ひらがなに興味を持ち始めた子におすすめの教材は?ひらがなをどうやって教えるか。

ひらがなをどうやって教えはじめようか悩んでいませんか?

乳幼児期は新しいことをどんどん吸収していくことのできる時期です。

親子で楽しみながら、ひらがなを効率よく覚えることができる教材を紹介します。

触れるのは1歳ごろから

ひらがなを書いて覚えるのは運筆力のついてくる2歳以降でよいと思いますが、それ以前の1歳ごろからも、文字に興味を持つように少しずつひらがなに触れる機会を作ってあげることが大切でしょう。

 

ただ興味を持つ時期は子どもによって異なります。興味を持たないようであれば、しばらく時間を置いてから再び触れさせるようにするとよいでしょう。

興味を持った時期に楽しく覚えると、脳の活性化物質が分泌され効率よく覚えることができますので、焦らず適切な時期を待つことも大切です。

はじめてのひらがな

絵本

はじめてひらがなに触れてもらうのにおすすめの絵本が「くろくまくんあいうえお」です。

くろくまくんが、あいうえおの口の形を教えてくれます。

親が読んであげることで、あいうえおの正しい発音の仕方と、それに対応する文字があるということを子に知ってもらうことができます。

絵がとても可愛く、親もなんども読みたくなる絵本です。うちでは、一日数回は読むのを催促されます。

 

普通のあいうえお絵本は46音入っていますが、この本ではあいうえおの5音しか出てきません。

でも、それがいいんです。

普通のあいうえお本は見開きで1音となっており、46音では100ペーシ弱もあります。

それは、1歳の子が読むには長すぎますし、親も疲れます。

この本は、他の絵本と同じく十数ページで終わりますから、1日に何回でも繰り返し読むことができます

 

なお紙質はやや厚みがある紙ですが、ボードブックではありません。

ボードブックだったらなお良かったと思います。

出版元のくもんの考えはおそらく、子供が本をめくるのが難しい場合はカード教具を使ってね、ということではないかと思います。

カード

あいうえおだけでなく、他の文字に触れる機会を作るために併用して使いたいのがカードタイプの教材です。

大人としては46文字を網羅して欲しいため、「あ」から「ん」まで順に書かれている、文字が主体の教材を選びたくなりますが、ここはぐっと我慢してことばが主体の教材を利用して欲しいと思います。

 

ここで、文字が主体の教材というのは、「あ」→あり、「い」→いぬ、と書かれているような教材で、ことばが主体の教材というのは、「もも」、「ねこ」、「いぬ」と、一文字を強調することなくことばが書かれているような教材です。

 

なぜなら、ひらがなは50音を一つずつ順に覚えるよりも、物の名前に結びつけて覚えるほうが効率が良いからです。

これは、大人が新しい文字を覚える際も同じです。

例えば、ロシア語キリル文字の「щ」はシシーなどと発音しますが、これだけ覚えようとするよりも、ボルシチ「борщ」のシシーと覚えるほうが記憶に残りやすいですよね。

さらに、シシーがщであると覚えられたら、「ということは「б」は「ボ」と読むんだな」と発見し、他の文字も覚えられてしまいます。

 

文字が主体の教材は、ひらがなをある程度読めるようになった後で、覚えた文字の復習と、抜け落ちている文字を新しく覚えるために購入すればよいでしょう。

 

ことばが主体のカードには、くもんの「ひらがなことばカード」があります。くもんのカード教材は、サイズも紙質も扱いやすくおすすめです。

ひらがなことばカード1集

「ひらかなことばカード」では、表に絵と文字、裏に大きく文字が書いてあります。

身近に触れるものでかつ短い言葉が選んでありますので、子供が興味を持ちやすいのと、一音一音が一文字一文字に対応すると言うことがわかりやすくなっています。

 

1歳前半だと、まだカードをなめたり折ったりしますが、その場合でも怒らずに「ねこ」さんがイタイイタイって言ってるよ〜などとおおらかに接するようにして、カード遊びを嫌いにならないようにしてください。

カードは消耗品と思っていましたが、くもんのカードは折られても結構元通りになりました。

あいうえお表

1歳の時期のあいうえお表は、文字を覚えるというよりも、「文字というものがあるよ、これだけの種類の文字があるよ」、と知ってもらうために貼るとよいでしょう。

部屋の中で使うタイプのものと、お風呂で使える耐水タイプのものがあります。

部屋で使うのでしたら、無料のものをダウンロードして印刷してもよいでしょう。

 

お風呂のタイプは次のようなものや、アンパンマンなどのキャラクターものがあります。

 

どちらにせよ、子供の目の高さに貼ることが大切です。

うちでは破られないように初めは高いところに貼っていましたが、目の高さに移動した途端に、この文字は何?と言わんばかりに文字を指差して親に発音をせがむようになりました。

2歳ごろから

あいうえお盤

だいたいのひらがなの形を覚えてきたころにおすすめなのが、あいうえお盤です。

くもんの磁石あいうえお盤(すうじ盤50)

