ルンバ980のモニター利用を開始して約3週間が経ちましたので、良かった点と惜しいと思った点を紹介します。
長くなりましたので、この記事では良かった点を紹介し、ここは惜しい!と思った点は、後編で紹介しています。ルンバ980を試用してみて、良かった点・惜しかった点 [後編 惜しかった点]
アイロボットファンミーティングに参加して、ルンバ980の3ヶ月限定のモニター利用をさせていただいています。
目次
とても楽に掃除ができる
ルンバを使った掃除は、「掃除機がけ」の概念が変わるほど楽です。
楽すぎて、毎日、あるいは1日おきに掃除してしまっています。
普通のキャニスター型掃除機で、毎日掃除することを考えたらどれだけ大変でしょう。
毎日掃除をしているという人の話を聞くと、それって掃除が趣味なんでしょ?、と思うくらい、私は掃除は好きではありません。
今までは私は、1週間に1~2回掃除機をかけるだけでした。
そして子供が生まれてからは、2週間に1回になってしまっていました。
赤ちゃんがホコリを吸うと良くないので、今までより掃除した方がよいと言われますが、育児の合間に掃除機をかけるのは不可能なレベルです。
赤ちゃんが寝ている間に、哺乳瓶の煮沸をしたり、他の家事をしたりしなくてはいけないのに、もし掃除機がけをして赤ちゃんを起こしてしまったら、余計に何もできなくなります。
一方で、ルンバを使った掃除は、
- ルンバが通れるようにドアを開けて、
- 巻き込みやすいものを床から上げて、
- ルンバをスタートする
だけです。
自分でやる作業は、1分もあれば終わります。
ルンバをスタートするには細かい設定は必要なく、本体のボタンを押すか、あるいは外出先からスマホアプリのボタンを押します。
すると、子供にミルクをあげて絵本を読んでいる間に、部屋中の掃除が終わります。外出中ならば、帰ってくる頃には掃除が終わっています。
なお、掃除を毎日ではなく、1日おきにすることがあるのは、面倒だからというわけではなく、床が綺麗すぎて、もうこれ掃除しなくて良いんじゃないの?と思うからです。
自分で掃除するより綺麗になる
ルンバではじめて掃除をした後に家族に、床の感触が違う、と言われました。
床にホコリが少なすぎて、床の感触が「サラサラ」から「キュッキュ」になったということのようです。
家族がそう感じるくらい、床が綺麗になったことにびっくりしました。
自分で掃除機をかけたときには、そんなことを言われたことはありません。
主婦よりもルンバの方が綺麗に掃除をする、というルンバの紹介記事が、アイロボット公式ページにありましたが、確かにこの通りに、ルンバの方が床を綺麗にしてくれます。
次の画像は、初めてルンバで掃除したときに取れたゴミです。
このようにゴミがたくさん取れたのは、初めてルンバで掃除したときだけではありませんでした。
掃除をするたびにルンバのダストボックスを覗くと、毎回これくらいたくさんのホコリが取れていて驚きます。
その内容は、綿埃のようなものがほとんどで、あとは髪の毛やら、フケ・ダニと思われる白い粉やらです。
ほぼ毎日掃除をしていて、床は綺麗に見えるのに、どこからこんなにゴミがとれるのか、むしろ不思議になってきます。
しかしこれは多分、普通の掃除機では取れておらず気づいていなかっただけで、実際は毎日それだけホコリが溜まっているということなのだと思います。
裏返せば、ルンバでそれだけ毎日床が綺麗になっているということですから、とても気持ちが良いです。
ルンバによる掃除の方が床が綺麗になるのは、次の理由によると私は考えています。
- ルンバは、普通の掃除機よりもハウスダストを撒き上げにくい
- ルンバは、より長い時間をかけて掃除をする
- ルンバは、掃除しにくいベッドの下なども隅々まで掃除する
1. ハウスダストを撒き上げにくい
掃除機をかけると大きなホコリは取れるけれど、掃除機でとれない細かなホコリは排気で撒き上げられてしまい、掃除機を掛けてもまたすぐに床が汚れるという問題があります。
ルンバは普通の掃除機よりも排気が少なく、ハウスダストをまきあげにくくなっているそうです。
またダストカットフィルターにより、細かいホコリも排気に逃がしにくくなっているとのこと。
