米粉パンを焼いたら、イーストが投入されなかったので、ういろうみたいなものになりましたので紹介します。
甘くないういろうだと思えば、ふつうに食べられました。
米粉パンの材料をベーカリーの型に投入します。
米粉パンを焼いた時に、蒸しパンのように上部が膨らんで割れるのですが、これは米粉パンの生地の粘性が高まる前に二酸化炭素が抜けていってしまっているせいということ。
これを防ぐのには、オーブンで焼く場合には、アルミホイルなどをかぶせて生地の温度上昇をゆっくりにしてやると良いそうです。温度の上昇過程で、糊化が進み粘性がますようです。
パナソニックのホームベーカリーではヒーターが下についているので、どれだけ意味があるかわかりませんが、とりあえずアルミホイルをかぶせました。
焼き上がる前に焦げた臭いがするので、おかしいなと思いましたが、イースト投入前にアルミホイルをかぶせるとイーストがアルミホイルの上に落ちて焼かれることになります。
具材投入を手動に設定して、そのタイミングでアルミホイルをかぶせるのが正解で、そうしようと思っていたのに忘れていました。
その結果できたのが、こちらです。
438gありました。
投入した米粉の量は250g、水の量は225 g、投入した材料の合計は494gでしたので、約56gが水蒸気として飛んでいったことになります。
割合では、438/494 = 89 %で、重量が11%減少したことになります。
5*3*2 cmに切り出して重さを測ると37gありました。
比重は、1.23 g/cm^3です。
これから焼き上がったものの体積を求めると、356 cm^3となります。
これらの数字はパンの膨らみを計算したり、適正な水の量を計算するのに使えるかもしれませんね。
焼き上がったものは、ういろうのようなものになっていました。
ういろうは米粉を蒸したものです。
甘くないういろうだと思って食べたら、普通に食べることができました。
以上、イーストなしで米粉パンを焼いたら、ういろうになった。でした。