ひらがな1文字の書かれた磁石のコマを、あいうえおが書かれた盤に貼って遊びます。

あいうえお表を自分で作ることで、46音のひらがなをすべて覚えることを目指します。

 

はじめは、磁石のコマを積んだり冷蔵庫に貼り付けて遊ぶだけかもしれませんが、それで構いません。

磁石になれた頃に、養育者の方が磁石を盤に載せる見本を見せて一緒に盤を完成させたり、競争してもよいでしょう。

ロングセラーの商品で子供の時に使ったという方もいらっしゃるかもしれませんね。磁石がぱちっとくっつくのが気持ち良いです。

 

コマの直径は 33mmと誤飲が心配なサイズですので、遊ぶ際には親が見ていてあげることが必要です。

裏は数字盤になっていて数字の学習にも使えます。

シンプルなおもちゃですが、5歳くらいまで長い間使えます。

他にタブレット型のあいうえお表で、ボタンを押すと「あ」と発音してくれるおもちゃもあります。

学研のあそびながらよくわかる あいうえおタブレット

こういうおもちゃは子供が自分でひらがなの発音を知ることができて便利ではありますが、これを与えてほっておけばひらがなを覚えるわけではありませんので注意が必要です。

親がついていてあげてステップアップできたら親が褒めてあげることが、何を学習するにも一番効率が良い方法です

親の時間が取られてしまうことになるので大変ですが、東大理IIIに子供4人が入った親の教育方法の本にも、親が子供の学習に寄り添うことが重要と書いてあります。

私の東大の同期にも、親が隣で勉強を見てくれていたという人は何人もいました。

文字主体の絵本、カード

ひらがなの形をだいたい覚えられたら、絵本やカード遊びにも文字主体のものを取り入れて行くと良いでしょう。

一種類の教材だけでなく、様々な形の教材を併用するのがおすすめです。子供がどの教材に興味を持つかはわかりませんし、様々な角度から学習したほうが効率よく覚えられるからです。

 

カードには、例えば学研プラスのあいうえおカードがあります。

ことばえじてん あいうえおカード ([バラエティ])

表にひらがなと書き順、裏には絵と短い文が書かれています。

「ことば え じてん」とパッケージに書かれているように、ひらがなを書き始めたときに、ひらがなの形や書き順を確認するときにも使えます。

大きめのカードですので、指でのなぞり書きに使ってもいいでしょう。

絵本でおすすめなのが、いもとようこさんの絵による「あいうえおのえほん」です。

ひらがなの「あ」から「ん」まで載っていて、各ページに対応する絵が書かれています。絵が可愛く、楽しくひらがなを学習することができます。

あいうえおのえほん

なぞりがき

ひらがなの形を覚えてきたら実際に、ひらがなを書く練習も徐々に始めると良いでしょう。

ただ、動かしたいところに筆記具を動かす運筆力がまだ十分にないことが多いので、まずはなぞりがきでひらがなの形を覚えるのが良いでしょう。モンテッソーリ教育を行っているところでも、砂に指で文字を書くことからやっているそうです。

 

砂を準備するのは大変という方は、指なぞりカードがおすすめです。

ゆびなぞりカードひらがな

カードには、文字の形に溝が切ってあります。指を溝に沿って動かすことで、ひらがなの書き方を覚えます。

書き順もかいてある上、左側にそのひらがなを使った単語や絵も載っていますので、これ一枚で完結し、他のじてんを調べたりする必要がありません。

ドリル

指なぞりもできて、鉛筆の運筆力もついてきたころには、ドリルをはじめてみましょう。

これも、1冊で46文字を学習しようとするのではなく、小さなステップで少しずつ進めるのがポイントです。

大人が思っているよりも、46文字を覚えるのは大変です。

 

「はじめてのひらがな」は、書きやすい10文字について小さなステップでこつこつ学習できておすすめです。

子供のやる気のある日に、1~数ページずつ進めるようにすると良いでしょう。

はじめてのひらがな1集 (もじ・ことば 1)

鉛筆の持ち方は、癖がついてしまうと後で直すのがたいへんですので、初めから正しく持てるように教えてあげるようにしましょう。

幼児は筆圧がありませんので、6Bや4Bの鉛筆を使うのが良いです。

こどもえんぴつ6B

まとめ

以上、ひらがなを覚えるための絵本、カード、おもちゃ、ドリルを見てきました。

 

文字を早く読めるようになると、自分で本から情報を得られるようになり、それだけ早く他の学習が進みます。

文字は、ハイハイや歩くのとは異なり、ほっておいても覚えるものではありません。

実際、中国では紀元前1000年以前から甲骨文字を使用していた一方で、日本で文字を使うようになったのは5世紀以降とされていますし、アイヌ民族は文字を使いませんでした。

 

かといってひらがなを焦って教える必要はありませんが、子供が知りたい!と思ったタイミングで教えてあげられるように、親も準備をしておきたいですね。

以上、ひらがなに興味を持ち始めた子におすすめの教材は?ひらがなをどうやって教えるか。でした。

 こんな記事も読まれています  

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください