オートミールは、オーツ麦(えん麦)を、カットしたり押しつぶしたりして食べやすくしたものです。
ビタミンB1や鉄分などのミネラル、食物繊維が豊富で、腹持ちもよいため、健康食・ダイエット食として広く食べられています。また、離乳食としても人気が出てきています。
ここでは、おすすめのオートミール製品を紹介します。
有名なメーカーには、日食(日本食品製造、日本)、オドラムズ(アイルランド)、クエーカー(米国)があります。
目次
美味しい順、価格順
経験上、価格が高いものがやはり美味しいです。
私の独断で美味しい順で製品を並べると、次の通りになります。
- 北海道産オートミール(日食), スチールカットオーツ(オドラムズ)
- 外国産オーツ麦のオートミール(各社)
- オールドファッションオートミール(クエーカー)
価格順は次の通り。
- オールドファッションオートミール(クエーカー) ~ 50円 / 100g
- 外国産オーツ麦のオートミール(各社), スチールカットオーツ(オドラムズ) ~ 100円 / 100g
- 北海道産オートミール(日食) ~ 200円 / 100 g
なお、スチールカットオーツとロールドオーツの違いは次の記事で紹介しています。
オートミールの種類を紹介!カットオーツ、インスタントオーツ、ロールドオーツとは?
お勧めのオートミールは?
初めてオートミールを食べるという方は、少量で美味しいものから試すとよいと思いますので、日食の北海道産オートミールをお勧めします。
安いのでも味が気にならず、たくさん食べたいという場合は、クエーカーのオールドファッションオートミール一択になるでしょう。
離乳食に使いたい場合には、オーガニックオートミールがよいでしょう。特に、日食のオーガニックピュアオートミールは、乳児用規格適用食品ですので、安心して与えられます。
以下では、それぞれの製品の特徴を紹介していきます。
日食の北海道産オートミール
日食のロールドオーツは、北海道産オーツ麦を100%使用したオートミールです。
国産のオートミールは日食だけが製造しています。業務用ではない製品はこれだけですので、国産がよい場合にはこの製品を選ぶことになります。
缶のデザインはレトロで可愛いです。昭和8年のものを復刻したと、缶の裏に書かれています。
蓋を開けると、オートミールがぎっちり入っています。
オートミールはカットされていないタイプのようです。
このオートミールの特徴は、オーツ麦の香りがしっかり残っており、ぷちぷちとした食感が楽しめることです。
オートミールを食べ比べてみましたが、このオートミールが一番美味しいです。
ただ、350 gで756 円(Amazonで2017/12/5現在)と割高なのが欠点です。
- 日食
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スチールカットオートミール
次にお勧めなのは、スチールカットオートミールです。
日本メーカーからは出ていませんが、海外の各社から販売されています。アイルランド産のものが多いですが、米国産のものもあります。
有名なのはオドラムズのスチールカットオートミールです。
うちでは、同じくアイルランド産のFLAHAVANのスチールカットオートミールを食べてみました。
スチールカットオートミールは、圧延処理がなされていないため、粒が丸いことがわかると思います。
食べるには、30分煮なければなりません。面倒なときには、炊飯器のお粥モードで炊いていますが、上手く炊けます。大麦のように、白米と混ぜて炊いても美味しいです。
スチールカットオートミールの特徴は、ぷちぷち感が一番強いということです。オーツの香りもあり、美味しいです。時間がたってもベタッとしにくいため、固めに炊くと、玄米ごはんや麦ごはんのように食べることができます。
硬めの食感が好きな方は、日食の国産オートミールよりもこちらの方がよいと思います。
ただ、炊くのに時間がかかるのが欠点です。
価格は、およそ100 gあたり100 円からと手頃です。オドラムズのものは取扱が少なく、Amazonでは2017/12/5現在100 gあたり200 円と割高となっています。
- オドラムズ
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外国産オーツ麦のオートミール
オートミールのほとんどの製品がこのタイプです。
オーガニック原料を使用したものとそうでないものがありますが、経験上、食感や味にはあまり違いがないです。
スーパーで一番よく見かけるのが、日食のピュアオートミールです。
パッケージは似ていますが、緑色パッケージのものが、有機オーツ麦を使用した製品です。
こちらは乳児用規格適用食品で、離乳食に適しています。
うちでも離乳食に使用しています。
外国産オートミールの特徴は、柔らかく、粒感が少ないということです。2分炊いた後に、数分ほおって置くと、粒がなくなるくらいまで溶けます。オーツ麦としての香りもあまりありません。
上で紹介したオートミールはオーツ麦の特徴が強いですが、こちらはその特徴がありません。
言い方を変えれば、クセがないため、オーツ麦の香りや硬さが苦手な方はこのタイプの製品がおすすめです。
クセがないため、米のお粥のように使えます。玉子を混ぜて玉子がゆにしたり、つけものをのせたり、ゆかりをかけたりと、くせがないため何とでも合います。
価格もオーガニックでないものは100 gあたり100円程度と安い点も良いです。
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オールドファッションオートミール(クエーカー)
輸入食料品店でよく見かけるのが、おじさんの絵のパッケージのクエーカーのオートミールです。
510 gや1.2 kgのパッケージもありますが、それよりも2.26 kg x 2のアメリカンサイズのパッケージの方が割安です。コストコで輸入販売されていますが、ネットでも転売されているものを安く手に入れることができます。
味としては、上の外国産オートミールの特徴と同様で、柔らかく香りは少ないです。硬い皮が混ざっていることがあります。
100 gあたり50円と安いため、日常的にたくさん食べたいという場合は、これ一択になるでしょう。
コストコは会員にならないと買えないため、会員ではない場合は、ネットで買うことになります。
Amazonのオートミールでは2017/12/05現在一番口コミが多く、売れているようです。
- QUAKER(クエーカー)
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2020年にオートミールが品薄になって以降は、1.2 kgの手頃なサイズのものも手に入るようになりました。
- QUAKER(クエーカー)
- 価格¥1,273(2024/10/13 06:36時点)
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まとめ
味で選ぶなら、日食の北海道産オートミールか、スチールカットオーツがおすすめです。
値段も味も手頃でスーパーで買えるのがよいのであれば、各社の外国産オーツ麦のオートミールがおすすめ。
安いものがよいならば、クエーカーのオールドファッションオートミール一択です。
離乳食には、日食のオーガニックピュアオートミールがよいでしょう。
オートミールの栄養を他の穀類と比較してみました。次の記事で紹介しています。
オートミールと穀類の栄養比較!精白米、玄米、押麦、小麦、あわ、きび、そば、コーンフレークと比較!
オートミールが離乳食におすすめな理由は、次の記事で詳しく紹介しています。
離乳食のおかゆの代わりにオートミールがおすすめ!赤ちゃんの便秘対策にも!
以上、おすすめのオートミール製品を徹底比較!日食、オドラムズ、クエーカーどれがよい?でした。