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ルンバ692はお得?機能や使い勝手を他のルンバと比較する!

2020 11/27
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ルンバ
2020年11月27日

ルンバ692は2020年に発売されたAmazon.co.jp限定のルンバです。

他のルンバよりも安いですが、何が違うのでしょうか。わかりやすく紹介します。

目次

シリーズ別の位置づけ

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Amazon限定モデル ルンバ692
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まずはシリーズ別の観点から、ルンバ692の機能を見ていきましょう。

2020年現在、ルンバには600シリーズ、e5シリーズ、iシリーズ、sシリーズの4つがあります。800, 900シリーズもありましたが、現在では廃盤です。ルンバ692は、ルンバ600シリーズの一つです。

ルンバの性能は、通ったところのゴミをどれだけ綺麗に吸えるかという「ゴミ除去能力」と、部屋の中をどれだけ隅々まで無駄なく通れるかという「ナビゲーション力」の2つで表すことができますが、シリーズによってこの性能が異なります。まずは、ルンバ600シリーズと他のシリーズについて機能を比較してみましょう。

600シリーズのゴミ除去能力とナビゲーション力は、次のようにスタンダードなものです。

ゴミ除去能力

  • 吸引力「1倍」
    ルンバの中では弱いが、他のロボット掃除機よりは強いらしい。フローリングや毛足の短いカーペットで活躍。
  • 吸引ローラー「ブラシ」

    ゴム製ローラーとブラシ状ローラーからなる。普通の掃除機同様に糸や毛が絡むこともあるため、ときどき取り除く。
  • フィルター「AeroVacフィルター」

    普通のフィルター。排気にハウスダストが含まれるのが気にならなければ、これで十分。

ナビゲーション力

  • カメラ「なし」
    部屋の形状を認識したり記憶したりはしない。その代わり、多数のセンサーで周囲の状況を把握。
  • 清掃ルート決定「iAdapt」
    綺麗になるまで、ジグザグに清掃。

 

ナビゲーションのiAdaptについては、次の公式動画が参考になります。

 

一方、価格が10万円を超えるルンバiシリーズでは、吸引力は10倍あり、吸引ローラーは床との密着性がより高く、排気フィルターは排気からホコリや花粉、ダニなどのアレルゲンを99%取り除きます。また、カメラを搭載しており、部屋の形状を認識・記憶するためスマホから清掃する部屋を指定することができます。

 

シリーズ別の機能については、次の図にまとめました。

より詳しく性能を比較したい方は次の記事を参考にしてみてください。

図で比較するルンバ26機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。

 

このように、ルンバ692が属する600シリーズは、ロボット掃除機として必要最低限の機能に絞られていて付加機能はありませんが、その分価格が安くなっています。iシリーズの3分の1ほどの価格で、コストパフォーマンスはとても良いと思います。これはメーカー側の思惑として「価格を抑えたルンバでロボット掃除機の便利さを体験してもらって、次の1台は高いルンバを買って欲しい。」というものがあるのだと思います。

692の600シリーズ内での比較

次に、ルンバ692の性能を、他のルンバ600シリーズのルンバと比較してみましょう。他のモデルと異なるのは、稼働時間と、スマホ対応、スケジュール機能の有無、バッテリー種類、付属品の5点です。違いを図で比較すると次のようになります。

ルンバ692は2020年発売モデルということもあり、廉価モデルにも関わらず他のモデルよりも性能が高いです。稼働時間は2019年以前発売のモデルは60分でしたが、ルンバ692は90分ありますので、以前よりも一度に広い領域を掃除できるようになりました。また、スマホアプリに対応していて、スマホから起動・停止を行うことができます。スマホからのスケジュール予約機能にも対応しており、仕事などで部屋を不在にする時間が決まっている方は、不在の間に自動で清掃させることができます。バッテリーは新しいリチウムイオンバッテリーが採用されています。

唯一見劣りするのが、デュアルバーチャルウォールが付属していないことです。デュアルバーチャルウォールとは、赤外線でルンバの進入禁止エリアを作る事のできる次のような手のひらサイズの端末です。デュアルバーチャルウォールはオプションで7000円前後で購入することもできます。

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デュアルバーチャルウォール
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直線状か円状の2つから進入禁止エリアを選ぶことができます。侵入してほしくない部屋の入り口においたり、ペットのご飯が置いてある場所に置いたりして侵入を防ぎます。玄関のタタキや階段の入り口に置いておけば、ルンバが落下するのを防ぐことができます。一応ルンバは3~4 cmより大きい下りの段差を検知すると引き返すようになっていますが、ラグを引っ掛けていて段差を検知できなかったり、引き返した先に障害物があったりすると落ちることもあります。ルンバはわりと丈夫なので落ちてもそうそう壊れませんが、一度落ちた場合には、今後もしばしば落ちて清掃が中断してヘルプを要求されることが予想されますので、そういう場合にはデュアルバーチャルウォールを別途購入すると良いでしょう。

ルンバ692にデュアルバーチャルウォールを一つ付属させたものが、ルンバ671です。公式のアイロボットストアで43,780円(税込)です。予めバーチャルウォールが必要と分かっている場合には、692の価格にバーチャルウォールの価格を足したものと比較して安い方を購入すると良いでしょう。

ルンバ 671
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    ルンバ692はどんな方におすすめか

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    Amazon限定モデル ルンバ692
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    このようにルンバ692は、ゴミ除去能力とナビゲーション力はスタンダードなものですが、600シリーズの過去のルンバと比べると稼働時間やスマホ対応機能などが増えて高機能になっています。ルンバ692はどのような方におすすめかというと、フローリングか毛足の短いカーペットが敷かれた1~2部屋(1階あたり)をルンバに掃除させたい方です。

