[2018年] 図で比較するルンバ20機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。

ルンバって機種がたくさんあって分かりにくいですよね。2018年現在入手性の良いものに限っても20機種もあります。

ルンバについてこれから調べようという方でも、すぐに最適な一台が見つかるように図で比較し、わかりやすく紹介します。

 

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ルンバ19機種の実売価格一覧を並び替えて見たい方や、価格推移を見たい方はこちらへどうぞ

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3つのシリーズと清掃能力

ルンバは大きく3つのシリーズに別れています。

上位機種から順に、900 > 800 > 600シリーズの3つです。

なお、500、700シリーズでは新機種の発売はされておらず、実質的に廃盤扱いのようです。

 

このシリーズ番号で、清掃能力が決まります。

シリーズ内の違いは、便利機能の有無や付属品数の違いだけです。

そのため、まずは清掃能力の点から、どのシリーズが自分にあっているかを調べると良いと思います。

 

この清掃能力は、次の2つの視点で分類することができます。

  • ルンバが通った床が、どれだけ綺麗になるかを示す「ゴミ除去量」
  • ルンバが床をどのように通るかを示す「ナビゲーション能力」

 

この2点について、各シリーズでどのように異なるかを次の図に示しました。

ゴミ除去量

ゴミ除去量には3通りあります。

カーペットやラグの上をルンバを走らせた場合のゴミ除去量は、600シリーズを1.0倍とすると、800シリーズと900シリーズ中の「ルンバ980」以外は1.5倍、900シリーズ中の「ルンバ980」は2.0倍です。

 

この違いは主に、吸引モーターと吸引ローラーの性能の違いから生じています。

吸引モーター

「ルンバ980」は、強力な吸引モーターG3を搭載しており、このモーターがカーペット上で自動的に吸引力を増強する「カーペットブースト機能」によって、唯一ゴミ除去量2.0倍を達成しています。

吸引ローラー

吸引ローラーは、900, 800シリーズには「Aero Force エクストラクター」が搭載されており、600シリーズには「ブラシ」が搭載されています。

Aero Force エクストラクターは、ゴム製ローラー2本からできています。この2本のゴムローラーが床面との間を密閉空間に保つことで、モーターの吸引力を最大限に活かします。さらに、毛がローラーに絡まりにくい構造になっているだけでなく、絡まった場合にもローラーに沿って毛を滑らせるだけで毛を取り除くことができる形状となっています。

一方、600シリーズの「ブラシ」はゴム製ローラー1本とブラシ状ローラー1本からできています。

排気フィルター

また排気フィルターの違いも見逃せません。排気フィルターには、900, 800シリーズには「ダストカットフィルター」、600シリーズには「AeroVacフィルター」または「フィルター」が搭載されています。

900, 800シリーズの「ダストカットフィルター」は、0.3マイクロメートルサイズの微細なゴミでも90%以上をカットしてくれる性能があります。

なお、コナヒョウヒダニの体長は200 ~ 500 um、スギ花粉の直径は20 um, 黄砂は 4 um, PM2.5は 2.5 um以下です。

ダニや花粉は0.3 umよりも十分に大きく、十分にカットできることが期待できます。

一方、600シリーズのフィルター性能についてはカタログに記載がありません。

 

以上のように、ルンバが通った床がどれだけ綺麗になるかという「ゴミ除去量」について見てきました。

900, 800シリーズでは、お手入れが簡単な吸引ローラーによって600シリーズの1.5倍のゴミを除去してくれるだけでなく、排気の微細なゴミも600シリーズよりカットされることが分かりました。

ナビゲーション能力

ナビゲーション能力は、ロボット掃除機の「頭脳」の部分です。

椅子などの障害物を避けながら、床の全ての領域を効率よく通ることが求められます。

 

