2歳の子供が風邪になって小児科を受診したところ、「耳垢が多すぎて耳の奥(鼓膜)が見えませんね…」と言われたので、風邪が治ってから耳鼻科を受診することにしました。
耳鼻科は私自身も受診したことがなくてドキドキです。
受診した耳鼻科は、ネットで混雑状況が見えるところでしたが、月曜日は比較的空いているようでした。
午後4時まではガラガラでしたが、4時過ぎから突然混み始めました。
医院に到着
予約して順番の4人前くらいのときに医院に到着したものの、前の方の時間がかかったようで、待合室で40分くらい待つことになりました。
子供が絵本を持ってきては戻したりとバタバタするので親はあたふたして大変でしたが、比較的子供や老人が多い時間でまだ良かったです。
床が綺麗だったので、靴下で走り回ったりしても汚れる心配はなかったのでそれは良かったです。
受診
順番が回ってきて診察室に入った段階で、いつもどおり子供は泣いて暴れだしましたが、抱っこして抑えながら受診します。
内視鏡で耳の中をモニタに映して見せてくれて面白かったです。
生まれてから2年間一度も耳垢を取っていなかったのですが(おい)、耳垢でふさがっていて耳の奥が本当に何もみえませんでした。
耳垢を取りましょうね〜となって、ベッドに寝かせて、親が上に乗って手足を押さえて、看護師さんが頭を押さえて、お医者さまが耳垢をピンセットで取ってくれます。
2歳ともなると暴れる力もなかなかのもので、押さえているのが大変でした。
このときもやはり内視鏡で中の映像をみられるようになっていて、面白かったです。
数分くらいしかかかっていないと思いますが、両耳の耳垢を取ってくださいました。
取った後にもまた椅子に座って、内視鏡で耳の中を見せてくださいました。
before, after写真を見せてくれましたが、片方は耳垢で真っ白で、もう片方は鼓膜の肌色が綺麗に見えていました。
だいたい取れればよいので〜とおっしゃっていて、確かに耳の入り口近くの、産毛についている耳垢は取りませんでしたが、それでもあっという間にとても綺麗になりました。
自分も、自分の耳垢が取れているか心配なので、一度取ってもらいに行こうかと思うくらいでした。
診療報酬
地元自治体は幼児の保険適用の医療費の無料化政策をしていて、自己負担分を自治体で払ってくれます。
(なお、それとは財源が異なり関係ないかもしれませんが、国民健康保険税は高めの設定です。)
そのためお金はかからなかったのですが、診療明細書によると、診療報酬は次のようになっていました。
参考にしてみてください。
- 初診料 282点
- 乳幼児加算(初診) 75点
- 耳垢栓塞除去(複雑)(両)
6歳未満乳幼児加算(処置)(55)両 235点
合計: 592点
3割負担だと2千円くらいでしょうか。
開業医は勤務医よりもましとは言われていますが、あれだけの機器と人材を使って処置してくれて6千円というのは安いと思います。
平日に行っても2時間待ちの皮膚科のお医者様も、次から次へと効率よく患者さんを診るように工夫していらっしゃいますが、「今は医者は儲からない、潰れそう」とおっしゃっていました。
開業医は、日・祝日しか休みがなくて、6, 7時まで勤務しなければなりませんし、大変な仕事だと思います。
とてもありがたいことです。
耳かき用内視鏡
家庭でスマホに接続して使える、耳かき用の内視鏡というものが販売されています。
耳かきをしているので綺麗だとは思うけどちゃんととれてるか心配、というときには、混雑している耳鼻科を受診して、綺麗ですよ〜と言われておしまいだと恥ずかしい気もするので、こういうものを使って自分で見てみるのもよいかもしれません。
他にも細い隙間に物を落としたので探したいというときにも使えますよ。
LEDライト付きです。
まとめ
2歳の子供を初めて耳鼻科に連れて行ったら、一瞬で耳の中がきれいになって、とても良かったです。
処置は簡単に終わるので、行くのが億劫で耳鼻科に子供を連れて行っていない私のような方がもし他にもいらっしゃったら、受診するのがおすすめですよ。
以上、耳鼻科で2歳の子供の耳垢を初めて取ってもらった。診療報酬額は?でした。