    ルンバ692のゴミ除去能力はスタンダードなものですので、ゴミを吸いやすいフローリングや毛足の短いカーペットの床で活躍します。1回ではゴミが取れなくても、自動で毎日清掃をさせていればだんだん綺麗になっていきます。しかし、毛足が長い絨毯やラグが床の大部分を占めているとか、毎日ペットの毛がたくさん出るということであれば、ゴミ除去能力がより高い上位シリーズのルンバe5やi7のほうがよいかもしれません。

    また掃除機がけをすると咳がでるという方は、吸った空気からハウスダストを濾し取るフィルターがついた上位シリーズの方がよいかもしれません。とはいえ普通の掃除機でも、高性能なHEPAフィルターがついている機種は少ないでしょうから、気にならなければこれで十分でしょう。

    ルンバ本体のゴミ容器には、紙パックは使えません。これは上位モデルでも同じです。1週間に1回など、定期的にルンバからゴミ容器を取り外して、ゴミ箱の上でトントンと叩いて溜まったゴミを捨てます。ゴミ捨てが面倒であれば、ルンバi7やルンバs9にはゴミ捨ても自動でしてくれるクリーンステーションがついています。

     

    ナビゲーションについては、部屋の形状を認識せずジグザグに掃除していくため、上位モデルよりは時間はかかります。2~3度同じ場所を通ることもありますが、その分綺麗になっていると考えればよいかもしれません。カメラがなく部屋の形状を認識しないため、部屋の出入り口が狭い場合には、隣の部屋を発見できずに清掃を完了してしまうことがあります。そのため、たくさんの部屋を効率よく掃除するというのは苦手ですので、ルンバ692は、つながっている1~2部屋を掃除するために使うのが便利でしょう。

    ルンバを運ぶのが面倒でなければ、掃除したい部屋にルンバを運んで清掃スタートをさせれば、階が異なっている部屋でも掃除させることができます。ルンバを部屋ごとに運んで清掃させるという使い方においては、ルンバi7やs9では別の部屋と勘違いしてうまく掃除できないことがありましたので、ルンバ692の方が良いでしょう。

    ルンバの清掃時の騒音は、普通の掃除機よりも小さいとは言われますが、それでも結構うるさく、同じ部屋でテレビを見るのは難しいです。そのため、1~2時間不在にすると分かっているときに清掃するか、人のいない階の清掃をするのが良いでしょう。なお、うるさいのは上位モデルのルンバi7やs9でも同じです。

    ルンバで清掃する前には、床に落ちている障害物(座布団、クッション、おもちゃなど)は片付ける必要があります。ルンバで掃除機がけはとても楽になるのですが、その反面、床の片付けが面倒と感じる方は多いようです。床で生活をしていてモノが散らばっているという場合は、特に面倒に感じるかもしれません。ルンバを導入するのを機会に、床にものをおく習慣をなくすのがおすすめです。ルンバ導入をきっかけにして、部屋が他人に見せられるくらい綺麗に保たれるようになったという話しはよく聞きます。ただ、幼児の遊び部屋がある場合には、おもちゃを片付けても一瞬でまた散らかると思いますので、その部屋はルンバを走らせるのはあきらめることになるでしょう。

    ルンバは以前よりもケーブルを引っ掛けにくくなってはいるものの、それでもまだ引っ掛けます。軽いラグは引きずって巻き込むことがあります。ケーブルは床や壁に固定したり、ラグには滑り止めを付けたりします。そうできない場合には、清掃前に上に上げるようにします。

    ルンバは段差は2 cm未満なら越えられ、3 ~ 4 cmくらいなら下ります。2 cm未満なら行って帰ってこれますし、2~4 cmなら下ったまま登ってこれません。部屋の出入り口にそれよりも大きい段差があって、部屋の先まで清掃させたい場合には、スロープを置く必要があります。自作してもよいですし、次の記事で紹介しているような商品もあります。おすすめのルンバ用スロープを紹介!

     

    長くなりましたが以上のように、ルンバ692はフローリングや毛足の短いカーペットが中心の1~2部屋を掃除するのにおすすめのモデルです。価格が安いですので、階ごとに購入するのもよいかもしれません。

    ルンバ全体に言えることとして、清掃スタート前に床を片付けるのが面倒です。とはいえ、片付けを習慣化できれば、ルンバは掃除機がけを毎日でも1日2回でも嫌がらずにしてくれ、部屋がとても綺麗に保てます。

     

    ロボット掃除機は、食器洗い乾燥機と同じで、使ってみないとその良さがわからない家電だと思います。ルンバ692は他のシリーズと比べてコストパフォーマンスが良いですので、ロボット掃除機が気になっている方がはじめの一台として購入するのにおすすめです。一度使ってみて、もしもっとよい性能のものが欲しくなったり、自分の生活スタイルには合わないと思ったりしても、ロボット掃除機が気になっているという親戚に譲ったり、メルカリで売ったりしてもよいと思います。

    ぜひルンバを導入して、片付いた綺麗な部屋を手に入れてくださいね。

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    Amazon限定モデル ルンバ692
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    価格推移は次のようになっています。

    まとめ

    2020年に発売されたAmazon.co.jp限定のルンバ、ルンバ692の性能や使い勝手について他のモデルと比較しました。ルンバ692は清掃能力はスタンダードなものですが、過去の廉価版ルンバと比べても性能は高くなっており、コストパフォーマンスもよいです。はじめてのロボット掃除機としておすすめの一台です。

     

    ルンバの他のモデルについては、次の記事で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてください。

    図で比較するルンバ26機種の特徴と比較。ひと目で分かる本体性能と付属品の違い。

     

    以上、ルンバ692の性能と使い勝手を他のルンバと比較する!でした。

    参考

    • ルンバ 600シリーズ 公式ページ
    ルンバ

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