東芝の角皿式スチームオーブンレンジER-VD70とER-SD70は何が異なるのでしょうか。違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
[参考] 東芝 電子レンジ28台の性能を一覧表で比較![石窯ドーム]
2つの違い
ER-VD70とER-SD70はどちらも庫内容量26 Lのスチームオーブンレンジで、ER-VD70は、ER-SD70の後継機種です。ER-VD70が2020年発売、ER-SD70が2018年発売です。
違いは次の通りです。
- レシピ・自動メニュー数
- 操作パネルのボタン配置と、扉のハンドルの色
このように、同じグレードの機種というだけあり、違いはわずかです。基本性能には違いはありません。
表で価格や性能を比較すると、次のようになります。
タイプ | 角皿式スチームオーブンレンジ | |
庫内容量 | 26L (ワイド&フラット庫内) | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
---|---|---|
発売年月 | 2020年8月 | 2018年08月 |
参考価格 |
グランホワイト ¥43,980〜(2024/10/15 16:57) |
グランホワイト ¥39,500〜(2024/10/14 17:03) |
参考価格 | ブラック ¥39,980〜(2024/10/15 16:57) |
ブラック − |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
オーブン・グリル | ||
オーブン温度 | 100~250℃(250℃は約5分まで。その後200℃。予熱温度は最大200℃。) | |
加熱方式 | 石窯ドーム構造/ 庫内4面遠赤(底・奥・左右)/ (上)ガラス管ヒーター/ (下)シーズヒーター(埋め込み) |
|
深皿調理 | − | |
過熱水蒸気調理 | − | |
ハイブリッド調理 | − | |
ノンフライ調理 | ● | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
グリル調理 | 石窯グリル | |
カラッとあたため | ● | |
トースト (6枚切り2枚) |
5分45秒(約3分40秒で裏返し) | |
冷凍トースト | 8分15秒(約5分40秒で裏返し) | − |
スチームトースト | − | |
ふっくらパン | ● | |
発酵 | 30・35・40・45℃ | |
スチーム発酵 | − | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
レンジ | ||
レンジ出力(W) | 1000/600・500連続 200相当、100相当。(1000Wは3分まで。その後600W。) | |
センサー | 赤外線センサー/温度センサー | |
あたため機能(抜粋) | ごはん/おかず/お好み温度/牛乳/お酒/ゆで野菜/コンビニ弁当 | |
解凍 | 解凍/さしみ | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
スチーム | ||
スチーム方式 | 角皿式 | |
スチーム調理 | 角皿スチーム調理 | |
スチームレンジ | − | |
総レシピ数(自動メニュー数) | 119(94) | 143(79) |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
お手入れ | ||
庫内コーティング | 遠赤・脱臭ブラックコート ( 扉部、底面を除く ) |
|
手間なしお手入れコース | − | |
使いやすさ | ||
IoT機能 | − | |
表示 | 液晶表示 | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
付属品 | 角皿(鉄板ホーロー)38.8×30cm 1枚/取扱説明書 兼 料理集 |
|
外形寸法(mm) | 480(幅)×390(奥行)×350(高さ) | |
庫内有効寸法(mm) | 376(幅)×320(奥行)×198(高さ) | |
設置寸法 | 背面ピッタリ 左1.5cm以上、右4.5cm以上、上方は10cm以上 |
|
質量 | 約14kg | |
消費電力(W)/ヒーター出力(W) | 1220/オーブン1150・グリル800 | |
消費電力(W)/高周波出力(W) | 1430/1000 | |
年間消費電力量 | 73.4kWh/年 |
違いについて詳しく見てみましょう。
レシピ・自動メニュー数
総レシピ数とそのうちの自動メニュー数は、ER-VD70では119個と94個で、ER-SD70では143個と79個です。
ER-VD70ではレシピ数は24個少ないですが、自動メニュー数は15個多いです。
詳しく比較すると、ER-VD70では、「おつまみ1分」という1分で作れる一品メニューが12個 自動メニューに追加されています。例えば、トマトチーズのスクランブルエッグ、にら玉、さば缶とキャベツのカレー風味などがあります。また、食パンのトーストに冷凍トーストも追加されています。
ER-SD70では、ABCクッキングスタジオが開発した「石窯ドームオリジナルヘルシーレシピ」というレシピがレシピ集に載っています。自動メニューではありませんが、このレシピの分が総レシピ数増加に寄与しています。レシピ集は公式ページからダウンロードできますので、ER-VD70でもER-SD70のレシピ集を見て、同じように調理することはできます。
このように大きな違いはありませんが、「おつまみ1分」や冷凍トーストを自動メニューで作りたいという方はER-VD70のほうが良いでしょう。
ボタン配置・扉ハンドルの色
本体のデザインが少し変わっています。
次はER-VD70 グランホワイトの本体画像です。
手動調理ボタンは液晶右側にあり、自動メニューのボタンは左側にあります。扉のハンドルの色は白です。
次はER-SD70 グランホワイトの本体画像です。
手動調理ボタンは液晶左側にあり、自動メニューのボタンは右側にあります。扉のハンドルの色は黒です。
このように、ボタンの配置とハンドルの色が異なります。
これは、どちらでも良いでしょう。
どちらがおすすめか
以上のように、違いはレシピ数とデザインだけです。
「おつまみ1分」メニューや冷凍トーストメニューを使いたいのであれば、ER-VD70がおすすめです。一方で、特にこだわりがなければ、価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
価格は、次のようになっています。
なお旧モデルであるER-SD70は生産終了しており、執筆時点でブラック色はほぼ売り切れています。グランホワイトのみ在庫限りで販売されているようですので、ER-SD70が良い場合には早めに手に入れると良いでしょう。
タイプ | 角皿式スチームオーブンレンジ | |
型名 | ER-VD70 | ER-SD70 |
---|---|---|
発売年月 | 2020年8月 | 2018年08月 |
参考価格 |
グランホワイト ¥43,980〜(2024/10/15 16:57) |
グランホワイト ¥39,500〜(2024/10/14 17:03) |
参考価格 | ブラック ¥39,980〜(2024/10/15 16:57) |
ブラック − |
どちらの機種も、赤外線センサーが搭載されており、お好みの温度にあたためができるのが便利です。また最大250℃の石窯ドームオーブンを搭載しており、オーブン機能にこだわりたいという方にもおすすめです。一つ下位モデルではドーム構造ではない石窯オーブンになります。さらに開口幅は39 cm(有効寸37.6cm)のワイド&フラット庫内で、大きいパンやかたまり肉を焼くこともできます。ぜひこのオーブンレンジで様々な料理を作ってみてくださいね。
まとめ
東芝の角皿式スチームオーブンレンジER-VD70は2020年発売モデルで、ER-SD70は2018年発売モデルです。違いはレシピ数やデザインだけですので、価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
次の記事では、東芝電子レンジの性能を一覧表で比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
[参考] 東芝 電子レンジ28台の性能を一覧表で比較![石窯ドーム]
以上、ER-VD70とER-SD70の2つの違い!レシピ数とデザイン。でした。
参考
- TOSHIBA(東芝)
- 価格¥43,980(2024/10/15 16:57時点)
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- TOSHIBA(東芝)
- 価格¥39,980(2024/10/15 16:57時点)
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- TOSHIBA(東芝)
- 価格¥39,500(2024/10/14 17:03時点)
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