東芝の過熱水蒸気オーブンレンジER-VD80とER-SD80は何が異なるのでしょうか。違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事では、東芝のオーブンレンジについて一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
[参考] 東芝 電子レンジ28台の性能を一覧表で比較![石窯ドーム]
2つの違い
ER-VD80は、ER-SD80の後継機種です。ER-VD80は2020年07月発売で、ER-SD80は 2018年08月発売です。
違いは次のとおりです。
- レシピ数・自動調理メニュー数
- ボタン配置
後継機種ですので、ほとんど違いがありません。
違いを表で比較すると次のようになります。
タイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ | |
庫内容量 | 26L (ワイド&フラット庫内) | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
---|---|---|
参考価格 |
グランホワイト − |
グランホワイト − |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
オーブン・グリル | ||
オーブン温度 | 100~250℃(250℃は約5分まで。その後200℃。予熱は最大200℃。) | |
加熱方式 | 石窯ドーム構造/ 庫内4面遠赤(底・奥・左右)/ (上)ガラス管ヒーター/ (下)シーズヒーター(埋め込み) |
|
深皿調理 | − | |
過熱水蒸気調理 | 100~250℃ | |
ハイブリッド調理 | − | |
ノンフライ調理 | ● | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
グリル調理 | 石窯グリル | |
カラッとあたため | ● | |
トースト (6枚切り2枚) |
5分45秒(約3分40秒で裏返し) | |
冷凍トースト | 8分15秒(約5分40秒で裏返し) | − |
スチームトースト | 8分(約5分で裏返し) | 7分55秒(約4分40秒で裏返し) |
ふっくらパン | ● | |
発酵 | 30・35・40・45℃ | |
スチーム発酵 | − | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
レンジ | ||
レンジ出力(W) | 1000/600・500連続 200相当、100相当(1000Wは3分まで。その後600W。) | |
センサー | 赤外線センサー/温度センサー | |
あたため機能(抜粋) | ごはん/おかず/ お好み温度 / スチームあたため /牛乳/お酒/ゆで野菜/コンビニ弁当 | |
解凍 | お急ぎ解凍/スチーム全解凍/さしみ・半解凍 | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
スチーム | ||
スチーム方式 | 給水カセット式 | |
スチーム調理 | 低温蒸し(自動メニューのみ) | |
スチームレンジ | ● | |
総レシピ数(自動メニュー数) | 137(99) | 170(86) |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
お手入れ | ||
庫内コーティング | 遠赤・脱臭ブラックコート ( 扉部、底面を除く ) |
|
手間なしお手入れコース | ●(10分) | |
使いやすさ | ||
IoT機能 | − | |
表示 | 液晶表示 | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
付属品 | 角皿(鉄板ホーロー)38.8×30cm 1枚/取扱説明書 兼 料理集 |
|
外形寸法(mm) | 480(幅)×390(奥行)×350(高さ) | |
庫内有効寸法(mm) | 376(幅)×320(奥行)×198(高さ) | |
設置寸法 | 背面ピッタリ 左1.5cm、右4.5cm、上方10cm以上 |
|
質量 | 約14kg | |
消費電力(W)/ヒーター出力(W) | 1220/オーブン1150・グリル800・スチーム350 | |
消費電力(W)/高周波出力(W) | 1430/1000 | |
年間消費電力量 | 73.4kWh/年 | |
公式ページ | ER-VD80 | ER-SD80 |
違いについて詳しく見てみましょう。
レシピ・自動メニュー
ER-VD80の総レシピ数と自動調理メニュー数は、137個と99個で、ER-SD80は170個と86個です。総レシピ数は、レシピ集に掲載されているアレンジレシピなども含んだレシピの数です。自動メニュー数は、自動調理可能なメニュー数のことです。
ER-VD80の方が自動調理メニュー数は多いですが、総レシピ数は減っています。
詳しく比較すると、ER-VD80では、「おつまみ1分」という1分で作れる一品メニューが新しく自動メニューに追加されています。例えば、トマトチーズのスクランブルエッグ、かぼちゃマヨサラダ、さば缶とキャベツのカレー風味などがあります。また、食パンのトーストに冷凍トーストも追加されています。
ER-SD80では、スープ類のレシピと、ABCクッキングスタジオが開発した「石窯ドームオリジナルヘルシーレシピ」がレシピ集に多く載っています。これらは手動メニューであり、ER-SD80の総レシピ数が多い要因になっています。
ER-VD80のレシピ数は少ないですが、レシピ集は公式ページからダウンロードできますので、ER-VD80でもER-SD80のレシピ集を見て、同じように調理することはできます。
このように大きな違いはありませんが、「おつまみ1分」や冷凍トーストを自動メニューで作りたいという方はER-VD80のほうが良いでしょう。
ボタン配置
ER-VD80とER-SD80では、本体のデザインが少し変わっています。
次はER-VD80グランホワイト本体の画像です。
手動調理ボタンは液晶右側にあり、上下ボタンや自動メニューのボタンは左側にあります。
次はER-SD80 グランホワイト本体の画像です。
手動調理ボタンは液晶左側にあり、自動メニューのボタンは右側にあります。メニューボタンとスタートボタンは黒色です。
このように、ボタンの配置やボタンの色が異なります。これは、どちらでも良いでしょう。
どちらがおすすめか
以上のように、違いはレシピ・自動メニューとデザインだけです。
そのため、「おつまみ1分」メニューや冷凍トーストメニューを使いたいのであれば、ER-VD80がおすすめですが、特にこだわりがなければ、購入時に価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
価格は、次のようになっています。
なお旧モデルであるER-SD80は生産終了しています。ER-SD80が良い場合には、売り切れる前に手に入れると良いでしょう。
タイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ | |
庫内容量 | 26L (ワイド&フラット庫内) | |
型名 | ER-VD80 | ER-SD80 |
---|---|---|
参考価格 |
グランホワイト − |
グランホワイト − |
まとめ
東芝の過熱水蒸気オーブンレンジER-VD80とER-SD80の違いは、レシピ集に掲載されているレシピの数と、搭載オートメニュー、デザインです。わずかな違いですので、価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
次の記事では、東芝のオーブンレンジについて一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
次の記事も参考にしてみてくださいね。
以上、ER-VD80とER-SD80の2つの違い!レシピ・自動調理メニュー。でした。
参考
- TOSHIBA(東芝)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
- TOSHIBA(東芝)
- Amazonで口コミ・レビューを見る