SR-VSA100とSR-MPW100の4つの違い!鮮度センシングとスチーム。

パナソニックのIHジャーSR-VSA100とSR-MPW100は何が異なるのでしょうか。

違いは4つあります。わかりやすく紹介します。

 

次の記事では、パナソニックの炊飯器について性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

パナソニックのIHジャー炊飯器 41種類の一覧比較!

4つの違い

SR-VSA100とSR-MPW100はどちらも2020年モデルです。

SR-VSX100は上から2番目のモデルで、SR-MPW100は上から3番目のモデルです。

2つのモデルは、次の点で異なります。

  • 鮮度センシング機能の有無。
  • スチーム機能の有無。
  • 銀シャリ炊き分けの種類数。
  • 液晶の種類と、タッチキー、ロック機能の有無。

 

表で比較すると次のようになります。

タイプ スチーム&可変圧力IHジャー 可変圧力IHジャー
モデル SR-VSA100 SR-MPW100
発売年 2020
画像
    
パナソニック 炊飯器 5.5合 高級モデル Wおどり炊き スチーム&可変圧力IH式 ブラック SR-VSA100-K パナソニック 炊飯器 5.5合 可変圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト (幅×奥行×高さ)27.1×35.2×23.6cm SR-MPW100-W
炊飯容量 0.5 ~ 5.5 合
参考価格
ブラック系
¥83,160 ¥46,800
特徴 スチーム付き高級モデル。お米の鮮度を検知して炊き方を自動調整する「鮮度センシング機能」や、お米の芯までしっかり加熱する「加圧追い炊きplus」を搭載。 Wおどり炊き対応モデル。釜の全面を包み込むように搭載した6段IHで大火力。上位モデルと比べ、スチームを使った追い炊きや保温の機能がなくなる。
モデル SR-VSA100 SR-MPW100
美味しさ ★★★★★ ★ (6) ★★★★★ (5)
炊き技
−おどり
高速交互対流/可変圧力 (強火時間アップ)
高速交互対流/可変圧力 (新制御)
−鮮度
−加圧
加圧追い炊き (スチームなし)
炊き分け
−銘柄
−食感
銀シャリ、かため、やわらか、もちもち、しゃっきり
銀シャリ・かため・やわらか・もちもち
−玄米
玄米炊き分け 2種類 (「玄米ごはん」コース/「玄米高速」コース)
内釜 ダイヤモンドかまど窯
ダイヤモンドハードコート
厚さ2.4 mm
モデル SR-VSA100 SR-MPW100
スチーム
IH段数
うまみ
コース
高速コース/少量コース
 
おこげ/ 炊込み(新制御) /すし・カレー/おかゆ/おこわコース
メニュー数
13
保湿
再加熱
あつあつ再加熱
モデル SR-VSA100 SR-MPW100
使い易さ
タッチキー/グレー大型液晶/タイマー予約2メモリー/ロック機能
反転バックライト液晶/タイマー予約2メモリー
お手入れ
ワンタッチふた加熱板/フラット天面パネル/ステンレスクリアフレーム
 
お手入れ機能 (パワフル&時短)
エコ
エコ炊飯コース/電気代目安表示/ エコナビ保温
消費電力 1,210 W 1,210 W
外形寸法 幅27.5 × 奥行36.1 × 高さ23.4 cm 幅27.5 × 奥行35.2 × 高さ23.6 cm
質量 7.7 kg 6.7 kg

内釜はどちらもダイヤモンドハードコートがされたダイヤモンドかまど窯です。

重さは、SR-MPW100の方が 1 kg軽いです。

 

それでは、違いについて詳しく見ていきましょう。

鮮度センシング

SR-VSA100には鮮度センシング機能が搭載されています。

鮮度センシングとは、お米の鮮度を「圧力センサー」で検知して、鮮度に合わせた炊き方に自動で調整する機能です。

 