上の図で示したようにナビゲーション能力には、2種類あります。

ルンバ900シリーズの「iAdapt 2.0」と、800, 600シリーズの「iAdapt」です。

 

iAdapt 2.0 では、ルンバ上面に搭載されているカメラを使用してナビゲーションします。ルンバが部屋の中での自身の位置を把握します。清掃毎に「部屋の地図」を作成して清掃をするので、効率よく、部屋の隅々まで清掃できます。

一方、800, 600シリーズのiAdaptでは、カメラは付いておらずセンサーのみによって清掃を行います。そのため走行ルートは障害物に当たったら方向転換をするといういきあたりばったりな掃除方法です。

 

カメラ付きの「iAdapt 2.0」は、「iAdapt」と比べると賢さが違います。900シリーズを「ルンバ2.0」と呼びたいくらいです。

走行ルートの違いについては、次の動画がわかりやすいです。

iAdapt 2.0

iAdapt

この動画をみると、「iAdapt 2.0」の900シリーズを選ぶしかない気になってきますが、900シリーズはその分価格も高くなっています。

 

ここまで、シリーズ別のルンバの清掃能力の違いを見てきました。

「ゴミ除去量」と「ナビゲーション能力」2点で、次の4つに分類することができることが分かりました。

  • ゴミ除去量2.0倍、ナビゲーション iAdapt 2.0 → 最上位機種のルンバ980
  • ゴミ除去量1.5倍、ナビゲーション iAdapt 2.0 → ルンバ960
  • ゴミ除去量1.5倍、ナビゲーション iAdapt   → ルンバ800シリーズ
  • ゴミ除去量1.0倍、ナビゲーション iAdapt   → ルンバ600シリーズ

シリーズ内での違い

では次に、シリーズ内の機種を比較していきましょう。

シリーズ内の機種の違いは、清掃能力とナビゲーション力以外にあります。

それは「スマホ・スマートスピーカー対応」や「スケジュール機能」などの便利機能や、「付属品数」、「メンテナンスサービスの有無」、「パネル色」などです。

ここからは、シリーズごとに見ていきます。

900シリーズ

ルンバ900シリーズは、980と960, 961の3機種が展開されています。

ルンバ960, 961, 980

ルンバ961は、ルンバ960の色違いでAmazon限定モデルです。清掃能力、付属品に違いはありません。

次の図では、980と960 (961)を比較しています。

900シリーズはどちらも、スマホ対応・スケジュール機能ありです。

またバッテリーはどちらも、最新型のリチウムイオンバッテリーです。

赤外線でルンバの進入禁止領域を作る端末である「バーチャルウォール」は、最新型のデュアルバーチャルウォールが付属します。

 

機種の違いは、カーペットブーストの有無、稼働時間、付属品数にあります。

960ではこれらが削られている分、価格が抑えられています。

詳しくは次の記事で紹介しています。

ルンバ980と960の5つの違い!アイロボットの中の人に聞いてきました!

 

960, 961は、「iAdapt 2.0」が良いけどなるべく安い方が良いという方におすすめの機種です。

価格一覧と価格推移

価格一覧は次のようになっています。価格はほぼ毎日更新しています。

見出しをタップすると並べ替えできます。価格をタップすると価格推移と詳細のページに移ります。

モデル 価格 (円)
980 99,430
961 92,216
960 82,499

価格と価格推移について詳しくは、次のページに掲載しています。

【価格推移】ルンバ960, 980の最安価格を毎日更新【アマゾン・楽天・ヤフー】

800シリーズ

800シリーズは、10機種が展開されています。

機種の一覧と比較を次の図に示しました。

図ではなく一覧表で見たい場合には、次の記事へどうぞ。

付属品一覧表!ルンバ870, 871, 875, 875A, 875Lite, 876, 880, 885, 890, 891の違いは付属品とアプリ対応だけ。

 

どの機種にもスケジュール機能が付いています。スマホ対応は、890, 891のみです。

10機種は、バッテリーとバーチャルウォールの違いで、大きく3つに分類することができます。

バッテリーとバーチャルウォールの種類

その前に、バッテリーとバーチャルウォールの種類の違いについて紹介します。

 

