ガラガラ山キャンプ場のコテージレポ。温泉が出て至れり尽くせりの綺麗な建物!

2019/1に、ガラガラ山キャンプ場の4人用コテージに宿泊してきましたので、レビューします。

キャンプ未経験のファミリーでの宿泊となりましたが、エアコン・鍋・布団などが一通り揃っており、ここは貸し別荘か?!というほど非常に快適に過ごせました。

コテージは子供が小さくて、普通のホテル・旅館には泊まれないというファミリーに特におすすめです。部屋で、温泉に入れるので、おむつの取れていない子供の温泉デビューにも良いですよ。

ガラガラ山キャンプ場

ガラガラ山キャンプ場は、越前海岸(福井市)にあるキャンプ場です。

福井県内で冬キャンプできるキャンプ場は、ここと六呂師高原キャンプグラウンドくらいしかないようです。

福井県で冬期営業しているキャンプ場

 

六呂師高原は、ガチの雪山キャンプという感じですが、ガラガラ山キャンプ場は雪の少ない海岸側にあり、冬期でも比較的キャンプしやすいロケーションになっています。

さらに、オープンから数年ということもありトイレ・シャワーなどの水回り設備がとても綺麗ですし、ホームページも頻繁に更新されていて初めて行く場合でもどんなところか把握しやすいため、初心者でも安心なキャンプ場だと思います。

なおはっきりとはわかりませんが、福井市が運営を委託している模様です。

 

キャンプ場の地図や、フリーサイトやAC電源つきオートサイトについては、キャンプ場のホームページがわかりやすいですので、そちらをご覧いただくとして、4人用コテージの紹介をします。

リビング

リビングの窓から外を眺めたところです。

コテージの場所によっては、海が一望できます。二階にも大きな窓がついていて、そこからの眺望も良いです。

リビングのテーブルには、椅子が2つと、長椅子が一つがついていました。

4人では広すぎて、鍋をしたときに具が取りにくいので、端だけ使っていました。

 

空調関係は、除湿機とエアコンと石油ストーブ(冬期)があります。

今回は1月だったので、石油ストーブをつけないと部屋が暖かくなりませんでした。

朝の外気は0℃で室内が8℃になっており、石油ストーブをつけると16℃くらいになりました。

私達は、これで過ごしましたが、エアコンもつければ20℃にはなります。加湿器がなく乾燥が気になったので、寒めで過ごしました。

 

専用のBBQ炉がすぐ外にあり、ここでBBQをすることができます。BBQ炉用の椅子も4つあります。火箸もあります。

21時消灯という話でしたが、大学生くらいのグループは22時くらいでもBBQをしたり、ライトセーバーで戦いあったりして賑やかにしていて、若いっていいなあと思いました。

マナーやルールはもちろん守らねばなりませんが、とにかくルールが厳しそうなキャンプ場などと比べると、ここはピリピリせずにゆったりして過ごせて良いのではと思います。

 

なお入り口にはハンガーが4つあり、コートなどを掛けることができます。

テレビもあります。

 

なお、幼児がいる方は、テーブルの角で頭を5回くらい打つかもしれませんので注意です。

二階寝室

二階です。4人分の敷布団、掛け布団、シーツ、まくらがあります。4人分敷いても余裕がある広さです。三角形の屋根ですので、部屋の端は天井が低くなっています。

「二階はエアコンがない」という話だったのですが、泊まったコテージにはついていました。

やはり乾燥が気になって寝るときを含めてエアコンは使いませんでしたが、夏場の暑いときにはこれで涼しく寝られると思います。

 

なお、二階の反対側の窓の外の外灯が明るく、カーテンを引いても夜寝るときに眩しかったです。

21時消灯という話でしたが、実際には23~24時くらいにようやく外灯や管理棟の電灯が消えたという感じでした。

外灯がついていても星空や漁火は綺麗に見えましたが、外灯がなければもっと綺麗だったかなあと思います。

キッチン

冷蔵庫、消化器、ふきん、洗剤、たわし、鍋、フライパン、食器類、給湯ポット、IH卓上コンロ、炊飯器、しゃもじ、まな板、包丁などがあります。

備え付けのコンロがIHではなく、電熱コンロなので、ヒーターが温まるのに時間がかかります。

そのため、IH卓上コンロがとても役立ちました。卓上コンロのほうがすぐ温まります。

 

生水は飲用できない、ということですので、一度沸かしてから飲みます。そのため給湯ポットはかなり役立ちました。

ゴミ箱にはゴミ袋、流しのゴミ受け網もついています。

 

湯呑はありますが、マグカップはないため、たくさん飲みたい方はマグカップがあると良いです。

トイレ

トイレはウォッシュレットではないですが、普通のトイレでした。

お風呂

単身用~2LDKアパートでよくみかける普通のお風呂です。大人二人で入るのはきついサイズです。

蛇口がたくさんついているのがわかりますが、奥の2つの蛇口は温泉が出ます。

奥側が温められた温泉で、手前側が常温の温泉です。

 

なお、温泉のヒーターは使う30分前にスイッチを入れなければならないため、早く温泉に入りたい方は、到着してすぐにスイッチを入れるとよいです。

水道のお湯・シャワーはすぐに出ます。

 

おむつがとれていない子供がいる方は、子供を大浴場に入れることはできないので、温泉旅館に行っても子供だけ部屋風呂ということになりがちですが、ここなら子供と一緒に温泉に入ることができますよ。