精米したお米を常温で保存すると、どんどん乾燥していってしまいます。

精米後2週間以内で食べ切ることや、冷蔵庫の中などの冷暗所で保存することが大切ですが、なかなか難しいものです。

 

SR-VSA100の鮮度センシング機能を使うと、乾燥米のパサつきを約 16%改善し、甘さ低下を約 15%改善します。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

 


(画像はパナソニック公式ページより引用)

 

白米を冷蔵庫などの冷暗所で保管できない場合や、常温保管で2週間以内に食べきることができない場合には、鮮度センシング機能があると、乾燥米でも新米のように炊き上がるので良いでしょう。

スチーム

SR-VSA100にはスチーム機能が付いています。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

 

炊飯工程最後の追い炊き・蒸らしまで加熱し続けることがお米を美味しく炊く秘訣ですが、スチーム非搭載機種では、追い炊き・蒸らしで加熱するとお米が焦げやすいため、満足に加熱することができません。

スチームを搭載したSR-VSA100では、最高220℃の高温スチームを噴射することで、最後までじっくり加熱することができます(加圧追い炊きplus機能)。

高温スチーム加熱で仕上げることで、お米の芯まで糊化し、うまみを増やします。また、水分を逃さず、冷めても美味しいです。

 

このスチーム機能は、短時間 (24分~)で炊飯をする「スチーム高速コース」でも使用されます。蒸らし工程で220℃の高温スチームを噴射することで、粘りのあるもっちりとしたごはんを実現します。

 

さらにスチーム機能は、炊飯だけでなく、保温、再加熱にも使用されます。

「スチーム保温機能」では、保温開始後(約6・12時間後)にスチームを自動投入し、ごはんのパサつきを抑え、保温ごはんのイヤなにおいも追い出します。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

「スチーム再加熱」では、保温するごはんの量に合わせてスチームを中に投入し、保温ごはんをアツアツにします。

 

スチームには水容器を使うため、水容器を炊飯ごとに洗う手間ができてしまいますが、よりうまみのあるごはんが炊けますし、保温時もパサつきを抑えられますので是非欲しい機能です。

銀シャリ炊き分け

銀シャリ炊き分け機能とは、炊きあがりの食感を調整する機能です。

オムライスではかため、親子丼ではやわらかめ、お弁当ではもちもちなどとメニューに合わせて炊き分けたり、自分の好みの食感に調整できます。

 

SR-VSA100では、銀シャリ、かため、やわらか、もちもち、しゃっきりの合計5通りの食感から選ぶことができます。

SR-MPW100では、銀シャリ、かため、やわらか、もちもちの合計4通りの食感から選ぶことができます。

SR-VSA100の方が、「しゃっきり」が多いです。しゃっきりの炊き分けにはスチームが重要なためか、SR-MPW100では選ぶことができません。

 

各食感の詳細は次のようになっています。

かため  : 歯ごたえのあるパラっと硬めのごはん
やわらか : 粒全体のハリ全体を抑えたしっとりやわらかなごはん
もちもち : 粘りと弾力の強いもっちりとしたごはん
しゃっきり: ハリが強く、しっかり粒感のあるごはん

 

しゃっきりは、もちもちの逆の食感にあたり、しゃっきりがおすすめのメニューは、牛丼やチャーハンということです。

液晶の種類と、タッチキー、ロック機能

使いやすさの面では、液晶とタッチキーとロック機能に違いがあります。

SR-VSA100はグレー大型液晶を搭載しており、SR-MPW100は反転バックライト液晶を搭載しています。

これは白地に黒文字か、黒地に白文字かというくらいで、あまり違いはありません。

 

SR-VSA100はタッチキー式で、SR-MPW100はボタン式です。

タッチキー式は押しても凹まない静電容量式の平らなボタンのことです。稼働部分がありませんので耐久性に優れますが、押した感覚(クリック感)がないのが好きではないという方もいます。