バッテリーには寿命が約6年のリチウムイオンバッテリーと、約3年のXLifeバッテリーの二種類があります。

XLifeバッテリーは10,800円します。XLifeバッテリーの機種の場合は約3年後にこのバッテリー代がかかると思っておきましょう。

そのため、本体価格差が数千円である場合には、リチウムイオンバッテリーの機種を選ぶのがおすすめです。

 

そして、赤外線でルンバの進入禁止領域を作る「バーチャルウォール」端末には、次の3種類があります。

デュアルバーチャルウォール

直線状の進入禁止線「バーチャルウォールモード」と、円形の進入禁止領域「ヘイローモード」とを切り替えて使用可能です。最新型。

お部屋ナビ

直線状の進入禁止線「バーチャルウォールモード」と、ここまで掃除が完了したらこの先に進んでもよいという「ライトハウスモード」とを切り替えて使用可能です。

オートバーチャルウォール

直線状の進入禁止線「バーチャルウォールモード」のみ使用可能です。

 

お部屋ナビは、近年発売された機種には付属しておらず廃止の方向にあるようです。

最新型の「デュアルバーチャルウォール」が付属する機種がおすすめです。

 

では、10機種を3つに分類して順に見ていきましょう。

新機種890, 891, 876

1つ目は、「新機種」のグループです。

2017年に発売された890, 891, 876には、どちらも最新型のリチウムイオンバッテリー + デュアルバーチャルウォールが付属します。

これらの機種の違いを説明すると、876に付属するバーチャルウォールとダストカットフィルターを1つずつ減らし、スマホ・スマートスピーカーに対応させたモデルが、890と891です。

また、890と891の違いはパネル色だけです。

スマートフォンのiRobot HOME アプリを使うと、別の部屋や外出先からでも清掃を開始できます。他にも、清掃開始時間のタイマー予約(スケジュール機能)や、清掃モード設定が可能です。

準新機種885, 875, 875A, 875Lite

2つ目のグループは、「準新機種」です。

2015 ~ 2016年に発売されたルンバ885, 875, 875A, 875Liteには、リチウムイオンバッテリー + オートバーチャルウォールまたはお部屋ナビが付属します。

885がお部屋ナビが付属する機種で、それ以外はオートバーチャルウォールです。

 

885と875には、10ヶ月後メンテナンスサービスが付帯します。これは、ユーザー登録を行うと、10ヶ月後以降に分解・清掃・点検・修理パーツ交換を無償で受けられるサービスです。

なお、このサービスが付帯していない機種でも、有償ですがメンテナンスを受けることができます。

 

885, 875, 875Aには、リモナビというリモコンが付属します。

このリモコンで、清掃開始・スポット清掃開始・ドックに戻る、という指示を出せるほか、ラジコンのように動く方向を指示して手動で掃除することもできます。

しかし、最近の機種には付属していません。実際、使う機会は少ないです。

 

あとは、バーチャルウォール・排気フィルター・交換用エッジクリーニングブラシの付属数の多い順に、ルンバ885, 875, 875A, 875Liteとなっています。

旧機種880, 870, 871

3つ目は「旧機種」のグループです。

2014年に発売されたルンバ880, 870, 871には、XLifeバッテリー + オートバーチャルウォールまたはお部屋ナビが付属します。

880がお部屋ナビが付属する機種で、ほかがオートバーチャルウォールが付属する機種です。

871よりも870のほうが付属品数が多い(上位機種)であることに注意してください。

 

2018年7月の800シリーズのなかでのおすすめは、価格を追求するなら870です。

2018年6月では、875Aが5万円を切っていたためおすすめしていましたが、品切れになってしまいました。

1万円を足すと、新機種の890が購入できます。バッテリーやバーチャルウォールが最新型になるため、高くなっても良いならば、890の方がおすすめです

 

より詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。

ルンバ870ってどう?他シリーズや800シリーズ内ルンバとの違いを徹底比較!

