「おやこのファーストステップ」は鉛筆練習の前におすすめのドリル。親も鍛えられます。

くもんの「おやこのファーストステップ」は、鉛筆練習にはまだ早いという子でも始められる、家庭でできるおけいこワークブックです。

今回、2歳0ヶ月の子と使い始めてみましたので、紹介します。

 

 

2歳向けのドリルの難易度

くもんの2歳から向けのドリルには、おやこのファーストステップ以外にも、「くもんのはじめてのおけいこ」という鉛筆を使った運筆練習の本や、それに続く「はじめてのひらがな」「はじめてのはさみ」「はじめてのめいろ」「はじめてのすうじ」などのはじめてのシリーズや、「すくすくノート」シリーズがあります。

この中では、おやこのファーストステップが一番やさしいドリルで、その次にやさしいのが「くもんのはじめてのおけいこ」です。

 

難易度
おやこのファーストステップ < くもんのはじめてのおけいこ < はじめての・すくすくノート

 

くもんのはじめてのおけいこは、はじめて鉛筆を使う子向けとなっていますが、始めるには少なくともクレヨンを使って線をかけたり、親の指示に従って線をかけたりするくらいの能力は必要となります。

そのため、2歳前半の子が始めるには少し難しいようで、投げ出してしまうというレビューも見かけます。

 

うちの子の場合は、クレヨンを見ると箱から出したり入れたり、かじったりする場合が多く、気が向いたときにしかクレヨンで紙に描いてくれないというレベルですので、はじめてのおけいこは早いと思って、今回は「おやこのファーストステップ」を買い揃えてみました。

このドリルは、くもんのはじめてのおけいこの半分のA5サイズで、持ち運びにも便利です。

おやこのファーストステップ

おやこのファーストステップは、2~3歳向けのドリルで次の4種類があります。

  • はってみよう
  • きってみよう
  • ぬってみよう
  • おってみよう

 

それぞれ、シールを貼る・のりで貼る、ハサミで切る、クレヨンで塗る、紙を折るという作業の練習ができるようになっています。

 

難易度は、「さいしょの」と「すいすい」の二段階があります。

 

はってみようの派生ドリルとして、シール貼りに特化した「シールはってみよう」も何種類か売られていたため、のりもの版を購入してみましたが、これはおけいこというよりも、遊びの感覚の強いドリルでした。

こちらは外出・移動時の子供の暇つぶしに使えそうです。

 

詳しく見ていきましょう。

さいしょのはってみよう

さいしょのはってみようは、シール貼りとのりで貼る練習をするドリルです。

はじめの方のページには、ドリルで使うシールがあります。

その次に親への使い方の案内があります。

使うのりは、子供が口に入れても安全なでんぷんのりが勧められています。

38枚のドリルがあり、最初の16枚まではシールを紙から剥がして貼る練習で、17枚目からはのりで貼る練習になっています。

シールはってみようの1枚目は次のように、好きなところにシールを貼るというものです。

16枚目までのシール練習の内容は、別の「シールはってみよう」というドリルとよく似ていますので、平行してやるのもよいと思います。

 

のりではる作業の1枚目はまるを貼ってトマトを完成させるものです。

最後ののりで貼るドリルは、パズルのようになっていて、2つのピースを正しい場所に貼って、しょうぼうしゃを完成させるものです。

 

2歳になるとシール貼りはできる子は多いですが、のりを使ったことがないという子も多いものです。

そのため、このドリルでのりを使う練習をしておくと、幼稚園や保育園でのりを使った工作をするというときに戸惑わなくて良いと思います。

シールはってみよう のりもの

はってみようの派生の「シールはってみよう」シリーズには、のりもの・どうぶつえん・スーパーマーケット・はるなつあきふゆがあります。

のりものを紹介します。

1枚目は次のように好きなものを貼るドリルです。

シールを剥がして紙に貼るだけの一見簡単な内容なのですが、「シールを(机やおもちゃではなく)このドリルの紙に貼って」という親の指示を子供が聞けるかどうかが試されるドリルになっています。

 

私は、子供がシールを貼る練習というより、むしろ、親がうまく子供に指示を出す練習をしているような気がしました。

子供がドリルをやりたいときに、ドリルに集中できる環境を整えてからドリルを出してきて、ドリルの指示通りにやってくれるように気を引く、という一連の親の動作はなかなか大変なものです。

シリーズ名が、「こどものファーストステップ」ではなく「おやこのファーストステップ」であるのは、そういう理由からだと思います。

 

