EW-DT52とEW-DT51の1つの違い。ポイント磨きブラシ。

パナソニックの音波振動歯ブラシ EW-DT52とEW-DT51はどちらもスマホアプリとW音波振動に対応したドルツの最上位機種です。これらは、よく似ていますが何が異なるのでしょうか。違いは1つあります。わかりやすく紹介します。

[参考] パナソニック音波振動歯ブラシドルツ24機種の一覧比較！

1 1つの違い
- 1.1 付属ブラシ
2 どちらがおすすめか
- 2.1 価格と性能を表で比較
3 共通機能
4 まとめ
5 参考
- 5.1 EW-DT52
- 5.2 EW-DT51

1つの違い

EW-DT52は、EW-DT51の後継機種です。EW-DT52は2021年発売で、EW-DT51は2020年発売です。

どちらの機種も、スマホアプリによる磨き方アドバイスに対応しているのが特徴です。

EW-DT52とEW-DT51の違いは、付属ブラシだけです。本体の性能や仕様は同じです。

EW-DT52には極細毛ポイント磨きブラシが付属するのに対して、EW-DT51にはポイント磨きブラシが付属します。

付属ブラシは消耗品で、替えブラシとして別途購入することができるものですので、これは大した違いではありません。そのため、価格が安い方の機種を選ぶのがおすすめです。

違いを表で比較すると次のようになります。

型番	EW-DT52	EW-DT51
型番	EW-DT52	EW-DT51
発売年	2021	2020
画像
付属ブラシ	4本
付属ブラシ内訳	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、極細毛ポイント磨き	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、ポイント磨き
参考価格	￥25,500〜(2024/05/06 15:12) Amazon 楽天 Yahoo!	￥29,500〜(2024/05/05 10:36) Amazon 楽天 Yahoo!

違いについて詳しく見てみましょう。

付属ブラシ

どちらの機種にも、日常使い用としての次の3本のブラシが付属します。

極細毛(コンパクト)
歯周ポケットケア用コンパクトサイズ。歯周ポケットや歯と歯ぐきの境目などを中心に磨きたいとき。
極細毛(ラージ)
歯周ポケットケア用ラージサイズ。歯周ポケットや歯と歯ぐきの境目などを中心に磨きたいとき。
クリーン＆ホワイト
歯面ケア用。歯面や噛み合わせ面の歯垢やステインを除去したいとき。

4本目のブラシとしてEW-DT52には「極細毛ポイント磨きブラシ」が付属し、EW-DT51には「ポイント磨きブラシ」が付属します。

次の画像の左側が極細毛ポイント磨きブラシで、右側がポイント磨きブラシです。

どちらのブラシも奥歯の奥や歯並びの悪いところを磨きたいときに使用することができますが、極細毛ポイント磨きブラシの方が毛が細かく、歯間などの歯周ポケットの汚れにもアプローチすることができます。

どちらのブラシも替えブラシとして別途購入して使用することができます。メーカー希望小売価格は 1本770円です。実勢価格は次のようになっています。

名称	極細毛ポイント磨きブラシ	ポイント磨きブラシ
外観
参考価格	￥728〜(2024/05/06 14:17) Amazon 楽天 Yahoo!	￥800〜(2024/05/06 12:41) Amazon 楽天 Yahoo!

なお、この2つのポイント磨きブラシは白色しかありません。EW-DT52とEW-DT51の本体色は、シックな黒色でかっこいいのですが、白色の替えブラシを取り付けるとパンダみたいになってしまいます…。このポイント磨きブラシも黒色を発売してほしいですね。

他の日常使い用の3本の付属ブラシは、ちゃんと黒色になっています。

型番	EW-DT52	EW-DT51
付属ブラシ	4本
付属ブラシ内訳	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、極細毛ポイント磨き	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、ポイント磨き