そのため、普通の掃除機よりも綺麗になるのだと思います。
ハウスダストをまきあげにくいため、ルンバは赤ちゃんがいる部屋でも安心して使うことができます。
2. 長い時間をかけて掃除をする
うちの部屋数は2LDKですが、自分でキャニスター掃除機を使って掃除するときにかける時間は、全部屋で15分程度です。
それがルンバの場合は、一回清掃するのに30-40分かけます。
掃除機でホコリを十分にとるコツとして「ゆっくり何度もかけること」とテレビでよく紹介されていますが、実際に自分で掃除をするときにはそんなに時間をかけていられません。
ルンバは、まさにゆっくり何度も掃除をしてくれます。
そのため、自分で掃除するよりも綺麗になるのだと思います。
自分でこれだけの時間掃除するのは無理です。
ルンバであれば、その間自分は他のことをしていられます。
3. 掃除しにくいベッドの下も隅々まで掃除をする
掃除が面倒なのが、ベッドの下などの家具の下です。
普通の掃除機の場合は、床に頭をつけて掃除機のヘッドを入れて掃除しなければなりませんし、端まで綺麗に掃除しにくいです。
しかし、ルンバなら家具の下が10 cm以上あれば、入っていって難なく隅々まで掃除をしてくれます。他の床と同じように綺麗にしてくれます。
家具の下のホコリもなくなると、風が吹くなどして家具の下のホコリが床に戻ってくる心配もありません。
このように家具の下まで綺麗になると、とても気持ちが良いものです。
床にものを置かなくなる
ルンバに掃除をさせるには、床のものを片付けなければなりません。
それまでは自分の部屋の床には、衣類や工具箱を置いていましたが、ルンバを導入してからはそれらを押入れやタンスに片付けるようになり、床にものを置かない習慣がつきました。
つまり、ルンバを導入したことで、床のホコリがなくなっただけでなく、整理整頓された部屋になるという副作用がありました。
私のように部屋が汚い人は、ルンバを導入する前にまず部屋の片付けをしなくてはならず、億劫であると思います。
しかし、一回片付けてしまえば、あとは毎日ずっとルンバが掃除してくれると考えると、私は重い腰を上げる気になりました。
掃除をするようになる
床は常に綺麗になり、ホコリを見かけることが少なくなりました。
そのため今まで気にしていなかった、ルンバで掃除できないような、棚の上とか、40 cm幅以下の隙間にあるホコリも気になるようになりました。
自分で掃除機をかけている時には、掃除機をかけるだけで疲れてしまって、そこまで掃除をする気になれませんでした。
しかし、今では時間が出来たときには、そのようなところをササッとウェットティッシュで拭いたり、コロコロで掃除したりようになり、床以外も綺麗に保たれるようになりました。
ルンバは部屋の全てを掃除することは出来ませんが、床はルンバ、それ以外は自分、というように役割分担して掃除しているイメージでいます。
まとめ
ルンバを試用して良かった点は次の4つです。
- とても楽に掃除ができる
- 自分で掃除するより綺麗になる
- 床にものを置かなくなる
- 掃除をするようになる
ルンバを導入することで、床は今よりも楽ができて、さらに今よりも綺麗になります。
これだけでもルンバを導入する価値は十分にありますが、さらに良い副作用として、整理整頓をする習慣が付き、床以外の場所も掃除したくなりました。
ルンバの現行4機種についてはこちらの記事で比較していますが、最上位機種で10万円以上しますから、普通の掃除機と比べるとなかなか容易に買えるものではありません。
それでも、ルンバは壊れにくく、一度買えばずっと床掃除を任せられます。
ルンバで節約した時間を、有意義なことに使うことを考えると、良い投資だと思います。
ルンバを試用してみて惜しかった点は次の後編の記事で紹介しています。
ルンバ980を試用してみて、良かった点・惜しかった点 [後編 惜しかった点]
以上、ルンバ980を試用してみて、良かった点・惜しかった点 [前編 良かった点]でした。
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