ルンバ641と622の4つの違い!わかりやすく説明します。

ルンバ622は、2015年に発売されたルンバの最廉価モデルです。

一方のルンバ641は、ルンバ622の実質的な後継機種として2017年11月に発売されました。

ルンバ641は、622と比べてどの部分が新しくなっているのでしょうか。

ルンバ641と622の4つの違い

ルンバ641と622の違いは、バーチャルウォールの種類、バッテリーの種類、付属品、本体色です。

641では、バーチャルウォールとバッテリーが最新型となっています。

吸引性能はどちらも同じです。

重量については、641が622より約100 g軽くなっていますが、ほぼ違いはありません。

ルンバ641

iRobot ロボットクリーナー ルンバ641 ブルーシルバー R641060

デュアルバーチャルウォール   1個
バッテリー           リチウムイオン(寿命6年)
リモナビ(リモコン)      なし
交換用エッジクリーニングブラシ なし
本体色             ブルーシルバー
重量              約3.6 kg

ルンバ622

【国内正規品】 iRobot ロボット掃除機 ルンバ 622 ホワイト

オートバーチャルウォール    1個
バッテリー           ニッケル水素電池(寿命3年)
リモナビ(リモコン)      1個
交換用エッジクリーニングブラシ 1個
本体色             ホワイト
重量              約3.7 kg

 

違いを詳しく見ていきましょう。

バーチャルウォールの種類

バーチャルウォールは、ルンバに「ここから先には入らないで」ということを伝える装置です。

1個で1か所を侵入禁止にできますので、2か所を侵入禁止にしたい場合は2個いります。

どちらの機種も1個付属します。

641のデュアルバーチャルウォールの方が「ヘイローモード」を使える分、高機能です。

641のデュアルバーチャルウォール

641に付属している、デュアルバーチャルウォールは、

  • 直線状の壁を作る「バーチャルウォールモード」と、
  • 直径1.2メートルの進入禁止エリアをつくる「ヘイローモード」と

を切り替えて使うことができます。

 

バーチャルウォールモードは、玄関や、入ってほしくない部屋の入り口、ルンバが落ちる可能性のある段差に設置して使います。

ヘイローモードは、ペットの餌や小物など、床に物が置いてある領域に近寄らないようにすることができます。(なお、ルンバが餌のお皿に衝突すると豪快に餌が散らばります。)

622のオートバーチャルウォール

ルンバ622に付属するオートバーチャルウォールは、「バーチャルウォールモード」だけを使用できます。

なお、オートバーチャルウォールには、マニュアルモードというものがあり、それに切り替えると手動でバーチャルウォールのON/OFFができ、電池を節約できます。641のデュアルバーチャルウォールは、通常モードが省エネ設計になっていますので、マニュアルモードはありません。

 

つまり、641のデュアルバーチャルウォールは、円状の侵入禁止エリアを作る機能の分だけ高機能です。

また、デュアルバーチャルウォールの方がコンパクトで、目立ちにくいです。

 

なお、デュアルバーチャルウォールを別途購入すれば、ルンバ622でも使用することもできます。

iRobot デュアルヴァーチャルウォール 4491744

バッテリー

ルンバ641には、寿命が約6年のリチウムイオンバッテリーが付属します。

一方のルンバ622には、寿命は半分の約3年であるXLifeというニッケル水素電池バッテリーを採用しています。

つまり、バッテリーもルンバ641の方が高寿命です。

 

バッテリーを買い換える場合は、1万円程度で買い換える事ができます。

リモナビ(リモコン)

ルンバを操作するのことのできるリモコンです。

清掃開始・スポット清掃開始・ドックに戻る、という指示の他、ラジコンのように動く方向を指示して手動で掃除することもできます。

 

リモナビは、622に付属していますが、641には付属していません。

リモナビを別途買って、641で使うことも出来ます。

でも、リモナビはなくても困らないと思います。ルンバ最上位機種の980でも、リモナビは付属していません。

交換用エッジクリーニングブラシ

部屋の隅の汚れを掻き取るブラシです。ルンバを上から見て右上方向に飛び出て見えるブラシのことです。

641と622のどちらにも、エッジクリーニングブラシは始めから本体に1つ取り付けられていますが、ブラシが折れた場合に使うのが、この交換用ブラシです。

交換用として622には1つ付属しますが、641には付属しません

 

交換用ブラシも、買い足すことができます。

エッジクリーニングブラシは、家具にぶつかって折れるなどしなければ、経験上結構長く使えます。折れたときに、購入すればよいでしょう。

 

純正品は、実売価格で1つ1,590円です。純正品ではないものだと、3つで400円というものもあります。

ルンバ 純正 エッジクリーニングブラシ【500・600・700シリーズ共通】

どちらがおすすめか?

ここまで見てきたように、641は622よりもバーチャルウォールが円状の進入禁止エリアを作ることのできる最新型になり、バッテリー寿命が倍になりました。ただし641は622と異なり、リモナビが付属しておらず、エッジクリーニングブラシは本体に初めから付いている1個のみ付属します。

 

以前は641が9千円ほど高価でしたが、現在ではルンバ641の方が安いため、ルンバ641を強くおすすめします

641の上位機種は?

641の上位機種は、ルンバ680です。スケジュール機能が追加されています。その他の清掃性能や付属品は同じです。

641 + スケジュール機能 → ルンバ680
622 + スケジュール機能 → ルンバ654

 

ルンバ680にさらにスマホアプリ対応した機種が、600シリーズ最上位機種のルンバ690です。

641 + スケジュール機能 + スマホアプリ → ルンバ690

 

ルンバ641と690との違いについて詳しくは、次の記事を参考にしてくださいね。

ルンバ641と690の違いは3つ!スケジュール機能の有無が選択のポイント。

 

予算別のおすすめ機種こちらの記事で紹介しています。

641を含む最新5機種の違いについては、こちらの記事で紹介しています。

 

次の記事では、ルンバの各機種を図で比較していますので参考にしてみてください。

[2019年] 図で比較するルンバ24機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。

まとめ

  • ルンバ641は、ヘイローモードを使用可能なデュアルバーチャルウォールが付属し、バッテリー寿命は6年。
  • ルンバ622のオートバーチャルウォールでは、ヘイローモードは使用できない。バッテリー寿命は3年。
  • 価格差がほぼないため、ルンバ641がおすすめ。

 

以下の関連記事も参考にしてみてください。

以上、ルンバ641と622の違いは4つ!わかりやすく紹介します。でした!