最後は30枚目で、ガレージの絵に車のシールを貼るとという内容になっています。

正しい場所に貼るのが難しそうです。

 

なお、どのドリルも最後のペーシが厚紙の賞状になっていて、一枚ドリルが進むごとに「よくできました」の意味でシールを貼り付けられるようになっています。

さいしょのおってみよう

さいしょのおってみようは、紙を折る練習です。

最終的には、簡単なおりがみができることを目標にします。

1枚目は、指定されたところで1回折る練習です。

実際にやってみたところ、子供はなんとか折ってくれました。

折ったところがドアになっており、パタパタ開け締めするといないいないばあができます。

 

2枚目も同じく1回折る練習です。

くもんのドリルはスモールステップで、行き詰まりにくいのが良いところです。

クッキーがどっちに入っているかゲームができるようになっています。

2日目に子供とやってみようと思ったものの、こどもが集中できておらず途中でやめました。

 

「紙を折る」というだけなのですが、位置をあわせてから指でアイロンするという作業は子供にとってなかなか難しいようですし、そういう指示を出すのも親にとって難しいです。

 

最後の38枚目はさかなの折り紙になっています。

さいしょのぬってみよう

さいしょのぬってみようは、クレヨンでぬるドリルです。

クレヨンは軸が太くて指の力が弱い幼児にも力が入りやすいので、鉛筆の運筆練習にはいる前に、クレヨンでぬる練習をするのがおすすめです。

始めはクレヨンを鉛筆持ちできなくてもきにせず進めてよいようです。

使うクレヨンは鉛筆持ちしやすい三角形の軸のものがすすめられています。

1枚目は、クレヨンで太鼓をとんとんと叩いて点を打つ練習です。

実はこのくもんの「さいしょのぬってみよう」と、学研の「はじめてのぬるおけいこ」とどちらにしようか迷ったのですが、学研の方は1枚目はりんごの中央が白くなっておりそこを赤色で塗りつぶす練習になっていました。

1枚目から、ぬる場所とぬる色を指定されていて難易度が高いですが、その後も早いペースで難しくなっていました。

うちの場合は、のんびり進めたいのでくもんにしました。

「太鼓をとんとんしようねー」といって、なんとかいろんなクレヨンでトントンしてもらいました。

そして、そのあとハサミの練習台になり破れました。

 

2歳0ヶ月のうちの子にはちょうど良いレベルでした。

学研のだったら初日で挫折する…と思いました。

 

最後の38枚目は、好きな色でぬって「いえ」を完成させるというぬりえになっています。

もし、1日1枚やったとしたら1ヶ月ちょっとでここまで進むことになりますが、もしこれがうまく塗れるようになったら感動ものでしょうね。

さいしょのきってみよう

さいしょのきってみようは、はさみの練習をするドリルです。

恐怖の2歳児のはさみ練習がはじまります。

はさみは、Amazonで人気の指が切れにくいバネ付きのはさみにしました。

子供には、はさみを開くのが難しいそうなのでバネが付いていると開く補助になっていて良いみたいです。

うちの子のハサミへの食いつきの良さよ。

なんども刃に指を入れて力を入れるので、指が切れにくいタイプにして本当に良かった…と思いました。

 

1枚目は縦にハサミを入れる練習です。

まあ、指示など聞かずに興奮していろんなものを切ろうとしていました。

ハサミを開くことが難しく、ハサミを開かずに動かして破れた紙です。

2歳0ヶ月児でもなんとか切ることはできるみたいですが、危ないという概念がまだないのか、やりたい放題でした。

親が疲れるので、2枚目は少し間を開けたいと思いました。

 

最後の38枚目はカニの足に沿って、折れ曲がって切る練習です。

これは難しそうです。

まとめ

親子のファーストステップは、2歳ごろからおすすめのドリルです。

鉛筆の運筆練習をはじめる前に、クレヨンで塗ったり、シールを貼ったり、のりで貼ったり、ハサミで切ったり、紙を折ったりという基本的な作業の練習をすることができます。

 

学研のドリルよりも難易度が低いですし、ゆっくり難しくなっていくスモールステップによって着実にステップアップできると期待できます。

親が子供に指導する練習にもなり、親と子が一緒に育つことのできるドリルです。

以上、「おやこのファーストステップ」は鉛筆練習の前におすすめのドリル。親も鍛えられます。でした。

 

こんな記事も読まれています