フェリエES-WR51とES-WR61の3つの違い。

パナソニックのボディ用フェリエES-WR51とES-WR61は、何が異なるのでしょうか。違いは3つあります。わかりやすく紹介します。

 

[参考] パナソニック 除毛器フェリエ・サラシェ10モデル機能一覧比較。

3つの違い

ES-WR51とES-WR61は、どちらも2021年発売ですが、ES-WR51は従来からあるボディ用フェリエと同じ性能のもので、ES-WR61は最近発売されて人気のVIO用フェリエES-WV60の本体に、ボディ用フェリエの刃を取り付けたものです。

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ES-WR51とES-WR61の具体的な違いは、次の通りです。

  • ES-WR61のモーターパワーはES-WR51の3倍あり、パワフルに剃れる。その代わり、音はうるさい。
  • ES-WR51は非防水式。ES-WR61は防水式で、丸洗い可能。泡剃り(ウェット剃り)でも使える。
  • ES-WR51は密着スイングヘッドで肌に沿って剃りやすく、剃り残しが少ない。

 

ES-WR51は静かに丁寧に剃りたい方向けで、ES-WR61はお風呂場でガーッと剃りたい方向けです。

使用されている刃は同じです。

 

性能を比較すると次のようになります。

種類 フェリエ ボディ用
モデル    ES-WR51 ES-WR61
画像 パナソニック ボディフェリエ ピンク調 ES-WR51-P パナソニック ボディフェリエ 防水機能 ピンク調 ES-WR61-P
参考価格
¥2,473〜(2024/04/25 17:22)
¥3,568〜(2024/04/26 00:23)
モデル ES-WR51 ES-WR61
用途 ウデ・アシ・ワキ
ビキニライン
うなじ・背中
手・指
ウデ・アシ・ワキ
ビキニライン
うなじ・背中
手・指
特徴 刃溝幅が広く、太いムダ毛に向く。密着スウィングヘッドで剃り残しが少ない。非防水式。 防水式でモーターパワー3倍。スイングヘッドではない。VIOフェリエの本体にES-WR51の刃を取り付けたもの。
モデル ES-WR51 ES-WR61
防水式
泡剃り
刃のタイプ トリマー トリマー
刃厚 約 0.12 mm 約 0.12 mm
刃溝幅 約 0.25 mm 約 0.25 mm
機能
密着スウィングヘッド
モデル ES-WR51 ES-WR61
電源 単4形アルカリ乾電池1本 単3形アルカリ乾電池1本
使用時間 40分
週2回(1回約5分間)の使用で約1カ月間
40分
週2回(1回約5分間)の使用で約1カ月間使用可能
充電式電池使用
本体サイズ 高さ15.6×幅1.7×奥行3 cm 高さ18.6×幅2.7×奥行2.6 cm

違いについて詳しく見てみましょう。

モーターパワー

ES-WR61のモーターパワーは、ES-WR51の3倍あり、パワフルに剃ることができます。ワキやVゾーンの太めの毛もスムーズにカットすることができます。またお手入れをしばらくサボっていて毛の量が多めでも、ザーッと剃ることができるのは便利です。ES-WR61は手早く剃りたいという方におすすめです。

その代わり、動作中はモーターのブーンという音が少しうるさいです。私はVIOフェリエを使っていますが、お風呂場の外からでも聞こえるくらいで、幼児の子供に「何してるの〜?」と聞かれました。家族で暮らしていて、除毛をしていると知られるのが嫌という方はES-WR51の方が良いでしょう。

電源はどちらもアルカリ乾電池またはニッケル水素充電池が使用できます。ES-WR51は単4形1本、ES-WR61は単3形1本を使用します。単3形を使用するES-WR61のほうが軸は太めです。

防水性

ES-WR51は非防水式で、ES-WR61は防水式です。

ES-WR51を、もしお風呂場で使うなら濡らさないように気をつける必要があります。また肌に泡を付けて剃るウェット剃りには対応しておらず、ドライ剃り専用です。ES-WR51に限らず、従来のボディ用とフェイス用のフェリエは非防水式でした。