ボタン式は家電ではよく使われている押すと凹むボタンです。長年使っているとボタン表面が破れてくることもあります。

 

またSR-VSA100にはロック機能もあります。子供の手の届くところに炊飯器を置く場合には、ロック機能があると良いでしょう。

 

これらの違いは、特にこだわりがなければ気にしなくても良いでしょう。

どちらがおすすめか

以上のように、SR-VSX100は、SR-MPW100と比べると、鮮度センシングとスチーム機能があるのが大きな違いです。

精米して2週間以上経過したお米を炊くことや、長時間保温することが多いという方は、新米の美味しさや炊きたての美味しさをできるだけ維持してくれるSR-VSX100がおすすめです

 

しかし、価格はSR-VSX100の方が執筆時点で3万円ほど高いです。

パナソニックがカタログに載せている美味しさ指数は、SR-VSX100が星6で、SR-MPW100は星5です。

スチーム機構は複雑ですので価格が高くなるのは仕方ないですが、星1つしか美味しさに差がないのは残念なところです。

この価格差であればそこまで味にこだわらないという方は、SR-MPW100の方がおすすめです。

 

なお、どちらのモデルも2万円ほどの最低限の機能を搭載した炊飯器と比べると、とにかく美味しいご飯が炊けると人気ですが、使うたびに、内釜の他に、ふたと蒸気蓋(、SR-VSX100はそれに加えて水容器)も洗う必要があるのが、やや面倒のようです。

部品は洗いやすくなっているようですが、美味しいご飯のために少々手間がかかるということは理解した上で購入すると良いでしょう。

 

価格は次のようになっています。

タイプ スチーム&可変圧力IHジャー 可変圧力IHジャー
モデル SR-VSA100 SR-MPW100
画像
    
パナソニック 炊飯器 5.5合 高級モデル Wおどり炊き スチーム&可変圧力IH式 ブラック SR-VSA100-K パナソニック 炊飯器 5.5合 可変圧力IH式 Wおどり炊き ホワイト (幅×奥行×高さ)27.1×35.2×23.6cm SR-MPW100-W
炊飯容量 0.5 ~ 5.5 合
参考価格
ブラック系
¥83,160 ¥46,800

まとめ

パナソニックのスチーム&可変圧力IHジャーSR-VSA100と、可変圧力IHジャーSR-MPW100はどちらも高い炊飯性能を持っていますが、SR-VSA100の方が鮮度センシングとスチーム機能があり、乾燥米を美味しく炊いたり、パサつきを抑えて保温することができます。

価格差だけの価値があるか検討して、購入するモデルを選択すると良いでしょう。

 

次の記事では、パナソニックの炊飯器について性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

パナソニックのIHジャー炊飯器 41種類の一覧比較!

 

以上、SR-VSA100とSR-MPW100の4つの違い!でした。

参考

Wおどり炊き

「大火力おどり炊き」と「可変圧力おどり炊き」の2つの炊き技で、それぞれ対流を変化させながら、お米を激しくおどらせます。これにより、一粒一粒にムラなく熱を均一にいき渡らせることができ、甘みともちもち感のあるふっくら美味しい銀シャリに炊き上がります。

鮮度センシング

精米したお米を常温で保存すると、どんどん乾燥していってしまいます。精米後2週間以内で食べ切ることや、冷蔵庫の中などの冷暗所で保存することが大切ですが、なかなか難しいものです。

 

鮮度センシング機能では、お米の鮮度を「圧力センサー」で検知して、鮮度に合わせた炊き方に自動で調整。乾燥米でも、ハリと甘みのある新米のようなおいしさを実現します。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

 


(画像はパナソニック公式ページより引用)

加圧追い炊きplus

これまでの「加圧追い炊き」よりも微細な圧力で制御し、お米の芯までしっかり加熱。表面のハリを残したまま、米粒を約10%大きく炊き上げることに成功しました(当社比)。