ルンバ870と875, 875A, 875Liteの違いは4つ!わかりやすく紹介します。

価格一覧と価格推移

価格一覧は次のようになっています。価格はほぼ毎日更新しています。

見出しをタップすると並べ替えできます。価格をタップすると価格推移と詳細のページに移ります。

モデル 価格 (円)
870 54,000
871 61,300
875 80,000
875A 89,800
875Lite 52,800
876 47,900
885 82,800
890 56,740
891 71,705

価格と価格推移は、次のページに掲載しています。

【価格推移】ルンバ870, 871, 875, 875A, 875Lite, 876, 890, 891の最安価格を毎日更新【アマゾン・楽天・ヤフー】

600シリーズ

最後の600シリーズは、7機種が展開されています。

うち2機種は色が違うだけのAmazon限定モデルです。

 

ルンバ600シリーズ5機種の一覧と比較を次の図に示しました。

ルンバ600シリーズでは、641, 642と622にはスケジュール機能が付いていません。690はスマホ対応しています。

リチウムイオンバッテリーとデュアルバーチャルウォールが付属する新機種と、XLifeバッテリーとオートバーチャルウォールが付属する旧機種に分けることができます。

新機種691, 690, 680, 642, 641

これらは、バーチャルウォールとフィルターの付属品数に違いはありません。

ルンバ最廉価モデルが641です。ルンバ642は、641の色違いでAmazon限定モデルです。

ルンバ641に、「スケジュール機能」を追加したのが680で、680に「スマホ・スマートスピーカー対応」したのが690です。

691は、690の色違いでAmazon限定モデルです。

旧機種654, 622

旧機種の最廉価モデルが622です。

622に、スケジュール機能を追加したものが654です。

 

新機種との関係は、641の旧機種が622で、680の旧機種が654です。

なお622では、リモナビと交換用エッジクリーニングブラシも付属します。

 

600シリーズでのおすすめは、スマホ対応した方が良ければ690で、そうでなければ680です。

なぜなら、2018年7月現在680、641、654、622の価格はどれも3.8万円程度で差がないため、この中の上位機種である680がよいと思います。

690は4.7万円程度しますので、スマホ対応にこだわらなければ、800シリーズの875Aの方が良いかもしれませんね。

 

より詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。

ルンバ641と622の4つの違い!わかりやすく説明します。

ルンバ 622と654の違いは4つ!わかりやすく紹介します。

価格と価格推移

価格一覧は次のようになっています。価格はほぼ毎日更新しています。

見出しをタップすると並べ替えできます。価格をタップすると価格推移と詳細のページに移ります。

モデル 価格 (円)
622 35,800
641 34,500
642 39,151
654 38,900
680 36,000
690 46,987
691 45,870

価格と価格推移について詳しくは、次のページに掲載しています。

【価格推移】ルンバ622, 641, 642, 654, 680, 690, 691の最安価格を毎日更新【アマゾン・楽天・ヤフー】

価格一覧

価格一覧をまとめて見たい方は、次のページへどうぞ。

ルンバ19機種とブラーバ3機種の価格一覧。同等価格でもっと良い機種はあるのか?最安機種は?

 

シリーズ別の価格一覧と価格推移は次のページに掲載しています。

 

予算別のおすすめ機種は次を参考にしてください。

2018年7月版 予算別ルンバおすすめ機種一覧!4万円から11万円の7価格帯で紹介。

まとめ

ルンバ2018年実売20機種の一覧と機能の比較を見てきました。

600, 800, 900シリーズの違いは、「ゴミ除去量」と「ナビゲーション能力」の2つの清掃能力にあります。

900シリーズのiAdapt 2.0と、600, 800シリーズの iAdaptの違いは歴然としていました。

 

各シリーズ内での違いは、付属品と便利機能の有無にあります。

最近の機種では、バッテリー寿命が伸びており、バーチャルウォールが最新型になっていました。

そのため、値段を比較しつつ、なるべく最近の機種を選ぶと良いでしょう。

 

以上、[2018年版] 図で比較するルンバ20機種の特徴と違いでした。

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