どちらがおすすめか

このようにEW-DT52とEW-DT51は本体性能は同じで、付属のポイント磨きブラシの種類が異なるだけです。

どちらのポイント磨きブラシも替えブラシとして購入することができますので、付属ブラシの違いはそれほど気にしなくても良いでしょう。

そのため、価格が安くなっている機種の方がおすすめです。

価格と性能を表で比較

EW-DT52とEW-DT51の価格と性能を、表で比較すると次のようになります。

型番	EW-DT52	EW-DT51
振動	W音波振動	W音波振動
型番	EW-DT52	EW-DT51
発売年	2021	2020
画像
参考価格	￥25,500〜(2024/05/06 15:12) Amazon 楽天 Yahoo!	￥29,500〜(2024/05/05 10:36) Amazon 楽天 Yahoo!
ブラシの動き	W音波振動ヨコ磨き: 約 31, 000 回/分タタキ磨き: 約 12, 000 回/分
振動モード	Wクリーンコース1 コース2 (コース1, 2はWクリーン、ノーマル、ソフト、Wガムケア、センシティブより選択)
パワーコントロール	◯
モード記憶	◯
タイマー	−(切替お知らせ)
充電残量	◯
充電催促	−
型番	EW-DT52	EW-DT51
付属ブラシ	4本
付属ブラシ内訳	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、極細毛ポイント磨き	極細毛(コンパクト)、極細毛(ラージ)、クリーン＆ホワイト、ポイント磨き
携帯ケース	◯
ブラシスタンド	◯
充電時間	1時間(クイックチャージ2分間)
使用時間	約22日間(約90分) クイックチャージ時:約2分間
電池	リチウムイオン電池
寸法(約)高×幅×奥行	24.1×2.9×3.4 cm
質量(約)	115 g

共通機能

EW-DT52とEW-DT51はスマホアプリに対応しており、次の機能を使用することができます。

歯磨きレッスン
カスタマイズコース
歯磨きの記録

どんな機能なのか簡単に見てみましょう。

歯磨きレッスン

歯ブラシとスマホアプリとをbluetoothペアリングすることで、歯磨きレッスン動画を見ながら歯磨きをすることができます。

歯磨きレッスン動画は次のようなものです。

(画像はパナソニック公式ページより引用。)

画像左側がスマホアプリを使用している人の例で、画像右側がスマホの画面例です。

スマホ画面の上に磨き方のアドバイス動画、下に鏡が表示されます。アドバイス動画では、磨く場所やブラシを当てる角度などを指示してくれますので、それに合わせてブラシを動かしていきます。動画の通りに磨くことで、磨き残しを減らすことができます。

また、ブラシを歯に押し付ける力が強すぎる場合には、「押し付けすぎです」と表示されるので適切な力で磨くことができます。専門家推奨の磨き方を学んで、自己流の歯の磨き方をやめたいという方におすすめの機能です。

左手でスマホを持ちながら右手で歯磨きするのは忙しいかもしれませんが、慣れてしまえばなんとかなりそうですね。鏡機能は、鏡がないところで歯磨きする場合や、洗面台の鏡が曇って見にくい場合に便利そうです。

カスタマイズコース

EW-DT52とEW-DT51の初期状態で使用できるのは、Wクリーン、ノーマル、ソフトの3モードだけですが、スマホアプリで設定することで、Wガムケアとセンシティブモードを使用できるようになります。

EW-DT51のモード選択 (画像はパナソニック公式ページより引用。)

さらにカスタマイズコース作成機能があり、自分の好きなコースを作成して本体に設定することができます。コース作成では、ベースとなる一つのモードを選んでカスタマイズします。磨き時間を設定したり、口の中で気になる部分を指定してその部分を優しいモードで磨いたりすることができます。本体のボタンでは、Wクリーン、コース1、コース2の3つから選択して使用することができますが、このコース1, 2にカスタマイズコースを設定することになります。初期状態では、コース1にはノーマルモード、コース2にはソフトモードが設定されています。自分の歯の状態に合わせて振動の仕方を変えたいという方におすすめの機能です。

カスタマイズコース作成 (画像はパナソニック公式ページより引用。)

歯磨きの記録

歯磨きの記録 (画像はパナソニック公式ページより引用。)

EW-DT52とEW-DT51では、アプリに歯磨きの記録がされます。歯磨き開始時間と磨いた時間、押し付け圧が適正だったかどうかが記録されます。毎日適正に歯磨きできているかを振り返ることができます。また、歯ブラシ交換時期のお知らせを3ヶ月ごとにお知らせしてくれます。

まとめ

パナソニックの音波振動歯ブラシ EW-DT52とEW-DT51はどちらもスマホアプリとW音波振動に対応したドルツの最上位機種です。違いは、EW-DT52には極細毛ポイント磨きブラシが付属し、EW-DT51にはポイント磨きブラシが付属するということだけで、本体性能は同じです。そのだけの違いですので、価格の安い方の機種を選ぶとよいでしょう。

以上、EW-DT52とEW-DT51の1つの違い。でした。