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カロッツェリア UD-S701で簡易デッドニングを行う。

車のドアに制振材などを貼って、スピーカーのエンクロージャーとして適したものにするのがデッドニングです。

ここでは、カロッツェリア(パイオニア)の車種別サウンドチューニングキットUD-S701を取り付けて、簡易デッドニングを行った様子を紹介します。

簡易デッドニング

車のドアのデッドニングを行うと、不要な音響振動を抑えられ、低音が強化され締まる、と言われます。

しかし本格的なデッドニングをしようとすると材料費だけで2万円ほどします。

また、もともとドアについている防水ビニールシートを剥がしますので、うまくデッドニング施工をしないと、雨や洗車の水が車の中に入ってきてしまいます。

また、デッドニング材は雨水にさらされます。水や車の振動によって、もし剥がれたりすると、ドア内の異音の原因になったり、ウィンドウを下げたときにに当たって故障の原因になったりするかもしれません。

 

そこでおすすめなのは、防水ビニールシートは剥がさないで行う簡易デッドニングです。

防水シートの内側だけに施工しますので、防水性能は変わりませんし、デッドニング材が水にさらされませんので剥がれの心配も少なくなります。

材料費は6千円ほどで行えますので、浮いたお金はスピーカーに回したり、サブウーファーに回したりすることもできます。

カロッツェリアのキット

パイオニアではカロッツェリアブランドで、簡易デッドニング用のキット(UD-S701/S702/S703)を販売しています。

他社の簡易デッドニングキットと比べると、車種別になっているのが特徴です。

カロッツェリア サウンドチューニングキット UD-S701

 

デッドニングでは制振材や吸音材を貼りますが、どの位置に貼れば効果的かというのは初心者にはなかなかわかりません。

そこでカロッツェリアでは、車種ごとにドアの振動をレーザードップラー計で計測して音響特性を分析し、音響パーツの最適な取付位置を探して、車種別の取り付け説明書を作成しています。

そのため、取り付け説明書に従って、制振材を貼り付けるだけで、効果的にデッドニングができるようになっています。

 

対応している車種と取り付け説明書は、次の公式ページの下部で見ることができます。

UD-S701/S702/S703公式ページ

簡易デッドニングの効果

カロッツェリアの簡易デッドニングでは、ビニールの上から制振シートや制振パッドを貼ります。

ドアの内側の鉄板と内張りへの施工が中心で、ドア外側の鉄板に施工するのはスピーカー裏用のマルチファンクションマットだけです。

そのため、車外への音漏れを減らすというよりも、車内へ入る音を整えるのが中心的な効果となるようです。

 

公式ページに、次のような施工前と施工後の110 Hzの内張りの振動量変化が示してあります。

UD-S701/S702/S703公式ページより引用。

 

これを見ると、サービスホール付近の振動や、ドアの下部ポケットの振動が抑えられていることがわかります。

マニュアルに従って、ドアの内張りを取ってシートを貼るだけで、このように効果的なデッドニングができますので、おすすめです。

カロッツェリア サウンドチューニングキット UD-S701

エスクァイアに取り付け

実際にUD-S701を購入して、トヨタ エスクァイア ハイブリッドに取り付けてみました。

ドア内張りの外し方は、UD-S701の車種別マニュアルに載っていましたので、それに従って外しました。

内張りはがしを使用しました。

エーモン 内張りはがし

 

ネジ3本とクリップで止まっているだけなので、簡単にはがれました。

 

スピーカーを取り外したところ、外側の鉄板にすでに制振材が貼ってありました。

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制振材を剥がしてから、マルチファンクションマットを貼りました。

 

ドア鉄板に、制振シートと制振パッドを貼りました。

 

キット中には、スピーカー裏に貼るマルチファンクションマットの他に、ブチルゴムの大きい制振シートと、小さい制振シート、スポンジ状の制振パッドが入っています。

キット中の大判の制振シートはサービスホールを埋めるのに使われ、逆位相の音が回り込むのを防ぎます。

制振シートの大きさは下のサービスホールよりも小さいので、全体を埋められていませんが、埋めきってしまうと低音が弱くなりすぎるそうなので、これくらい隙間があってちょうどよいのかもしれません。

 

スポンジ状の丸いものが制振パッドです。

この厚みのあるスポンジで、内張りと鉄板を密着させることで内張りの振動を抑えることができそうです。

 

余った制振パッドも周辺に貼っておきました。

鉄板を叩いて響きそうなところに貼りました。

中央部の貼っていないところは、内張りをネジ止めする部分で、干渉するのでなにも貼れません。

ということで、ドア内側の鉄板についてはこれ以上材料があっても貼るところがない感じがします。

 

内張りには大小の制振材を貼ります。

サービスホールの向かいとなる部分に小さい制振材をはり、鉄板側に制振材を貼っていない部分に大きな制振材を貼るようになっています。

これも材料を無駄なく効率的に使うように考慮されている感じがしました。

 

これで内張りを戻して完成しました。

音の変化についてはスピーカーも交換していますので、このサウンドチューニングキットの効果がどうかはわかりません。

しかし、自分で施工してみると、このくらいの簡易デッドニングが費用対効果がちょうどよいのではないかと思いました。

 

このようにカロッツェリアのサウンドチューニングキットは、車種別マニュアルがあるので効果的にデッドニングができますのでおすすめです。

カロッツェリア サウンドチューニングキット UD-S701

まとめ

カロッツェリアのサウンドチューニングキットUD-S701を使った簡易デッドニングについて紹介してきました。

簡易デッドニングは、本格デッドニングくらいにドアを加工してしまうのは心配という方や、本格デッドニングに費用と手間をかけるよりは、サブウーファーやDAC・DSP、アンプにお金をかけたいという方に向いていると思います。

 

スピーカーを交換する予定の方は、一緒に簡易デッドニングもすると内張りを外す手間が省けて良いですよ。

 

簡易デッドニングも面倒という方は、内張りを外す必要がなく、ドアポケットにマットを貼るだけのインカーチューニングマットもおすすめです。

30秒で施工できる上、ドア内張りの不要な振動を抑えることができます。

カロッツェリア インカーチューニングマット

 

以上、カロッツェリア UD-S701で簡易デッドニングを行う。でした。