加圧追い炊き

追い炊き工程時にも釜内を加圧・高温化することで、ごはんの甘みともちもち感を引き出します。

食感自在炊き分け

ときにはお子さまや年配の方に合わせてしっとり「やわらかに」炊き上げ、ときにはメニューに合わせて「かため」に炊き上げるなど炊き分けられます。

SR-VSX0, SR-VSX9シリーズは、次の13種類を炊き分けます。

  • 銀シャリ
  • かため 1, 2, 3
    歯ごたえのあるパラッと硬めのごはん。うな重・オムライスにおすすめ。
  • やわらか 1, 2, 3
    粒全体のハリを抑えたしっとりやわらかなごはん。親子丼・ドリアにおすすめ。
  • もちもち 1, 2, 3
    粘りと弾力の強いもっちりとしたごはん。鶏そぼろ・お弁当におすすめ。
  • しゃっきり 1, 2, 3
    ハリが強く、しっかり粒感のあるご飯。牛丼・チャーハンにおすすめ。

ダイヤモンド竈(かまど)釜

美味しいお米を炊くために最も大切な条件が、高温加熱です。ダイヤモンド竈釜は、自社一貫生産により、IHに適した素材を組み合わせ、高い発熱性と蓄熱性、断熱性を実現しました。軽く、強く、熱効率に優れ、そのまま洗米もできます。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

ダイヤモンドハードコート

内側のトップコートは、ダイヤモンドの微粒子を含んだフッ素樹脂です。

ダイヤモンドは、フッ素樹脂の7700倍の高い熱伝導率を持っています。

このダイヤモンドフッ素により、細かい泡を多く発生させ、熱を一粒一粒にしっかり伝えます。

 

中間コートには耐久性を高めるセラミックス添加フッ素を使用しています。

220℃ 高温スチーム

スチーム(過熱水蒸気)を噴射し、釜の中のお米を高温加熱。工程の最後はスチームで仕上げ、お米の芯まで熱を浸透させて、溶け出た旨みをコーティング。ハリとツヤのあるごはんを炊き上げます。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

全面発熱6段IH

釜を包むように搭載したIHで、強力加熱ときめ細かい火力調節ができます。お米の美味しさを最大限に引き出します。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

うまみ循環タンク (うまみ戻し)

おねばを大きなタンクに貯めて、蒸らし時にお米に戻します。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

スチーム高速コース

蒸らし工程で220℃の高温スチームを投入することで、中までもっちりとしたごはんを実現します。

*炊飯時間:24分~(VSX0/VSA0)、27分~(STS0))

炊飯時間そのままに、220℃高温スチーム噴射で、おいしさアップを実現


(画像はパナソニック公式ページより引用)

一粒法によるごはんの弾力測定(J/㎥)

(画像はパナソニック公式ページより引用)

炊込みごはん (新制御)

低温で長時間前炊きし、高火力で炊き上げることで、炊き上がりのべたつきが低減し一粒一粒ほぐれやすく、味が染み込みやすくなりました。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

スチーム保温

保温開始から約6時間後と、約12時間後にスチームを自動投入。ごはんのパサつきを抑え、保温ごはんのイヤなにおいも追い出します。

*スチーム保温は220℃高温スチームではありません。


(画像はパナソニック公式ページより引用)

いきいき保温

約60℃~68℃でやさしく保温し、約5時間後と約10時間に約75℃に間欠加熱することで、におい・黄ばみ・味の低下を抑え美味しく保温します。
ごはんがにおう・黄ばむ・乾燥するなどの原因になるため、24時間以上の保温はしないでください。

量ピタスピード スチーム再加熱

保温しているごはんの量を自動判定し、スチーム量や再加熱にかかる時間を調節。スチームが釜の中にすばやく充満し、保温中のごはんをアツアツにします。

エコナビ保温

ごはんの量に応じた保温により、保温電力量約5%省エネ(当社比)