弱アルカリ性のせいかヌルヌル感があり、お風呂からでたあともポカポカでした。

 

シャンプーとボディーソープはありますが、コンディショナーがいる方は持参するか、管理棟で買うかすると良いでしょう。

コテージ退出時

コテージの利用案内です。

コテージを出るときには「原状復帰」が原則となっています。

そのためホテルと違い、鍋や皿洗いや乾かし、布団片付け、床掃除、ゴミ捨てをせねばなりませんが、そのための掃除機や箒、ちりとりもあります。

ゴミステーションもコテージサイトの出口にあり、燃えるゴミだけでなく、缶や、ガス缶ゴミも捨てられます。

青少年自然の家を思い出しますね。

アスレチック遊び場

コテージはキャンプ場の傾斜地の最上部にありますが、そこから下に下ったところに、幼児向けのアスレチックが整備されています。

アスレチックはとても綺麗です。海を眺めながら遊ぶことができます。

4本の大小の滑り台に加えて、砂場もあります。滑り台は1歳くらいから滑れるものもあります。

傾斜地をうまく利用して設置されています。

 

福井市が関わっているだけあって、朝倉氏遺跡のキャラクターの描かれた遊具もあります。

近くに小枝がたくさん落ちているエリアがあったので、焚きたい方も小枝探しには困らなさそうな感じです。

その他

コテージ内の場所によっては、スマホ(docomo)の電波が届かず圏外になりました。外に出るとLTEはギリギリ1本、3Gに切り替われば4本全部たつ感じです。

 

管理棟のレンタル用品コーナーには、調味料やアルミホイル、OD缶、アイスクリーム、カップラーメンもありました。

越前ガニも水槽で生きた状態で飼われていて、購入することができます。オス(越前ガニ)が1万円、メス(セイコガニ)が2千円でした。

 

車で来ているなら30分くらいのところにコンビニがありますので、足りないものはなんとでもなります。

 

公式ホームページでは越前道の駅の温泉、漁火がおすすめされています。

しかし1月の3連休中に覗いてみたところ、混み混みでした。

 

昼食時は、軽食レストランも20組待ちでした。席も20組分くらいしかないので諦めました。

水仙のシーズンということや、越前海岸で他に食事をできる場所があまりない、ということが理由かと思います。

手作りおにぎりや鯖寿司が少し売っていましたが、ファミリーを賄う量はありませんでしたので、昼食は基本的にはコンビニで買いました。

コテージのチェックインは15:00からですので、昼食はどこかで食べてくる必要があります。

 

コテージのチェックアウトは10時ですので、それまでに布団をたたみ、鍋・食器を洗い、ふきんで拭き、テーブル・床・BBQ炉掃除を済ませ、ゴミ出しをすることを考えると、朝は早めに起きるとよいでしょう。

 

提携キャンプ場(前坂キャンプ場)の50%割引き券が貰えました。そこは冬期はやっていないようですし、ガラガラ山のように至れり尽くせりという感じではないようなので、利用することはないかなーと思います。

他のサイトでは2018/11に、ガラガラ山の30%割引券が貰えたという話がありましたが、少なくとも今回2019/1にコテージ泊で行ったところ、それは貰えませんでした。

割引券がもらえると期待していて、割り引かれるなら来月も行こうかと思っていたので残念ですが、ガラガラ山キャンプ場のコテージの料金は、他の古いキャンプ場のコテージ料金と同等ですので、綺麗さを考えると安いと思います。

 

料金は、4人用コテージ1つに、大人2人分の利用料や入湯税を加えて税込み17,000円でした。

安い旅館ならこの値段で、大人二人と幼児は泊まれて朝(・夕)食も出てくるところもありますが、うるさい幼児がいても気兼ねせずに過ごせるのがコテージ泊の良いところだと思います。

持っていくとよいもの

コテージになくて持っていくとよいものをリストアップしてみます。参考にしてみてください。

  • お風呂用タオル
  • コンディショナー
  • ドライヤー
  • 歯ブラシ、化粧水、ひげそり、洗顔石鹸。(手洗い石鹸液はありました。)
  • 冬にエアコンを使わないなら、電気毛布やアンカ。
  • コンタクトレンズ
  • スマホ充電器

食料系

冷蔵庫・冷凍庫があるので、選択肢は広いです。

  • 楽をするなら、IH対応鍋焼きうどん。
  • あるいは、米とレトルトカレー。炊飯器でお米を炊いて、レトルトカレーを備え付けのIH鍋で温めて、備え付けの皿・スプーンで食べます。
  • 冬なら、鍋の具を持っていって、卓上コンロを囲って食べるのが暖かくてよいかも。鍋用の取り皿、スプーンは備え付けてあります。

BBQ用品

BBQをするなら。

  • 石炭
  • 着火剤
  • ライター
  • (うちわ)
  • 具を取るためのトング。
  • 網は借りられますが掃除が面倒な方は、100均の網を持っていって使い捨てとして使ってもよいかも。

まとめ

ガラガラ山キャンプ場のコテージは、設備が新しくて綺麗で、温泉も出て、備品も十分あるという至れり尽くせりのコテージでした。

タオル・アメニティ・食料だけ持っていけば、なんとかなるという気軽さがよいと思います。

3歳未満の幼児がいて、旅館には泊まれないというファミリーにもおすすめです。

 

以上、ガラガラ山キャンプ場のコテージのレビュー!温泉が出て至れり尽くせりの綺麗な建物。でした。