子供が6ヶ月~1歳になり動き回るようになったら、ベビーゲートを台所や玄関、階段に設置したいところですが、既製品のベビーゲートはなかなか高価です。
そこでここでは、百均の突っ張り棒を使って、簡易的なベビーゲートを作る方法を紹介します。
ベビーゲートには、扉付きのタイプと、またいで越えるタイプの二種類がありますが、ここで作るのは、またいで越えるタイプのゲートです。
(使い終わって、くしゃくしゃにしまってあったので汚いですが…)
次のような商品をイメージして作りました。
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材料は、百均の突っ張り棒2本と、布(シーチング)です。
布ではなく、百均で売っている園芸用の網でも作ることができます。
作り方
作り方といっても、輪にした布に突っ張り棒を通すだけですが紹介します。
まず、設置する間口の幅を測ります。家では126 cmでした。
間口の幅にあった突っ張り棒を2本買ってきます。
私は、耐荷重は5 kgのものにしました。
より耐荷重が高い棒のほうが、しっかりして良いと思います。
ダイソーでは、1本200~300円になってしまいますが、耐荷重の高い突っ張り棒がありました。
次に布を作ります。
なお布の高さ(ベビーゲートの高さ)は、60 cmにします。既製品のゲートの多くが60 cmであるためです。
間口の幅 × 1 m程度の布(シーチングなど)を用意します。
端を3つ折などで処理します。
両側を輪になるように縫います。
突っ張り棒の端の部分が一番直径があるかと思いますが、そこが余裕を持って通る輪の大きさにします。
失敗しそうな場合には、手縫いで仮縫いをしてから、棒が通るか、高さが60 cm程度になるか測ってみましょう。
突っ張り棒を通して、設置したい場所に設置して完成です。
布を縫うのが面倒な場合
カーテンや日除けとして売っている布を結束バンドで縛ってつけるという方法もあります。
また見た目は悪いかもしれませんが、園芸用の網だと網の隙間に突っ張り棒を通せるので、ハサミでちょうどよいサイズに切るだけで済みます。
使用感
子供は2歳くらいまでは柵にの中に入ってくることはできず、ベビーゲートとして機能していました。
布を横にずらせば入れるという知恵が子供に付き始めたときも、突っ張り棒で布にテンションを掛けて張ると布が横に滑らないようになり、入ってこれませんでした。
そのため、安価な材料でまずまずのものが出来たと思います。
なお、またいで越えるタイプのベビーゲートの共通の問題ですが、親も足を引っ掛けることがあります。
うちでは台所に設置していましたが、汁物を運ぶときには注意が必要でした。
ただ、1年くらいこの自作の柵で過ごしましたが、子供が2歳になり突っ張り棒に10 kgの体重をかけて外すようになったので、結局、扉付きのゲートを買い直しました。
柵をまたいで越える苦労や、子供に柵を外されるストレスを考えるともっと早く買っておけばよかったと思いました。
そのため、毎日通る場所にベビーゲートを設置するなら、はじめから扉付きのしっかりしたゲートを購入するのがおすすめです。
実家に帰ったときなどに一時的に柵が必要という場合なら、このように百均の素材で自作して済ましても良いかもしれません。
まとめ
100均の突っ張り棒で、またいで越えるタイプのベビーゲートを作りました。
子供の体重が増えると突っ張り棒が耐えられなくなるので、はじめから扉付きのゲートを購入するのがおすすめです。
以上、簡易的なベビーゲートを100均の突っ張り棒で自作する方法。でした。