幼児用イラストカードは、子供に物の名前を教えるときに使うカードです。フラッシュカードとしても使えます。今回、自作してみましたので紹介します。
くもんのカード
市販のイラストカードとして有名なものには、くもんの絵カードがあります。
「くだものやさい」が有名ですが、ほかにも、動物・乗り物・かず・ひらがななど多数の種類があります。2018年5月現在 77種類が展開されています。
B6サイズの0.5 mm厚程度の厚紙の表にイラスト、裏に言葉や数が書かれています。
現在1歳2ヶ月の子供の言語習得がどうやら遅いような気がするので、習得の手助けにするためカードを遊びに取り入れることを検討しました。
カードの対象年齢は0歳からとなっています。子供がすぐに興味を示したというレビューが多い一方で、耐水性がないので口にいれてボロボロになったというレビューもありました。
うちの子はまだ本を口に入れることがあります。
カードを購入しても興味を示さなかったりすぐにボロボロになったら悲しいため、とりあえず数枚を自作してうちの子に与え、反応を見てみることにしました。
厚紙で自作
くだものの絵はカード素材を無料で公開されている次のサイトのものを利用しました。ありがとうございます。
A4の厚紙に印刷して、4つに切ることで、A6のカードを4枚作ります。
厚紙には、インクジェットプリンタ用の0.22 mm厚紙用紙を使用しました。
厚みは、一般的な写真と同じです。くもんのカードの半分くらいの厚みです。
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子供に与えた結果としては、すぐに興味を持ったのですが、一瞬でくちゃくちゃに折られてポイされてしまいました。写真を撮る余裕もありませんでした。
そのまま置いておいたら後日破られました。
くもんのカードを与えなくてよかったです…。
紙の厚み
紙の厚みについて、子供の工作でよく使われるボール紙は0.5 mm厚程度で、これがくもんのカード程度の厚みです。
ボール紙へは、家庭用のインクジェットプリンタでは厚みがありすぎて印刷できない場合があります。
写真はそれの半分くらいの厚みで、普通のコピー用紙はさらにその半分くらいの厚みです。
コピー用紙 0.09 mm
写真用紙 0.23 mm
ボール紙 0.4 mm(6号) ~ 0.78 mm(12号)
ダンボールで自作
それから2ヶ月ほど経って、そろそろどうかなと思い、今度はもう少し丈夫なカードを作ることにしました。
さきほどの絵をラベルシールに印刷して、ダンボールに貼ることにしました。
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ダンボールだと厚みは2 mmくらいになります。
出来上がったものが次のものです。
なかなか悪くない見栄えです。
子供に与えたところ早速、端を噛んでいましたが、ダンボール+シールだけあって破れませんでした。
1日経っても無事でした。よかった。
とりあえずこれで言葉を教えてみると、子供がおとなしく聞いてくれそうでしたので、くもんの「たべものカード」と「くだものやさいカード」を購入しました。
(子供4人を東大理IIIに入学させた方の著書を読んでから、くもん信者になりつつあります…。
ちなみに、自作した場合のコストは、紙代とインク代で、1枚あたり20~30円ほどになりました。
購入しても1枚あたり30円程度ですので、カードを本格的に欲しくなった場合には、作るより買ったほうが、綺麗かつ楽で良いと思います。
自作に使う時間を、子供と遊ぶのに使ったほうがよいでしょう。
カードは1セットで1000円程度ですので、絵本を1冊買うくらいのイメージです。
まとめ
絵カードを使ってみようという方は、まずは数枚印刷して、子供がカードに興味を持つか・カードを破らないか試してみるのがおすすめです。
子供が気に入りそうだったら、購入したらよいと思います。
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