東芝の角皿式スチームオーブンレンジER-V60とER-S60は何が異なるのでしょうか。違いは2つあります。わかりやすく紹介します。
次の記事では、東芝のオーブンレンジについて一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
[参考] 東芝 電子レンジ28台の性能を一覧表で比較![石窯ドーム]
2つの違い
ER-V60とER-S60はどちらも庫内容量23 Lで、角皿式のスチーム機能のあるオーブンレンジです。ER-V60は、ER-S60の後継機種です。ER-V60は2020年発売で、ER-S60は2018年発売です。
2つの機種の違いは次の通りです。
- 掲載レシピ・搭載オートメニュー
- ボタン配置とボタン色
マイナーチェンジだけが行われており、ほとんど違いはありません。
違いを表で比較すると次のようになります。
タイプ | 角皿式スチームオーブンレンジ | |
庫内容量 | 23L (ワイド&フラット庫内) | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
---|---|---|
2020年08月 | 2018年09月 | |
参考価格 |
グランホワイト − |
グランホワイト − |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
オーブン・グリル | ||
オーブン温度 | 100~250℃(250℃は約5分まで。その後200℃。予熱は最大200℃。) | |
加熱方式 | 庫内4面遠赤(底・奥・左右)/ (上)ガラス管ヒーター/ (下)シーズヒーター(埋め込み) |
|
深皿調理 | − | |
過熱水蒸気調理 | − | |
ハイブリッド調理 | − | |
ノンフライ調理 | ● | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
グリル調理 | グリル調理 | |
カラッとあたため | ● | |
トースト (6枚切り2枚) |
5分45秒(約3分40秒で裏返し) | |
冷凍トースト | 8分30秒(約5分50秒で裏返し) | − |
スチームトースト | − | |
ふっくらパン | ● | |
発酵 | 30・35・40・45℃ | |
スチーム発酵 | − | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
レンジ | ||
レンジ出力(W) | 1000/600・500連続 200相当、100相当(1000Wは3分まで。その後600W。) | |
センサー | 温度センサー | |
あたため機能(抜粋) | ごはん/おかず/冷凍ごはん/牛乳/コンビニ弁当 | |
解凍 | 解凍/さしみ(グラム合わせ) | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
スチーム | ||
スチーム方式 | 角皿式 | |
スチーム調理 | 角皿スチーム調理 | |
スチームレンジ | − | |
総レシピ数(自動メニュー数) | 83(73) | 125(73) |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
お手入れ | ||
庫内コーティング | 遠赤・脱臭ブラックコート ( 扉部、底面を除く ) |
|
手間なしお手入れコース | − | |
使いやすさ | ||
IoT機能 | − | |
表示 | 液晶表示 | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
付属品 | 角皿(鉄板ホーロー)38.8×30cm 1枚/取扱説明書 兼 料理集 |
|
外形寸法(mm) | 480(幅)×390(奥行)×325(高さ) | |
庫内有効寸法(mm) | 376(幅)×320(奥行)×173(高さ) | |
設置寸法 | 背面ピッタリ 左1.5cm、右4.5cm、上方10cm以上 |
|
質量 | 約13kg | |
消費電力(W)/ヒーター出力(W) | 1220/オーブン1150・グリル800 | |
消費電力(W)/高周波出力(W) | 1430/1000 | |
年間消費電力量 | 73.4kWh/年 | |
公式ページ | ER-V60 | ER-S60 |
違いについて詳しく見てみましょう。
レシピ数・オートメニュー数
総レシピ数と自動メニュー数は、ER-V60では83個と73個で、ER-S60では125個と73個です。自動メニュー数は同じですが、総レシピ数はER-S60の方が多いです。
ここで総レシピ数とは、レシピ集に掲載されているアレンジレシピなども含んだレシピの数です。自動メニュー数とは、自動調理可能なメニュー数のことです。
詳しく比較すると、ER-V60には「おつまみ1分」という1分で作れる一品メニューが新しく自動メニューに追加されています。例えば、えのきバターしょうゆ、かぼちゃマヨサラダ、さば缶とキャベツのカレー風味のレシピがあります。お手軽・時短調理が最近の流行りですが、自動メニューで簡単にもう1品を作れるのは嬉しいですね。また、食パンのトースト自動メニューに冷凍トーストも追加されています。食パンを冷凍して保存している方は、自動メニューで焼けると便利でしょう。レシピ集に掲載されているレシピはほとんどが自動メニューになっています。
ER-S60では、焼き物・スイーツのレシピと、ABCクッキングスタジオが開発したレシピがレシピ集に多く載っています。ABCクッキングスタジオのレシピが気になるという方は、ER-S60がおすすめです。
とはいえ、レシピ集は公式ページからダウンロードすることもできますので、ER-V60でもER-S60のレシピ集を見て、同じように調理することはできます。
ボタン配置
ER-V60とER-S60は、ボタン配置やボタンの色が少し異なります。
次はER-V60本体の画像です。
液晶画面の右側に手動調理ボタンがあり、左側に自動メニューや上下ボタンがあります。ボタンの色は白色です。
次はER-S60本体の画像です。
ER-S60では、液晶画面の左側に手動調理ボタンがあり、右側に自動調理メニューがあり、逆になっています。また、自動調理メニューボタンとスタートボタンの色は黒色です。
このように、ボタン配置や色に違いはありますが、使い勝手には大した違いはありませんのでどちらでも良いでしょう。
どちらがおすすめか
このように、ER-V60とER-S60の違いは、レシピ・オートメニューとボタン配置だけです。ER-V60では「おつまみ1分」や冷凍トーストメニューが自動メニューに入っていますので、これらが気になる方はER-V60が良いでしょう。
一方で、特にこだわりがないのであれば、購入時に価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
なお、どちらの機種も、角皿式のスチーム調理に対応しています。角皿式のスチームとは、角皿に水を注いでオーブン加熱することで、蒸気を出して、スチーム調理をする方式です。レンジとスチームを組み合わせて使うことはできませんが、オーブンとスチームを組み合わせると、茶碗蒸しやプリンを作ることができます。オーブンレンジで作ると火加減おまかせにできますので便利です。購入したらぜひ試してみてくださいね。
価格は次のようになっています。
タイプ | 角皿式スチームオーブンレンジ | |
庫内容量 | 23L (ワイド&フラット庫内) | |
型名 | ER-V60 | ER-S60 |
---|---|---|
2020年08月 | 2018年09月 | |
参考価格 |
グランホワイト − |
グランホワイト − |
まとめ
東芝 角皿式スチームオーブンレンジ ER-V60はER-S60の後継機種です。レシピやボタン配置が少し変わっただけですので、購入時に価格が安い方を選ぶと良いでしょう。
次の記事では、東芝のオーブンレンジについて一覧表で性能を比較していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
[参考] 東芝 電子レンジ28台の性能を一覧表で比較![石窯ドーム]
次の記事も参考にしてみてくださいね。
以上、東芝 ER-V60とER-S60の2つの違い!でした。
参考
- TOSHIBA(東芝)
- Amazonで口コミ・レビューを見る
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