ES-WR61は、VIOフェリエと同じ新しい構造の本体が採用され、防水式になりました。そのため、ドライ剃りだけでなく泡剃りにも対応しています。また、使用後は丸洗い可能ですので、簡単に清潔に保てます。ES-WR61はお風呂場で気兼ねなく使えるのは嬉しいですね。

密着スイングヘッド

ES-WR51は密着スイングヘッドで、ES-WR61は固定ヘッドです。

密着スイングヘッドとは、次のようにヘッドが左右にそれぞれ10°まで傾く機能です。


(画像は公式ページより引用)

これによって、本体の軸に邪魔されずに、刃を肌に沿って密着させることができます。肌にやさしく、剃り残しが減るという利点があります。

 

また、ES-WR51は平べったい軸ですが、ES-WR61は丸い軸をしています。軸の丸いES-WR61は、刃の角度を保つのが難しく、ES-WR51よりも少し扱いづらい気がします。ES-WR61はT字型の刃をもつVIOフェリエ用の本体を流用しており、I字型用の形状にはなっていないので仕方ないのかもしれません。

 

剃り残しなく、丁寧に剃りたいという方はES-WR51の方がおすすめです。

どちらがおすすめか

このように、ES-WR51は密着スイングヘッドで静かに剃れるという特徴があり、ES-WR61はモーターパワーがあり防水式という特徴があります。

そのため、ES-WR51は次のような方におすすめです。

  • 家族で住んでいるので、モーター音が静かな方が良い。
  • 剃り残しが少ないほうが良いので、密着スイングヘッドがある方が良い。
  • 軸が細く取り扱いがしやすい方が良い。

 

ES-WR61は次のような方におすすめです。

  • ワキやVゾーンの太い毛もスムーズに剃りたいので、モーターはパワフルな方が良い。
  • お風呂場で剃って、使用後は丸洗いしたいので、防水式がよい。
  • 一人暮らしであるなど、モーター音は気にしない。

 

まとめると、ES-WR51は丁寧に剃り残しを少なくムダ毛ケアしたい方におすすめで、ES-WR61はお風呂場で手早く剃りたい方におすすめです。

 

電気トリマーは毛を刃と刃で挟んで剃るため、毛を刃と肌で挟んで剃る手動のカミソリよりも、肌に優しくおすすめです。またどちらの機種も刃厚は0.12 mmと薄く、毛が短く剃れて目立ちにくくなります。ぜひ試してみてくださいね。

 

価格は次のようになっています。

種類 フェリエ ボディ用
モデル    ES-WR51 ES-WR61
画像 パナソニック ボディフェリエ ピンク調 ES-WR51-P パナソニック ボディフェリエ 防水機能 ピンク調 ES-WR61-P
参考価格
¥2,473〜(2024/04/25 17:22)
¥3,568〜(2024/04/26 00:23)

替刃

替刃はボディ用フェリエES-WR61/51/50で共通です。

ボディ用フェリエ替刃

フェイス用フェリエとの違い

ボディ用フェリエとフェイス用フェリエは、刃の刃溝幅が異なります。刃溝幅とは、次の画像のように、クシ状になっている刃の間隔のことです。


(画像は公式ページより引用)

この刃の溝に毛が入って、毛が切られていきます。溝が小さいほど剃り残しが少なくなり、溝が大きいほど太い毛が剃れます。

ボディフェリエでは、フェイス用の1.4倍の刃溝幅になっており、ワキ・ウデ・アシの太い毛も剃りやすいようになっています。一方、フェイスフェリエは刃溝幅が小さく、顔の細いウブ毛が剃りやすくなっています。

ボディフェリエは体に、フェイスフェリエは顔にと、部位にあった製品を使用するのがおすすめです。

まとめ

パナソニックのボディ用フェリエES-WR51とES-WR61の違いは、ES-WR51は密着スイングヘッドを搭載していること、ES-WR61はモーターパワーが3倍で防水式であることです。ES-WR51は丁寧に剃り残しを少なくムダ毛ケアしたい方におすすめで、ES-WR61はお風呂場で手早く剃りたい方におすすめです。

 

以上、フェリエES-WR51とES-WR61の3つの違い。でした。

参考

ボディフェリエ 密着スイングヘッド ES-WR51
ボディフェリエ 防水・3倍モーター ES-WR61