ルンバ671とe5の性能比較!ゴミ除去能力に優れたe5。

ルンバ671は、ルンバのスタンダードシリーズ(600シリーズ)の新しいモデルとして、2020/2/28に発売されました。

ルンバe5は、2018年10月に発売されたルンバの中級モデルです。

このルンバ671とルンバe5は何が異なるのでしょうか。わかりやすく紹介します。

 

ルンバ25機種についての比較記事や、ルンバe5の紹介記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

性能比較

ルンバの清掃能力は、「ゴミ除去能力」と「ナビゲーション能力」の2つの視点から見ることができます。

「ゴミ除去能力」とはルンバが通った床が、どれだけ綺麗にできるかを示すもので、「ナビゲーション能力」とはルンバが床をどのように通るかを示すものです。

 

ゴミ除去能力は、ルンバe5が優れていますが、ナビゲーション能力は同じです。

表で比較してみましょう。

モデル     ルンバ671 ルンバe5
画像 ルンバ e5 アイロボット ロボット掃除機 水洗い ダストボックス パワフルな吸引力 WiFi対応 遠隔操作 自動充電 ラグ 絨毯(じゅうたん) にも e515060 【Alexa対応】
参考価格 ¥43,780 ¥49,800
ゴミ除去能力  吸引力   1倍 5倍
ローラー&フィルター ブラシ
AeroVacフィルター
デュアルアクションブラシ
ダストカットフィルター
ナビゲーション力 カメラ カメラなし
清掃ルート iAdapt
キレイになるまでジグザグに清掃
便利機能 スケジュール機能
スマホ・スマートスピーカー対応
スケジュール機能
スマホ・スマートスピーカー対応 
洗えるダスト容器
最大稼働時間 90分
電池切れの際は、自動で充電し、清掃終了。

違いについて詳しく見ていきましょう。

ゴミ除去能力

ゴミ除去能力とは、ルンバが通ったところのゴミがどれだけ取れるかを示す値です。

ゴミ除去能力はさらに、次の3つの部分に分けて考えることができます。

  • 吸引力
  • 吸引ローラー
  • 排気フィルター

「吸引力」は、ゴミを吸う風の強さで、

「吸引ローラー」は、床から空気と一緒にゴミをかきこむローラーの部分、

「排気フィルター」は、吸引した空気からゴミだけをこし取り、ゴミの含まれない空気を排出する部分です。

吸引力

ルンバ671の吸引力を1倍とすると、ルンバe5の吸引力は5倍あります。

普通のキャニスター型の掃除機と同じで、吸引力が弱くても、フローリングなどのゴミを吸い取りやすい床ではある程度のゴミは取れますが、カーペットや絨毯など毛がある床では吸引力がゴミの取れ方に大きく影響します。

カーペットや絨毯が多い家の場合は、ルンバe5の方が良いでしょう。

吸引ローラー

ルンバ671の吸引ローラーは「ブラシ」で、ルンバe5の吸引ローラーは「ゴム製デュアルアクションブラシ」です。

ブラシ

671の「ブラシ」はゴム製ローラー1本とブラシ状ローラー1本からできています。

通常のキャニスター型掃除機ではよくあることですが、ブラシ状なので髪の毛や糸がやや絡まりやすいです。

ゴム製デュアルアクションブラシ

ルンバe5のデュアルアクションブラシは、ゴム製ローラー2本からできています。

この2本のゴムローラーが床面との間を密閉空間に保つことで、モーターの吸引力を最大限に活かします。

さらに、髪の毛やペットの毛、糸くずがローラーに絡まりにくい構造になっているだけでなく、絡まった場合にもローラーに沿って毛を滑らせるだけで毛を取り除くことができる形状となっています。

排気フィルター

空気の出口である排気フィルターの違いも見逃せません。

吸引ローラーの性能がよく、細かいゴミまで吸い込める性能があったとしても、排気フィルターの性能が悪いと、掃除機が床からゴミを吸って空中へ撒き散らすだけの機械になってしまいます。

 

671の排気フィルターには「AeroVacフィルター」が、e5の排気フィルターには「ダストカットフィルター」が搭載されています。

AeroVacフィルター

671のAeroVacフィルターは、性能についてカタログに記載がなく、残念ながらハウスダストの除去についてはあまり期待できません。

ダストカットフィルター

ルンバe5のダストカットフィルターには、空気清浄機などにも使われているHEPAフィルターが採用されており、ホコリや花粉、ダニなどのアレルゲンを99%捕捉する性能があります。

ゴミ除去能力のまとめ

ここまでで、ルンバが通った床がどれだけ綺麗になるかという「ゴミ除去能力」について比較しました。

表にまとめると次のようになります。

モデル 吸引力 吸引ローラー
排気フィルター
ルンバe5 5 倍 よく吸える、
ハウスダストが出にくい、
糸が絡まりにくい
671 1 倍 劣る

 

