエではVIOが剃れるとは謳っていません。直前のビキニラインには使えます。
VIOフェリエで、デリケートゾーンにトリマー刃を使う場合には、スキンガードを付けます。
トリマー刃にスキンガードを付けたところ。
スキンガードをつけると、安全に2 mm程度の短さまで刈れます。このあと、ネット刃を使うことでツルツルに仕上げることができます。
「ツルスベ仕上げ」のやり方
なお毛を長めに残したいときには、トリマー刃にボリュームダウンコームをつけて使い、ネット刃は使いません。
トリマー刃にボリュームダウンコームを付けたところ
トリマー刃は厚めで、直刃で剃ると 毛は約 0.3 mm残ります。ボディ用フェリエは薄刃で、約 0.12 mmです。ボディ用フェリエよりも、デリケートゾーンの太い毛に向いた刃になっているということでしょう。
小さいT字形状ヘッド
VIOフェリエをペンと並べてみると、サイズが小さいことがわかります。
VIO専用というだけのことはあり、ヘッドが小さく、デリケートゾーンなどの狭い部位で使用しやすくなっています。サラシェをデリケートゾーンに使おうとしても細かいところに入り込めませんので、このあたりは、やはり専用器具が使いやすいです。
ただヘッドが小さいので、脚や腕など広い部分に使おうとするととても時間がかかります。ボディ全体に使いたい場合はサラシェやフェリエのほうがよいでしょう。
VIOフェリエの刃はT字形状です。フェリエはI字形状です。T字形状ですのでVIゾーンは剃りやすいですが、Oゾーンは入り込みにくく時間がかかるのが難点です。Oゾーンを剃るときはすごい格好になりながら作業しますので、早く済ませたいところです。
パワー
VIOフェリエは電池式です。
単3アルカリ乾電池かニッケル水素電池 1本を入れて使います。電池は別売りです。
他にもパナソニックの充電式シェーバーを持っていますが、乾電池式よりも充電式のほうがパワーや回転数があります。それでもVIOフェリエは、他の乾電池式フェリエと比べると3倍のパワーがあるそうです。
パワーがそこそこのためか、ゆっくり動かすか何度か往復しないと、ツルツルにはなりません。しかし、デリケートゾーンはもともと早く剃る部位でもないので、これで良いのだと思います。
動作音は、普通の電気シェーバー並にブィーンという音がします。お風呂場で使ったら、家族に使っていることがわかるくらいです。充電式と比べると回転数が低い分、音程も低いです。
スイッチは、スライド式です。
プッシュ式の方が使いやすいですが、構造上スライド式でも仕方ないですし、慣れればどちらでも良いですね。
防水式
VIOフェリエは当たり前ではありますが、防水式になっており、まるごと水洗いが可能です。もし、VIOに使って水洗いできないとしたら悲惨ですね。
使用後には、アタッチメントを取り外して水洗いします。刃の裏側から水が通せるようになっているので、簡単に毛を洗い流せます。
使用後には注油すると刃が長持ちすると説明書に書いてありますが、オイルは別売りです。
まとめ
そういうわけで、VIOフェリエはデリケートゾーンを安全に剃るのに特化したシェーバーです。小さいので取り回しが簡単です。ボリュームダウンコームで残しながら剃ることも、ネット刃でツルツルに剃ることもできます。
ボディ用フェリエやサラシェで、VIOがなかなか剃れなくて困っていたという方におすすめの器具です。エステで脱毛をする前に使うのも良いでしょう。
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ただ、脚や腕などの広い部位を剃ろうとすると、ヘッドが小さいのでかなり時間がかかります。ボディにはボディ用フェリエやサラシェを使うと良いでしょう。
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以上、[PR] VIOフェリエ ES-WV60レビュー。狭いところの除毛に便利。でした。