以上のように、ルンバe5のゴミ除去能力は、吸引力、吸引ローラー、排気フィルターの3点で、ルンバ671よりも優れています。

ナビゲーション力

ナビゲーション力とは、椅子などの障害物を避けながら、床の全ての領域を効率よく通る能力のことで、ロボット掃除機の頭脳の部分です。

これについては、ルンバ671もルンバe5も同じiAdaptという技術が採用されています。

 

iAdaptでは、カメラは付いておらずセンサーのみによって清掃を行います。

センサーでゴミの多い少ないを見ながら走行ルートを決めてはいるようですが、自身が部屋のどこにいるか・部屋のどこに障害物があるかについて正確に把握できていません。

障害物に当たったら方向転換をしてジグザクに掃除するため、効率はやや悪いです。

 

iAdaptの走行の様子です。

ルンバの清掃ルートを高速再生

 

カメラ付きのルンバ(iAdapt 2.0)では、カメラでルンバ自身の位置を把握しながら掃除するため効率は良いです。

しかし、カメラ付きで一番安いモデルであるルンバ960でも、執筆時点での価格は公式ストア価格で 76,868 円となっています。

ルンバ960

その他の機能

清掃能力以外の部分について、比較してみましょう。

洗えるダスト容器

ルンバe5はダスト容器が洗えるようになっているのが特徴です。

 

ルンバは、ダスト容器に紙フィルターを使いません。

そのためルンバのゴミを捨てる際には、深めのゴミ箱の中でダスト容器をひっくり返して、ゴンゴンと叩いてゴミを落とします。

そのため、ダスト容器には細かいホコリが残ってしまいます。

ダスト容器内部だけなら良いのですが、しばらく使っているとダスト容器の周りも、静電気で細かいホコリがびっしりついてしまうという欠点があります

 

ルンバe5では、フィルターを外せばダスト容器を水洗いできるようになり、手軽に綺麗に保つことができるようになっています。

ルンバ671では、気にしないか、ウエットティッシュで拭って綺麗にする方法が考えられます。

 

ルンバは米国で設計されており、土足の床で使用するのが前提となっていますので、メーカーとしては気にしなくて良いということだと思います。

ルンバe5以降に発売された上位モデルでのみ、ダスト容器が洗えるようになっています。

スケジュール機能・スマホ対応

どちらのモデルも、スケジュール予約機能とスマホアプリ・スマートスピーカー対応しています。

 

スケジュール予約機能は、予め指定した曜日と時間になるとルンバが清掃を開始する機能です。

仕事などで家を不在にする時間が決まっている方は、スケジュール機能があると便利です。

 

スマホ・スマートスピーカー対応機能は、wifi・インターネット経由で、他の部屋や外出先からルンバの清掃開始・停止を操作したり、スケジュール予約をしたり、音声でルンバを操作できる機能です。

最大稼働時間

最大稼働時間あるいはバッテリーの持ち時間は、どちらも90分です。

長期間使用してバッテリーが消耗してくると稼働時間は90分よりも減ってくることになりますが、それでも部屋が特に大きいわけでなければ、60分あれば十分に部屋を掃除できるでしょう。

このあたりも部屋の広い米国仕様になっています。

 

なおバッテリーが切れそうになると、ホームベースに自動で戻って充電します。

どちらがおすすめか?

以上のように、ルンバ671とルンバe5の大きな違いは、ルンバe5のゴミ除去能力が優れていることです。

ルンバe5は吸引力がある上に、排気でハウスダストを撒き散らしにくいですので、魅力的な一台になっています。

 

ルンバ671とルンバe5の価格差は、6,000円ほどあります。

6,000円が大きいか、小さいかというのは色々な見方があるかと思いますが、ルンバ全体のラインナップの価格設定から考えると、ルンバe5はコストパフォーマンスの高いお得なモデルと言えます。

 

実のところルンバe5は、ルンバを普及させるために設定された戦略的なモデルです。

価格の数字だけに注目してみても、e5以外のモデルの価格は、ルンバ671で43,780円、ルンバ960で76,868円などと、税込み価格の端数を考えて価格設定されていません。

しかし、e5の公式ストア価格は、執筆時点で税込み 49,800 円となっており、5万円で買えるというのをアピールしたい意図が伝わってきます。

ちなみに、ルンバe5は以前は、消費税8%でも 5万円を超える価格でしたが、消費税が10 %になって以降、税込みで5万円を切る価格に値下げされています。

 

このようなわけで、ルンバe5は清掃能力が高く、コストパフォーマンスが高いですので、ルンバの中でも特におすすめのモデルです。

 

しかし、それでもルンバe5は高いので671にしようと思われる方もいらっしゃると思います。

その場合には、ルンバ671よりも、旧モデルの691, 690もおすすめです。

ルンバ690, 691は、ルンバ671の最大稼働時間が60分に短くなったモデルです。清掃能力や、予約機能・スマホ対応機能は同じです。

旧モデルのため、価格が安く売られていることもありますので、まだ在庫があるようでしたらルンバ690, 691の方がおすすめです。

 

価格は次のようになっています。

ルンバe5
ルンバ671
ルンバ671
  • アイロボット
ルンバ690

まとめ

ルンバ671とルンバe5の違いを紹介してきました。

ルンバe5は、671よりもゴミ除去能力が高く、コストパフォーマンスの高いモデルで、おすすめです。

 

ルンバ25機種についての比較記事や、ルンバe5の紹介記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

 

以上、ルンバ671とルンバe5の性能比較!ゴミ除去能力に優れたe5。でした。

参考